エア・シティ Air City MBC (2007年) 脚本／ホイ・ソニ、イ・ソユン 演出／イム・テウ http://www.tv-tokyo.co.jp/aircity/

第6話 滑走路の鳥

相変わらず空港では鳥対策に頭を悩ませていた。
北朝鮮の学術調査団が話したジョーダンを、ドギョンが実戦
していくという展開。

巨大な絵を描くというなんとも凄いアイディア。
鳥対策と見るとその作戦は幼稚だが、妹へのメッセージと取る
とそれなりに見栄えは良くなる。ただドギョンが過去のエピソ
ードを覚えているだけで、相手はその事を覚えているのかとか
それだけの事で過去の柵を許してしまえるものなのか、やや
微妙さ加減が残るエピソードだ。

裏で進行する密猟者の話もなんともお粗末。
密猟者を放置して鳥を退治してもらうのが一番良いのではないか
と思わせるが、このエピソードは単なるジソンのアリバイ工作
として利用されたっぽい。

ドギョンはジソンの事が好きになりかけているようだ。
互いに引かれ合う様なシーンなんてこれまでに皆無だったの
何時の間に恋に発展したのだ?
しかも幼馴染みのハジュンのその心情を語ってしまったり、
ドギュンの好きな人がミョンウである事実を勝手に語ってしまう
辺り、正直どうかと思う。

空港内で麻薬密輸の人物が逮捕される。
ワンウェイの右腕アウィが空港内に居るという事でマークして
居るわけだが、如何にも怪しい真っ黒のサングラスをかけて
何かのスパイ映画を見過ぎって感じの展開。

それよりも夜は寒いって言っているのに、ドギュンは薄着だし
胸元のボタンを外しすぎているし、一体何のつもりなんだか。

最後に出てきた元ストーカーの男性との関係は何なのか。
如何にも麻薬絡みか組織絡みの感じがして、正直ゲンナリ
するのだけど、一度でもストーカー男だと認めた人物とあんな
に親しそうにするなんて有り得るのか!?

ハン・ドギョン (チェ・ジウ) 仁川空港運営本部・室長
キム・ジソン (イ・ジョンジェ) 国家情報院
ソ・ミョンウ (ムン・ジョンヒ) 医師
カン・ハジュン (イ・ジヌク) 仁川空港運営本部管理チーム
イ・ジェム (チャン・ヨン) 国家情報院・仁川支局・局長
イム・イェウォン (パク・ヒョジュ) 国家情報院
ミン・ヒョンガン (クォン・ヘヒョ) 本部長
チャン・ナニョン (パク・タミ) 顧客支援チーム
オム班長 (ユン・ジュサン) カート担当
ハン・イギョン (イ・ダヒ) 若手パイロット。ドギュン妹

評価：★★★☆☆☆☆☆☆☆ (3.0)