私はラブ・リーガル
Drop Dead Diva シーズン2

曲/Jason Mraz featuring Colbie Caillat “Lucky”
曲/Fergie “Big Girls Don't Cry”

http://www.dlife.jp/lineup/drama/dropdeaddiva_s1/





Jun. 6, 2010
第1話 夫と彼氏、フクザツな事情 Would I Lie To You?

脚本/Josh Berman 監督/Michael Lange
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ジェーンは"HOT DOG STICK"でアルバイトしていた。
ジェーンはクライアントが詐欺行為をしている事を知って、
弁護士としての守秘義務を破って地方検事に付きだした為に
弁護士資格を剥奪されるかもしれない為に、バイトしていた
のである。その店にグレイソンが買い物に来る。
ポール・アブドゥル判事も現れ、現在ジェーンが置かれている
状況を理不尽な事態だとし、
"真実は自由にする"ことを告げる。
自分に忠実でいる事が大切だとする中で、突然その場に居た
みんなが歌って踊り出す。
しかしそれはジェーンが見た夢だった。
同居しているステイシーから、ジェーンが寝ながら歌っていた
事を指摘される。
ジェーンは現状がよく分かって居らず頭痛がする事から、私は
昨晩酒でも飲んだのか?と考えるが、ステイシーから、ジェーン
の夫だと名乗る人が来た事で、ジェーンは気を失い頭を打った
のだという。彼・イーサンはまたランチの時に遭おうと言って
いた事を告げる。
そんな中、ステイシーはテリーから電話が有った事を告げる。
最後の給料を渡すから10時に来て欲しいとの事だった。

いざ事務所を訪ねると、テリーからはある人物の無料相談を
受けて欲しいと言われる。まだジェーンには弁護士資格は
有る事を告げ、すぐにでも裁判所にいけるような段取りになっ
ているという。
ジェーンはクライアントに遭うと、依頼はワンダ・ウィリアムズ
という女性で、娘のジャッキーは拡張型心筋症を患い、すぐに
でも手術を受けなければならないが、
保険が下りないのだという。
試験段階の手術だから、保険会社は金を出すのを渋っているの
だという。医師会によると、既にその術式で29人の患者が
助かっているのだとし、もう時間が無いのだという。
ジェーンはテリーに対して貴方が最初に依頼を受けたときに
断っていれば私以外の良い弁護士を雇うことが出来たはずだと
するが、テリーは無料の弁護を受け、更には自分の弁護士
資格が奪われないように戦って欲しいと告げる。貴方の事を
信じてジェーンの弁護を引き受けたいとする弁護士が来ている
事を告げると、なんと相手はジェーンがデートをしたトニー・
ニカストロ
である事を知る。

倫理を貫こうとして倫理違反になる。正しい事が間違いだと
する変なルールがこの一件では存在している事を指摘する二人。
トニーは彼氏として彼女の為に戦うのは名誉だとすると、初めて
彼氏だと言ってくれたことに感激するジェーン。

一方キムはヘアカラーで金髪にしてくる中、パーカーはそそら
れる髪の毛だという。二人はジェーンとトニーがイチャついて
居るのを見ると何を話しているのか気にする。
グレイソンがやってくると、トニーに事務所としてジェーンの
資格剥奪に対してバックアップして欲しい事を頼まれたと報告
するが、パーカーはジェーンが事務所が民事的責任を問われる
ような職務規程違反を起こしたのだとし、協力は出来ないと
いう。それならば首にしたらどうなのかと問うが、首にする
と退職金が発生する為に、資格剥奪を待って金を払わないつもり
である事をグレイソンは知って失望する。

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●ワンダ・ウィリアムズ
・訴状・保険料支払いの是非
・担当・ジェーンとパーカー
・判事・リビー


ワンダの娘は拡張型心筋症のために手術を必要とし、治す
為の手立てはあるものの保険が適用されずに保険会社を訴えた
もの。
保険会社としては研究段階にある治療法に関しては支払いの
義務は無いとして対抗する。

元々存在している契約書の解釈の曖昧な点を巧く突いた
格好だったかな。アメリカの弁護士ドラマを見ていると、
婚前契約が有るのにそれを無効にしようとする流れとか
よくあるので、契約書というのも絶対的なものではない感じ
がするね。

