私はラブ・リーガル
Drop Dead Diva シーズン2

曲/Jason Mraz featuring Colbie Caillat “Lucky”
曲/Fergie “Big Girls Don't Cry”

http://www.dlife.jp/lineup/drama/dropdeaddiva_s1/




 

Aug. 8, 2010
第9話 若さは女の武器!? Last Year's Model

脚本/Jeffrey Lippman、Alex Taub 監督/Jamie Babbit
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ジェーンは朝、ご機嫌そうに口紅を塗る。トム・フォード
スモークレッドを手に入れたのだとすると、ステイシーは
プライベートブレンドなんて良いわねと語る。ジェーンは
私はこれから
レインメーカーになるのだという。勝てそうな
依頼人を見つけたのだとし、
年齢を理由に降格させられた人な
ので余裕で勝てそう
なのだという。私の訴訟をネットで知った
人が私を名指しで氏名してきたのだと。ようやく私も売れっ子
になってきたとして喜ぶジェーン。
フレッドはステイシーに対して郵便が届いていると手渡す。
なんと
クレジットカードの最終督促状だった。毎月最低150ドル
を返済する予定だったが、マーク・ジェイコブスのアンクル
ブーツが60%オフで売っているのを見て思わず買ってしまった
のだという。返済資金はどうするのか?と問うとジェーンに
相談したらどうかと告げる。

パーカーは後ろからやってきたキムに対して、コーヒーは
クリームと砂糖2つで良いか?と問う。レンジに写った君の姿
を見て分かったのだと語ると、まるで
ロバート・ラドラム
小説の主人公・ジェイソン・ボーンみたいねと語る。僕は元
CIAだからねとパーカーは呟く中、パーカーはキムに対して、
ホッブス夫妻の離婚の件はどうなったのかと問う。
キムはすっかり奥さんに離婚の書類を渡すのを忘れていた為に
急いでフレッドに言って送配人を手配して離婚の書類を送る
よう告げる。しかし175ドルもかかる事を告げる。フレッドは
キムに対して、恋のせいでキムがボーっとしているのだと語る。
フレッドはステイシーが金に困っていた事を思いだし、175ドル
の仕事があるとステイシーに電話する。

グレイソンの元に、
プレスコット夫妻がやってくる。
夫のクレイグと妻のトレイシーは初めて買った家について、
売り主は銀行で競売に出ていたものだが、売りたいのだという。
理由は幽霊が出るからだという。購入してから暫くして
奇妙なことばかり起きるようになったのだとし、二週間前に
三日続けて幽霊を見たという。現在はモーテル暮らしをして
おり、信じなくても良いのでグレイソンに助けて欲しいと語る。

事務所では顧客についての会議が行われる。
ジェーンはそこで新規の顧客が採れそうだとして、年齢差別
の案件で、
クリスティー製薬セールス担当の女性が年齢を
理由に事務職に降格させら
れ、変わりに昇進したのが24歳の
子だという。損害賠償は7桁は見込める事を告げると、パーカー
はよくやったとジェーンを誉めると共に、
この件はキムが
引き継ぎ、ジェーンがサブを担当しろ
という。ジェーンは
私が持って来た仕事なのに酷いと訴える。

ジェーンはキムに文句を告げる中で、依頼人のシャーロット
オフィスで待っているのが目に入る。なんとシャーロットは
年齢差別を訴えていたが、高齢かと思えばなんと34歳の女性だ
という事が分かる。ジェーンは貴方が横取りすることを
知っていたから想定30歳の若い子を用意したとして、私は
極悪非道な女性だと語る。テリーはジェーンの発言に喜ぶ。

シャーロットから話を聞く。
普段自分は心臓のクスリを医師にセールスして回っているとし、
3年間でロサンゼルスの半分の地域を売り歩いたという。しかし
30歳になると、一部エリアを若い子が引き継ぐようになり、
会社は若い子にセールスをやらせたいのだという。他の会社も
チアリーダーやミスコンの上位入賞者を選んでいるとのこと。
自分は家族をこの手で養っており、内勤になると給料は半分に
なるので困るのだという。他に何か仕事から下ろされる理由
に見当はあるのかと尋ねると、時間外の付き合いを減らしたので
よく思われていないのだという。時間外の付き合いとは、
船上パーティーや飲み会、そしてベガス旅行などだという。
今の私には子供が居るので週末は子供達と過ごしたいのだと語る。
しかし
州の雇用等差別禁止法では40歳以下は保護対象外に
なっており、法律の援護はない
ことを予め説明する。
セールスには年を取りすぎていて、訴えるには若すぎるのか
として、嘆くのだった。

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●シャーロットvsクラスキー製薬
・訴状・州雇用差別、セクハラ防止法
・担当・キム&ジェーン
・判事・ダニエルズ判事


ジェーンが指名された案件なのに、キムが行ってもクライアン
トは文句を言わないのだろうか?
皮肉なモノだけど、今回のこの流れは、まさに現在のパーカー
とキムの関係に於けるジェーンの扱いにも通じるところが有った
のかも。

