ウェイバリー通りのウィザードたち Wizards of Waverly Place (シーズン2)

第41話 わくわくティーン・クルーズ Cast-Away (to Another Show)

脚本／Peter Murrieta
監督／ Victor Gonzalez
--------------------------------------------------------
父はテレビもつけず、ジャスティンがポップコーンを片手に
ソファーに座っているのが気になり声を掛ける。
一体何をしているのか?。ジャスティンはテレビがつまらないの
で、アレックスが宿題するのを見ているのだとし、下手なテレビ
を見ているよりも面白いのだという。14回も宿題を提出せず
科学の授業で居残りをさせられているアレックスに対して、
学校が嫌いな奴ほど学校に行かねばならないとは皮肉だなと
笑う。
そんな中、ジャスティン宛に手紙が届く。
作文コンクールの結果が戻ってきたものであり、優勝を知らせ
る通達だった。しかも優勝者にはティプトン号に乗ってティー
ンクルーズに参加出来る権利があるという。
ジェリーとテレサは大喜びするが、このクルーズに参加出来る
のは18歳未満の子だけだという。するとジェリーはアレックス
は補習があるので行かせないとし、一緒にマックスとジャステ
ィンが出航するのを見送りに行くのだと告げる。それを見て
アレックスは反省すべきだと告げる。

クルーズ船では参加する子供達が集まって来ていた。
クルーズ船には何でも揃っていて授業も行うと言う。
引率するお世話係は、マリオン・モズビーだった。

家族全員でジャスティンとマックスが出港するのを見送りに
来るが、母テレサは救命具を装着していた。古代海洋生物の
展示コーナーがあると知ってジャスティンは大喜び。
そんな中アレックスが居ないとして、またしても逃げたのか
という。

テレサたちはモズビーから色々と説明を受ける。
87万トンの巨大豪華客船だと聞いて、テレサは何でそんなに
重いものが海に浮いているのかと不思議に思う。これは魔法です
とジョークを言われる事に一瞬ドキっとするルッソ家。
ジャスティンは、作文コンクールの優勝者には、ロンドン・
ティプトンと一緒に写真撮影する権利が与えられると知って
大喜び。モズビーからはこの船には何でも揃っているとし、
科学の授業も行う事になっている事を告げると、ジェリーは
アレックスに話すと旅に一緒について行くので内緒にしよう
という。しかしその会話をアレックスは聞いていて、船に
乗ってジャスティンらと共に旅に出る事を告げる。
--------------------------------------------------------

ディズニー系のシットコム「スイート・ライフ」とのコラボ
企画。その続編「スイート・ライフ オン・クルーズ」で舞台となって
使われている豪華客船ティプトン号に、このドラマの主人公たち
を登場させた格好だった。
「スイート・ライフ」に出演しているコーディ、ザック、
ロンドン、ベイリーがこのドラマでそのまんまの登場。多少「スイート・
ライフ」を見ていないと分からないネタも有るのだが、
その辺はまあ仕方が無い。

それぞれに個別のエピソードが存在していた。

マックスはザックと競争する。互いに笑わせるのが得意だ
とするが、何故か戦うのは笑いとは別の所にあるところが
少々違和感が有る。

ジャスティンはロンドンと何とか近づきたいと考える。
自らをドクターだとして上手く近づくもロンドンの無知ぶりは
マックスをも超えると言うことで、別れを決意するというもの。
ただ結果として、素のママのジャスティンの方が相手に受け入
れられるというオチだった。

アレックスはハーパーと交換してもらい、代わりに授業に
出てもらうというもの。
アレックスが色んな偽名を使うことで混乱を生じるところは
面白かったけど、自分が考えた名前を忘れてしまうという所
は、マックスをも超えたルッソ家のバカっぷりが見て取れる。
アシュリー・オルセンと名乗る辺り、如何にもっぽい名前だ
ったね。