オークションハウス  Auction House (2007年MBC) 演出:ソン・ヒョンソク、キム・デジン、イ・ジョンヒョ カン・デソン 脚本:キム・ナムギョン、チン・ホンス、クォン・キギョン キム・ミヒョン

第5話 オランピア
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ワインの試飲会がウィルオークション主催で行われる。
それを主導するのは担当のナギョンだった。彼からワインは
いい環境だと実は育たないことを聞かされる。最悪な環境こそ
最高を生むのだという。
そんな中、そのワインの試飲会に画家のチョ・スンジュンが来て
泥酔する。ユンジェは彼をタクシーに乗り込ませて帰らせる。
ヨンスは彼と知り合いなのかと尋ねると、彼は殻に閉じこもっ
た天才である事を告げる。
ワインの試飲会を開いたのは、今度ウィルオークションでは、
著名人のサイン入りのワインをオークションにかけること。
全ては慈善事業の一環で競売を開く事を宣伝するための物だった。
著名人からワインを確保すると共に、その人を象徴するものを
集めるようミン理事は社員に告げる。

翌日ミン理事の下にスンジュンから電話が鳴る。絵を出品する
との事で担当官にヨンスを指名してきた。ヨンスはサインして
もらうワインを持って彼の自宅を訪れる。しかし呼び鈴を鳴らす
も中から応答はない。ヨンスはドアに鍵が掛かっていないのを
知り勝手に中に入っていく。中は画家の家らしく画材で溢れて
いた。壁にマネとオランピアが飾られているのを目にする。
すると奥からスンジュンが出てきて、自分が好きなマネのオラ
ンピアを模写したのだと告げる。
スンジュンから絵を受け取ろうとするが、彼は今ここにある絵
は全て売却済みだという。これから書くので貴方にモデルに
なって欲しいという。しかしヨンスはヌードモデルにはなれない
事を告げ飛び出すように出てきてしまう。

翌日サイン入りのワインを引き取りに彼の家を訪れる。
ヨンスは改めてヌードにならないことを語るが、君は昔の恋人
に似ているのだという。ナギョンから昔の恋人に似ていると
いうのはナンパの古いテクニックの一つだと言われていたことも
有り、くどき文句でしょうと告げる。するとスンジュンは彼女
の写真を見せる。するとこれ以上無いほどヨンスに似た写真
だった。
その写真をもって会社に戻る。するとナギョンからは合成して
作ったのではないかという。しかしヨンスは彼の訴えは真剣
だった事を告げる。すぐに本性を出してくるというが、ヨンス
は普通のモデルというのならばやってみる事を告げる。
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★ヨンスに似たウニは実在するのか?

単なるくどき文句なのかと思えば実在したようだ。
しかし昔の恋人に似ているというのはくどき文句になるのだ
ろうかと何時も思う。


★スンジュン役のイ・ドンギュ

ドラマ「復活」でパク・ヒス役を演じていた人だね。
あの時は主人公が復讐するのを影で手伝う役だったけどね。
「オンエアー」でも14話に本人役で登場する。

★ユンジェとスンジュンの関係

イマイチ良く解らない物があった。
最後にそれが発覚し、ユンジェが才能を掘り起こしたような
感じだけどね。

★スンジュンの天才画家としての悩み

悲しいかな。天才と言われることで自分の描きたい絵が描けなく
なってしまうというありがちなスランプの話。
ヨンスが自由に描けるためにその緊張を解していくという役目。
二人は恋人のような関係になっていたけど、ヨンスが彼を好き
になる理由は良く解らないし、スンジュンにしても昔の彼女に
似ているという理由で好きになると言うのはちょっと相手にも
失礼な気がしないでもない。

チャ・ヨンス …… ユン・ソイ (主人公)
オ・ユンジェ …… チョン・チャン (メガネの人)
ミン・ソリン …… キム・ヘリ (理事)
チョン・ナギョン …… イ・ユジョン (宝石、アンティーク担当)
ナ・ドヨン …… チョン・ソンウン (ワイン、美術担当)
キム・ウンテ …… チャン・ヨン (ウィルオークション社長)
ホ・ミョンファン …… チェ・ジョンウォン (復元作業)
ユ・ミニョン …… オク・チヨン (記者)
チャ・マンヒ …… チョン・インテク (ヨンスの父・現猟師)

チョ・スンジュン …… イ・ドンギュ (天才画家)

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