製薬会社が売り込むために若い女性を使うこと。
心臓の薬を扱う担当者・専門医の9割が男性だという事が
関係しているようだ。
若さが優先されすぎているとして、アシュトン・カッチャーの
例が引き合いに出されていた。しかし相手の製薬会社側にも
言い分があり、労使の組合員ではないことや、40歳以降は保護
の対象になっている事も有って、訴訟を避ける前にその年齢を
前にして降格させる作為的意図的な差別だと訴えるが、残念
ながら却下される。

二度目の訴訟では、セクハラ行為で訴えることになる。
セクハラには大きく分けて二つ有り、見返りを求める代償型と
敵対的感情型で、後者に当たるものだ主張する。

ここでも不利な状況になるも、控訴裁判所に於けるセクハラ
裁判の訴訟の判断基準は常識のある女性が不快感を抱くかどうか
だとして、上手い事傍聴している女性を証人として発言させた。


●プレスコット夫妻vs銀行
・訴状・土地の払い戻し
・担当・グレイソン
・判事・ダニエル


幽霊が出るという物件を売りつけたとして契約の無効・返金
を求めるも、銀行側は調査したし、契約に納得して購入した
ものだとして対決する。
なんと言ってもプレスコット側の幽霊を裏付ける主張が
国際超常現象調査研究所という怪しいところだったこと。
しかもニュージャージー州のトレントにあるこの研究所に電話
だけで調べてもらったというのだから原告側は心細い。

テリーが今回随分と力を貸していた。
インターネットサイトにこの物件が心霊スポットとして
掲載されている事を引き合いに出し、それを知りつつも情報を
隠して売っていたのではないかとする点で相手を追及する。
テリー演じるMargaret Choはゴースト〜天国からのささやき
でも霊的現象の教授をしているので、意図的にそんな役所を
挿入した感じだったね。

最終的には家が有害なスタヤボトリスチャルトラムという
黒カビが発生していて、その辺の環境検査を行っていなかった
ことで、和解・勝訴に持ち込んだ。

"見えないものの存在"という事で、グレイソンが相手の提示額を
見ずにもっと色を付けても良いんじゃないかと迫る辺りが
オシャレだったね。

そして何と言っても幽霊と称してデビーと会話するシーンが
有った。個人的にグレイソンの顧客が敗訴するけど、グレイソン
が家を買い取るオチなのかなと思って見ていた。
デビーは見えないけど近くに居るという流れがまたオシャレ
だったね。

この目で霊を見ました!と思わず証拠不足の為にグレイソンが
自ら口にしてしまった後に、ケント、貴方は病院へと言われて
しまった。

●その他

・アルプスの収穫祭、パブの店員のコスプレのステイシー

ちょっと狙いすぎって感じの登場の仕方だったけど、送配人
として離婚届を届ける役目に対して"愛の殺し屋"だとする
ステイシーの表現が良かったです。

・飲んだらペンは握らない

テリーとジェーンが飲みながら会話していた際に出た言葉。
「飲んだら乗るな、飲むなら乗るな」的感覚だな。

・シッーとやられた! あのクソ女!

ジェーンとしては意外と御下品な言葉を使っていた。

・パーカーはキムを贔屓していたのか?

色々と弁護士事務所内では先入観から誤解も多いことが示された
けど、結果的には贔屓していた感じ。
キムが提案したものだと思っていたセクハラ訴訟は、実際には
ジェーンが提案したもの。ただジェーンもキムが雇用差別を
もっとも多く担当して居るということを知らなかったとのこと。


■使用された曲

・Amy Stroupの"Just Takes a Little"

ジェーン・ビンガム (Brooke Elliott) 外見は冴えない、やり手弁護士
テリー・リー (Margaret Cho) ジェーンのアシスタント、友達
グレイソン・ケント (Jackson Hurst) デビーの元婚約者
キム・カズウェル (Kate Levering) ジェーンの同僚・ライバル
ステイシー・バレット (April Bowlby) 一流モデルを目指すルームメイト
フレッド (Ben Feldman) ジェーン(デビー)の守護天使
ジェイ・パーカー (Josh Stamberg) 法律事務所代表
デビー・ドブキンズ (Brooke D'Orsay) 一流モデルを夢見るブロン ド美人

ヴァネッサ・ヘミングス (Jaime Ray Newman) 弁護士
シャーロット・パーキンス (Lauren Stamile) クラスキー製薬
ノナ・ダニエルズ (Jasmine Guy) 判事
ローラ・カーティス (Claire Bronson) 社長秘書
カーティス・ハンター (Brian Patrick Clarke) 銀行側・弁護士
ベン・クラスキー (Tom Clark) 製薬会社CEO
トレイシー・プレスコット (Cynthia Evans) 家に幽霊が出ると
ドナルド・ホッブス (Evan Gamble) 夫
--- (Eric Goins) Environmental Inspector
クレイグ・プレスコット (Mike Kalinowski) 夫
テッド・ニコルズ (Todd Truley) 製薬会社側・弁護士
ノーラン・マーフィー (Tony Vaughn) 判事
モリー・ホッブス (Sarah Roberson) 妻

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