ホワイトカラー 
(2009年、アメリカWHITE COLLAR)

http://mystery.co.jp/program/white_collar/





第3話 売られた聖書 Book of Hours

脚本/Tom Garrigus 監督/John T. Kretchmer 
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FBIは麻薬ディラーのバレッリの事を張り込みしていた。
バレッリは甥の
ポールと逢っていたが、盗聴していると二人は
聖書の話ばかりをしていた。
そんな中、バレッリがFBIの元にやってくる。彼らはFBIの張り
込みに気がついていたのである。
バレッリによると、自分が出資・支援している教会から聖書が
盗まれたことを語り、あれは
ルネサンス以前の500年の歴史の
有る聖書
で価値がある物だという。FBIになんとか探し出して
くれるよう頼む。FBIはマッソズでのノミ行為を辞めることを
条件に引き受けることになる。

ニールとモジーはその頃、
ケイトの面会に来たVTRからボトル
に何らかの彼女からのメッセージが有る
と知り、それが何かを
調べていく。しかしピーターからの呼び出しの電話が鳴ると、
ボトルの件をモジーに一任し、研究所で調べて欲しいと頼む。

聖書はナポリにある聖カミノ教会に有ったもので、1903年に
アメリカに持ち込まれた物だという。神父らに話を聞くと、
聖書が盗まれた晩に異変はなかった事を語るが、現在この教会
ではホームレス相手に食事を配ることはしていないのだという。

ニールはモジーと逢うと、何故聖書が盗まれたのか調べる。
すると聖書には
癒しの奇跡の伝説があり、ナポリで伝染病が
流行したときには、この聖書に触れた物だけが病気にかからず、
書に触れた少女の視力が戻ったとの記録も残されていた。
聖書は癒しが必要な人のために盗まれたのではないかと考える。

再び教会に行き話を聞くと、癒しの力のことを尋ねる。癒しの
力を信じていた信者は居なかったのか。バレッリがホームレス
を追い出していたが、昨晩は
スティーブというホームレスを
教会に泊めたことを語り、
ルーシーというものが傷ついて
いた事を語る。

スティーブを探して事情を聞く。
すると聖書を盗んだことをあっさりと認める。犬のルーシーを
治すために盗んだ事を告げ、盗めと言った人物とは教会で知り
合ったという。信者の写真を見てどの人物が命令したのか
教えて欲しいという。

そんな折り、バレッリの手下でありNO.2であるポール・イグナ
シオが射殺されたとの一報が入る。するとスティーブはポール
の写真を見てその人物が盗むよう語った人物だと語る。

ポールが射殺された現場を見に行く。
22口径の銃で撃たれて川に放り込まれていた事を知る。
そこに
ルイーズという組織犯罪ユニットのボスがやってくる。
これはバレッリと敵対する
マフィアの組織・モレティスの一味
による仕業だとして、捜査は自分たちが行うという。上司の
モローもこの件はルイーズに任せろと言われて、調査の継続が
難しくなる。

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■聖書が盗まれた

FBIがわざわざ聖書探しですか?って感じの案件だったけど
そんなの所轄に任せておけって感じ。

■マフィアのバレッリは神を信じていた?

よく分からない設定だが、バレッリは教会を支援していたし
甥のポールが聖書の価値を知って盗んで売りさばこうとして
いた様子。しかしそのポールも殺されてしまう

■ピーターの来ていたFBIの服の効力

モジーが今回証拠を探るためにポールの自宅を捜索。
門番のようにして立っていた所轄の刑事を騙す際にFBIの服が
効果を為したようだ。

マリア・フィアメッタという美術史の教授と会うことになって
いた事を知る。

■とんでもない女性美術史の教授

裏世界に詳しい美術史の教授って一体どんなんだって感じだけ
ど、この人がやっぱりポールを殺害して、マフィア通同士の
抗争に見せかけようとしたのか。
女性に人は殺せるのかどうかの話し合いになり、エリザベスは
殺せるとの結論を出していた。

■ニールを信じるマリア

FBIに飼い慣らされているニールの事を信じるマリア。
普通そんなリスクある取引するか?って感じ。
しかもニールとマリアが逢っているのをFBIが尾行している
状況の中で取引して居るんだから、かなりあり得ない度の
高い物があったな。

■マリアは金を受け取った後、ニールを殺そうとする

聖書によって助けられるというのはありがちだけど、価値ある
聖書に銃弾が撃ち込まれて良かったのか。
またここで一つの癒しの伝説が誕生した訳ね。
まぁ誰が語り継いでいくのかって感じなんでしょうけど。

■正確には聖書ではなかった

修道士や修道女が使う教祖本みたいなものだったのか。

ニール・キャフリー (Matt Bomer) 天才詐欺師
ピーター・バーク (Tim DeKay) FBI知能犯専門チームの捜査官
モジー (Willie Garson) ニールの友人、犯罪者社会との深いコネ
ダイアナ・バリガン (Marsha Thomason) FBIピーターの部下
エリザベス・バーク (Tiffani Thiessen) ピーターの妻
クリントン・ジョーンズ (Sharif Atkins) FBI ホワイト・カラー・ユニット

ケイト・モロー (Alexandra Daddario) ニールの彼女
ローレン・クルーズ (Natalie Morales) 女性捜査官
リース・ヒューズ (James Rebhorn) FBI上司


スミス (Addison LeMay) 捜査官
マリア・フィアメッタ (Callie Thorne) 美術史の教授
バレッリ (John Ventimiglia) マフィア
ルイーズ (Kirk Acevedo) 組織犯罪ユニットボス
ディアレシオ (Aaron Lazar) 神父
スティーブ (Duane McLaughlin) ホームレス
ポール・イグナシオ (Frank Fortunato) バレッリの甥
ディクソン (James Andrew O'Connor)
スミス (Jim Coope)


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