ウェイバリー通りのウィザードたち Wizards of Waverly Place

第11話 魔法学校ウィズ・テック (前編) Wizard School - Part 1

脚本／Vince Cheung、Ben Montanio 監督／Mark Cendrowski
--------------------------------------------------------
学園最後(学期末)の日、ジャスティンとアレックスは卒業の際に書いて
もらうサインの事を話し合っていた。アレックスは友達が沢山
いるのでアルバム帳が足りないとして、ジャスティンのを拝借
していた。どうせ友達がいないのだから良いでしょという
アレックスに不満を持つジャスティン。

帰宅すると父・ジェリーから新しい魔法を教わる。
最近魔法郵便では到着が遅いので、ポータルの鍵を使ってウィ
ップスという呪文を使えば素早く物を送り届けられる事を聞く。
鍵を使うと空間に別空間が出来、その中に呪文を唱えながら物
を入れると確かに素早い転送が可能だった。

そんな中、ジャスティンの元にウィズテックから伝書鳩が届く。
サマースクールへの参加が許可されたというのである。サマー
キャンプに行けるのを喜ぶなんて変だというアレックスに対して
これで確実にトランシルバニア大学に進学出来るのだとして、
ジャスティンは大喜び。何よりもアレックスと一日中離れて
暮らすことが出来ると露骨に彼女を嫌う発言をする。

両親はジャスティンの為にウィズテックに行くための準備を
するために買い物に行こうと告げる。新しい魔法使いのローブ
も買わねばならないという。最近のトレンドは黒のものだった。
ジェリーは七面鳥のジャーキーも長旅には必要だとするが、
妻は自分が食べたいだけでしょと彼の意図を見抜いていた。
アレックスに対して、リビングにはアレックスのものばかりが
溢れているので、戻ってくるまでに全て自分の部屋に戻せと
言われる。そんなの絶対に無理だとするが、アレックスは
先ほど教わったウィップスの呪文を使ってあっとりと物を
運ぼうとする。しかし悪のりが過ぎて、家中の物を転送してし
まうのだった。
帰宅した両親は呆れる中、アレックスもウィズテックに参加
させて、学ばせようと考える。

ウィズテックでは、イブリーニ博士が指導教官だった。
アレックスとジャスティンは同じクラスになる。

一方自宅に残されたマックスは折角一人っ子の生活になったの
でこれを機会にやりたいものをやるという。両親は一番やりたい
事だけをしなさいと告げると、キャンプだというマックス。
ジェリーもそれに賛同するが、都会っ子の貴方にはキャンプは
無理だとし、ワイルドライフなんておみくじクッキーの入って
居ない中華料理だと言われる。マックスたちは男性を挑発する
行為だとして、自分たちはベランダでキャンプするという。
しかし妻は一晩ベランダでキャンプをしたからといって、
"サバイバー"の出演者気取りなのか?とバカにする。二人は三日
間外で暮らすというと、それまでの間に中に入ったらあなたたち
の負けだとして、いきなり勝負になってしまう。
--------------------------------------------------------

学校が安見期間に入り、ジャスティンはサマーキャンプの為
魔法学園"ウィズテック"へ参加を申し込むと、見事入学許可
の通知が来る。ジャスティンだけのハズだったが、アレックス
があまりに魔法を私利私欲のために使うために、鍛え直して
もらうべく、彼女もウィズテックに送り込むが・・・

ウィップスを使って部屋全体が真っ白くなってしまう所が
驚いた。部屋の全てが異空間に送り込まれたというのでは
なく、アレックスとマックス自身があの異空間の中に入って
しまったのではないかと思わせるものがあった。

アレックスとジャスティン、何故仲が悪いのかイマイチよく
分からないものが有るけど、どちらかというとこのキャンプ
は二人を仲直りをさせるためのものなんだろうね。

怪しげな先生・イブリーニが魔力を開発しているのは、自分
の力にしようとしているとの事だけど、そういう動きを監視
する魔法協会みたいなものは存在しないのだろうか。

イブリーニ演じるOctavia Spencerは、「アグリー・ベティ」
のシーズン1で、ケースワーカーのコンスタンス・グラディを
演じている。また生徒の一人・ヒュー役のJosh Sussmanは
「glee」でジェイコブ役で出演。