ジェーンは保険会社のメルヴォイが、医療の専門家ではない
事を指摘。それでも裁判で決着するには時間が無いとして、
集団訴訟を起こす事をちらつかせて決断を迫った。


●ジェーン・ビンガム
・訴状・弁護士としての倫理違反
・担当・トニー
・判事・エルキンス


トニーが突然彼氏と名乗り出た所に違和感が有り、その後
一度は別れたかと思えば、関係が進みすぎたとかなんとか
語る姿にもやっぱり違和感が有る。元々大して関係が進んで
いる間柄でもないしね。

金融詐欺事件という事で、シカゴやマイアミならばジェーン
のしたことは英雄士されるとし、イリノイ州やフロリダ州では
寧ろ金融犯罪に於いては守秘義務を守らずとも許されること
を引き合いに出していた。カリフォルニアはその点柔軟さに
欠けると。

キムが面白い具合にジェーンを追い出すために相手側の証人
として現れたり、追い出そうとしていたパーカーが味方として
戦ってくれるところなど面白く出来ていたかな。

最終的には彼女は通報したことで共犯者にならずに済んだ
事を指摘して、上手い事回避するような流れだった。


フレッドの帰宅とイーサンの存在

フレッドって正直必要なキャラなのか未だによく分からない。
守護天使だと言っているけど具体的に何をするわけでもなく、
違反してもう守護天使でも何でも無くなってなかったっけ?

イーサンはジェーンの夫。
しかし二人の関係がどうだったのか分からずに、ステイシー
がなんとか探ろうとしたりする姿が有る。
イーサンの使い方で巧かったのは弁護士とのして倫理感を
問う流れを改めて作ったと同時にジェーンの性格を知る
流れに繋がっていることか。
企業の倫理感を問う前に、ジェーンだって似たような詐欺行為
をしているじゃないかする突っ込み所が有って複雑なものを
感じる。それにしてもイーサンは、ホント腹が立つ人だね。
悪い人ではないのかも知れないけど、金目当てで結婚し、
今度はクラウディアという女性と結婚したいからという理由で
現れた。

ステイシー

中国的には金魚が縁起が良いものだとして、法廷前に金魚を
買ってくる姿が有った。あの場で渡されても・・・って感じだ
ったけどね。
笑えたのは、ステイシーが傍聴席でクシャミをしながらさり気な
く相手を攻撃している事かも。
特にキムが証言している時には"へんな髪の毛"みたいなクシャミ
をしている姿が有り、相変わらず可愛らしいステイシーの姿が
有る。

グレイソンのアシスト

"まずは弁護士を全員殺そう"とシェイクスピアの"ヘンリー七世"
の引用を通して、上司のパーカーにジェーンを助けようとする
シーンが有った。

ミュージカル的演出

ジェーンの冒頭のパフォーマンス。
シーズン2では毎回出てくる様だ。
確かに面白い演出なんだけど、最近ジェーンがモテ役に徹して
いる姿は相当違和感が有るし、オシャレ番長の様に振る舞う姿
はちょっと違和感が有る。
ステイシーがキムをコケ下ろすというのは面白いのだけどね。

■使用された曲

・Brooke Elliott and Margaret Choの"Would I Lie to You?"

ジェーン・ビンガム (Brooke Elliott) 外見は冴えない、やり手弁護士
テリー・リー (Margaret Cho) ジェーンのアシスタント、友達
グレイソン・ケント (Jackson Hurst) デビーの元婚約者
キム・カズウェル (Kate Levering) ジェーンの同僚・ライバル
ステイシー・バレット (April Bowlby) 一流モデルを目指すルームメイト
フレッド (Ben Feldman) ジェーン(デビー)の守護天使
ジェイ・パーカー (Josh Stamberg) 法律事務所代表
デビー・ドブキンズ (Brooke D'Orsay) 一流モデルを夢見るブロンド美人

本人出演 (Robert Irvine) ダンス
本人出演 (Paula Abdul) ダンス
トニー・ニカストロ (David Denman) 弁護士、ジェーンの彼氏
イーサン (Devon Gummersall) ジェーンの夫
ワンダ・ウィリアムズ (Paula Newsome) 母親
ガス・メルヴォイ (David Carr) 保険会社CEO、アクシル研究所
--- (Tyce Diorio) Dancer
ジャッキー・ウィリアムズ (Sydney Vaughn Furgess) 娘
--- (Jennifer Gatti) Bar Prosecutor
エルキンス (Marc Gowan) 判事、懲罰委員会
テッド・ニコルス (Todd Truley)
ウォレン・リビー (Gregory Alan Williams) 判事、保険金
--- (Mollee Gray) Dancer
--- (Jevocas Green) Dancer
--- (Steve Warren) Courtroom Spectator


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