ホワイトカラー 
(2009年、アメリカWHITE COLLAR)

http://mystery.co.jp/program/white_collar/





第2話 ドレスの秘密 Threads

脚本/Clifton Campbell 監督/Dennie Gordon
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N.Yではファッション・ウィークの時期。
タクシーがなかなか掴まらず、折角捕まっても町中に多くいる
モデルたちによって占領される始末。
ニールとピーターはオフィスに証人が居るので急いでいるが
なかなかタクシーは掴まらない。

オフィスに行くと
証人・タラが来ていた。
イスラエルの
偽造犯・ゴバートと呼ばれる男が、殺人を行った
という。パーティー会場にいたタラはコートを着て帰宅しよう
としている時に二人の男が入ってきたので咄嗟にクローゼット
に隠れたという。二人の男は口論となり、
トルコ人の方が殺害
されたという。その時の口論の中で、トルコ人は相手のことを
ゴバートと語っていたとのこと。タラは
声を聞けばその人物だ
と判別できる
という。
ファッションウィークで現在ニューヨークにはバイヤーが3万人
は集結しており、その混乱に紛れ込んで取引しようとしている
のではないかという。

ゴバートがパーティー好きで中でもモデルを好むことから、
ニールはパーティーを開いて誘いだそうという。ゴバートは
豪遊タイプの人間なので、必ず豪華なパーティーを装えば来る
ハズだという。上司の
リースは、誰でもタイプ男性ならばモデ
ルは好きだとして許可せずに居るが、ピーターは同じ詐欺師で
あるニールのひらめきに賭けてみないかと語る。リースは費用
の上限は5万ドルまでだという制限で認めることになる。
ニールはプランナーでピーターの妻である
エリザベスにも
手伝って貰おうと語る。

費用を抑えるためにピーターたちはFBIの押収品を使ってパー
ティー会場を整えようとする。場所はどうするのか?
ピーターは殺人現場の起きたビルのフロアが開いている事を
告げるが、ニールはツテを辿り最高の場所を用意する。

会場でパーティーの準備をしているとニールの目の前に美人の
女性・
ローレン・クルーズが現れる。ニールはモデルかと
勘違いするがFBI捜査官の一人でニールの監視役だという。

パーティーが始まると、FBI捜査官は会場中に張り巡らされた
監視映像でゴバートが来るのを待つ。赤い服の男性が妙に挙動
不信だという事で声を掛けると、
ドミトリというウズベキス
タン人だった。タラは声を確認するとゴバートではない事が
分かるが、ドミトリは携帯電話の中で、ゴバートと電話して
いるのを耳にする。ゴバートはこの会場にいることを知る。

ローレルがドミトリに声を掛け注意を惹き付けている間に、
ニールは彼の背広から携帯電話を盗み出す。そして電話をかけ
て呼び出し音が何処で鳴るのか耳を澄ますと、アジア系の男の
背広から音が鳴る。すぐに取り押さえるが、タラは声を確認
すると別人であることを告げる。ゴバートは危険を察知して
その男の背広に自分の携帯を入れて会場を跡にしていたので
あった。

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■モデル好きパーティー好きのゴバート

ファッションウィークという事もあって、N.Yではパーティー
三昧な週間だろうけど、なんで数あるパーティーの中で
ゴバート必ず来ると踏んでいたのだろうか。
かなり設定としてはご都合主義。
ゴシップガールなんかだと情報を操作して呼び寄せる
事も出来そうだけどね。

■ニールがFBIに出入り自由

相変わらず相当な違和感をもってこのニールという人物を
見ている。ピーターは何でそこまで全幅の信頼を寄せている
のは全くの説得力がないんだが・・・

■ファッションウィークにどさくさ紛れ

なんかあんまりファッションウィークと関係がないエピソード
にも思えたけど、一応犯罪のカモフラージュにはなるのかな。

正直密輸と称してフラッシュメモリーを服に隠して持ち込んで
いたけど、わざわざ密輸しなくても見つからない気がする
のは気のせいなのか?ホログラフィックコードなど、普通の
税関でも入国管理局でも見抜けないでしょう。

■エリザベスからのプレゼント

ピーターがFBI押収倉庫で見ていた時計。
欲しそうな顔をしていたという事でエリザベスは似たような
時計を購入してプレゼント。呼び出された場所に行くピーター
が怒られるかと思ってビクビクしていたけど、何か疚しいこと
はあるのか?
でも結局ベルトの大きさが合っていなかったらしい。
別にベルトの調整をし直せば良いだけではないのか?

■タラを現場に連れて行くあり得ない捜査法

タラに死んでくれと言わんばかりの展開だったな。
しかも作戦の判断をニールが行っていることに相当の違和感
が有ったぞ。

■捜査官を配備しても逃げられる作戦?

取引現場に捜査官を連れてきても良いような口ぶりだった
けど、結局は爆弾をタラにくくりつけて逃げる時間を稼ぐ
というものだった。携帯電話が起爆装置になっているという
ことで電話攻撃に出たけど、なんだか綱渡りな作戦だったね。
ハサミで爆弾付きのベルトをちょん切れば良かっただけでは
ないのかという気もするが・・・

ニール・キャフリー (Matt Bomer) 天才詐欺師
ピーター・バーク (Tim DeKay) FBI知能犯専門チームの捜査官
モジー (Willie Garson) ニールの友人、犯罪者社会との深いコネ
ダイアナ・バリガン (Marsha Thomason) FBIピーターの部下
エリザベス・バーク (Tiffani Thiessen) ピーターの妻
クリントン・ジョーンズ (Sharif Atkins) FBI ホワイト・カラー・ユニット


ケイト・モロー (Alexandra Daddario) ニールの彼女
ローレン・クルーズ (Natalie Morales) 女性捜査官
リース・ヒューズ (James Rebhorn) FBI上司
ドミトリ (Donnie Keshawarz) ウズベク人バイヤー
ゴバート (Carlo Rota) 本名イデル・ハゼーバ、紙幣偽造犯
ケイト (Alexandra Daddario) ゴバートが連れていた女?
タラ (Carmel Amit) モデル、ゴバートの声を聞く
アベット (Arian Moayed) デザイナー、脅されていた?
--- (Adi Hanash) Foreign Diplomat 
--- (Tim Burke) Waiter


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