ビクトリアス VICTORiOUS (2010年・アメリカ) 主題歌：ビクトリアス・ジャスティス「Make It Shine」 公式ツイッター https://twitter.com/victorious 公式ホームページ http://www.nick.com/shows/victorious http://www9.nhk.or.jp/kaigai/victorious/

Oct. 1, 2010
第15話 芸術高校の卓球部 The Great Ping Pong Scam

脚本／Matt Fleckenstein
監督／Steve Hoefer
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トリーは学校に行くと、ロッカーの前に居たキャットとロビー
そしてアンドレに逢う。放課後にグローブに行かないか?と誘う
が、三人は突然卓球の練習が有るのでいけないという。
トリーはこの学校に卓球部なんて無いでしょと告げると、トリー
は転校生だから知らないだけだという。トリーは三人に対して
私と遊びに行きたくないので有ればそういえば良いとすると、
三人は僕たちの言うことが信じられないのであれば娯楽室に
行ってみろという。そこには卓球部として活動した証である
トロフィーが飾ってあると。ホントにそんな部が有るので有れば
トリーは自分も入部したいと言うと、入部テストを受けなければ
ならないという。クラブの部長は誰なのか?と問うと、ジェイド
だと言われ、トリーは入部までに一苦労ありそうだと感じる。
レックスは僕のバレーボール美女部隊ならばいぐに入部が可能
だとすると、トリーはシンジンにもらったアカプリコ味フレー
バーを人形の鼻にくっつけていく。

トリーはジェイドに入部テストを受けさせてと頼むが、"無理!"
と繰り返し言われる。トリーは埒があかないと見るや生徒指導部
の教師・レーンに事情を話す。学校のサイトに記載されている
"生徒は学校の行事、スポーツなどに前向きに取り組むこと"との
校則がある事を指摘し、入部テストを拒否されたらどうやって
取り込むのか?と問う。トリーはジェイドにもその校則の目の前
で見せる。

ジェイドはトリーの入部テストの為に、部員のロビー、キャット
アンドレ、ベック、レックスと卓球の試合をさせる。
トリーは全員に完勝するするが、ジェイドは不合格だと告げる。
トリーは抗議するが、ジェイドは校則の中に"コーチの居ない
クラブの入部テストを受けた場合には、部長が入部の可否を
決定する"と書かれているものをお返しとばかりに見せる。

トリーはこのクラブ活動には何か有ると感じて、シンジンを
用具室に連れ込み、卓球部の練習を監視したいので、私が
スッポリと入れる小道具を作って欲しいと頼むのだった。

いざクラブ活動が始まるが、一同卓球などせず、ツイスターで
遊んでいた。自販機に扮して潜り込んでいたトリーだが、
ベックが自販機にお金を入れたことですぐにトリーが隠れている
事がバレてしまう。トリーは誰かが私を閉じ込めたとすっと
ぼけるが・・・
みんな卓球をしているかと思ったのにゲームしかしていないと
指摘する。一体どういう事なのかと問うと、観念したように
みんな卓球部の秘密を語り始める。卓球部が発足した二年前の
事を一人ずつ語り始める。
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トリーはみんなが入部している卓球部に自分も加入したいと
考えるが、ジェイドが部長であり、どうしても入部させてくれ
なかった。本当に活動しているのかどうかを調べる為に、
シンジンに頼んで作ってもらった小道具でスパイ活動するの
だが・・・

トリーをハブにしている理由が一体何なのか。

ジェイドとトリーを対立させる様誘導した感じのエピソード。

2年前の映像が描かれ、ジェイドは相変わらずジェイド的性格
だけど、2年前はゴス度も低くて、メイクはナチュラルなもの
が有りちょっぴり新鮮だったかな。
全く場違いな話を語り始めたかと思ったけど、上手い事目的へ
と話を繋げた感じ。

シンジンが夢に見ていたとするトリーとのキス。
ちょっぴり不気味なシンジンだけど、かなり役得で羨ましい
ものが有った。この辺のノリはアジア人が夢に見るアメリカン
なコミュニケーション方法かも。

ハリウッドアーツはスポーツ系の実績が足りないが為に、それを
行うクラブに1500ドルの部費が出るということで、架空のクラブ
活動をする。ピンポンと言えばアジアでは盛んだけど、アメリカ
ってまるで人気がないんだよね。日本でもある意味根暗な部活の
象徴っぽく揶揄されることは有るけど、近年イメージアップして
いるのかな。

料理店で足りない分の金を歌や演奏で補うという分かりやすい
形のオチだったけど、ムーディな選曲のつもりが、少々魅せ方
はイマイチだった気がする。最近「SMASH」などでも似たような
シーンをみてしまっているので、高校生が演出するムードと
大人のムードの差が出てしまっているという所かな。

キャットは相変わらず独自ワールドを展開し、ロブスター味の
ジャガイモについて熱心に考えていた。

この部活、シコウィッツ先生が顧問だと思うけど、ジェイドは
コーチの居ないクラブ云々を引き合いに出していたね。


■使用された曲

・Spacemanの"Brand New Day"
・Mike Geier, Brad Urbaの"Feelin' It"
・Service Groupの"CMEM"
・Avi Dutchfortの"Extreme"
・Victoria Justice and Leon Thomas IIIの"Tell Me That You Love
Me"