ビクトリアス VICTORiOUS (2010年・アメリカ) 主題歌：ビクトリアス・ジャスティス「Make It Shine」 公式ツイッター https://twitter.com/victorious 公式ホームページ http://www.nick.com/shows/victorious http://www9.nhk.or.jp/kaigai/victorious/

17 Jan. 2011
第11話 じゃあラブソングを The Diddly-Bops

脚本／Matt Fleckenstein
監督／Steve Hoefer
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シコウィック先生の授業後、トリーたちは引き留められる。
シコウィッツは何故か女性モノのバッグを間違えて持ってきて
おり、生徒たちに指摘されて慌てる姿。先生はトリーたちに
小遣い稼ぎをしないか?と問い、自分の大学時代のルームメイト
にラスベガスのホテル王・ケビン・チェースが居るが、彼の息子
が今週4歳の誕生日なのだという。子供に人気のザワガファッツ
クルズを誕生日会に呼んだが、プライベートジェットが不時着
してしまい来られなくなったという。そこで変わりに誕生日会
で演奏してくれるバンドを捜しているのだという。バイト代に
は1千ドルが出るとし、会場も学校のブラックボックスシアター
で行うのであのステージで歌うだけで金が貰えるのだと語る。
トリーたちは引き受ける中で、シコウィッツの母親がベーグル
を持って学校にやってくる。

トリーの部屋で何を歌うのかと曲を考える。
アンドレが歌を作るが、ハナハナハナなんて曲を歌ったら子供
は鼻に指をツッコミ出すわよと告げるジェイド。アンドレは
子供の曲なんて思いつかないという中、ロビーはこんな歌はどう
か?として、"割れたガラス"という曲を披露する。血が流れる
曲にそんなの却下だとするが、花びらをハサミで切りまくってい
たジェイドは良い感じだと告げる。

まずは歌のテーマを考えてから作ろうという事に。
4歳児が好きなものは何か。インターネットサイトで調べると
子供に人気の曲7位まで全て食べ物の歌になっている事を知る。
そんな中アンドレの元に電話が鳴ると、先週プロデューサー
宛てに送ったデモテープが気に入られた様で偉い人から契約
したいとの連絡が入ったという。もう一曲作れと言われたとの
事だった。

いよいよ子供達のパーティーが行われる。
ケビンは息子のヘンリーやその友達を多数連れてやってくる。
ワガファックルズが来ないと聞いて子供達はブーイングするが、
シコウィッツは素敵なバンドを紹介すると告げ、"The Diddly Bops"
だと勝手に名付けて、トリーたちを舞台に呼ぶ。すると一同、
着ぐるみを着て現れる。
キャットはブロッコリ、トリーはアイスクリーム、アンドレは
パスタ、ジェイドはハンバーガー、ベックはアメリカンドッグ
ロビーはピザだった。みんなで食べ物を分け合おう〜と歌うと
予想外に子供達に大人気。ヘンリーはその様子を携帯カメラで
動画撮影し、キディオーズという動画サイトに投稿したことで、
一気に"The Diddly Bops"は街の子供達の人気者になる。
しかしそれを見たアンドレを買っていたプロデューサーは、
ウチのレーベルとはイメージが違うとして契約を断られてしまう。
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バイトとして子供向けに食べ物の歌をステージ上で披露した
トリーたち。そのステージを録画していた子供が動画サイトに
アップした事で、一気にトリーたちのパフォーマンスグループに
人気が出る。人気の陰でその弊害も現れ始め・・・

やっぱりこのドラマ、ジェイドの行動ばかりを見てしまう。

花をちぎる姿があったり、ロビーのパペットの腕をもぎったり
するダークサイドな一面が有ったかと思えば、ハンバーガーの
着ぐるみを着たり、最後はアンドレのラブソングを聞きながら
ベックとキスしたりするなど、ツンデレ具合がちょうど良い。
トリーの事をベガと呼ぶ所も彼女らしいところかも。
なんで歴史の教科書を黒く塗るみたいな所が有ったけど、
借りた教科書に線を引いたりする人って居るよな。

このドラマで人気を二分しているであろうキャットに対する
ジェイドの視線も鋭い。ロビーはジェイドにキャットの腕
はもぎ取らないのか?と語っていたけど、ジェイドにとって最も
苦手とするのが案外トリーではなくキャットじゃないのかなと。
彼女の口癖のオッケッケーも可愛い。

ネタ的にはシットコムではありがちなもの。
Dlifeで放送しているディズニーの「グッドラック・チャーリー」
でも"The Gurgles"と言う幼児向けの着ぐるみを着たグループが
大人気だったりするし、ネットを介して人気が出るという所
は、今時っぽい。ただ4歳児で動画撮影して投稿するという
辺りが末恐ろしい世の中を物語っているかもしれん。

アンドレは度々音楽の才能を発揮していたけど、主に歌よりも
曲作りや伴奏者としての一面の方が前面に出ていたので
今回歌う姿が有ったのは良かった。
音楽プロデューサーとして現れる謎の中国系の男性が、鈴木亮平
さんに似ているので驚く。

シコウィッツ先生ネタは頭の毛と共にちょっぴり寒かった
けどまさかの36歳。どう見ても40代後半から50代前半にしか
見えません。

そしてライブパフォーマンスを見ている男が"東京"と書かれた
Tシャツを着ているのが笑える。


■使用された曲

・"Waggamuffins Song"
・"Nose Song"
・Matt Bennettの"Broken Glass"
・Victoria Justice, Leon Thomas III, Matt Bennett, Elizabeth
Gillies,
Ariana Grande, and Avan Jogiaの"Favorite Foods"
・Leon Thomas III and Victoria Justiceの"Song 2 You"
・The Baby Grandsの"Diggin' a Hole to China"
・Mark Gainard & The Also Ranの"Parade"
・Spacemanの"Wild"