オークションハウス 
Auction House (2007年MBC)

演出:ソン・ヒョンソク、キム・デジン、イ・ジョンヒョ
カン・デソン
脚本:キム・ナムギョン、チン・ホンス、クォン・キギョン
キム・ミヒョン


第10話 11番目の絵

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韓国ギャラリー・ノ・キョンジャ館長の協力により、新進気鋭の
パク・ミングン画伯の絵が展示される。その中には"復活"が
出品されていた。
しかしパク・ミングン画伯の絵はリストによると10点だけの
ハズが"復活"を入れると11点目の作品と言うことになる。
この絵は贋作ではないのか?
この絵を受け付けたのはヨンスで、下見会に展示したのもヨン
ス。しかし展示会の責任者はナギョンであり、最終点検を怠った
のは私だとミンは告げる。取りあえず事実関係を調べるために
画伯や絵の所有者に確認を取ることになる。

ヨンスとユンジェは所有者の家を訪れる。
家から出てきたのはイ・ジウンという盲目の青年だった。
彼はアメリカに移住し、つい最近絵を持って帰国したという。
アメリカでは家族旅行中に事故に合い、両親を失い自分も視力
を失ったとのこと。3年間意識不明が続くがようやく意識を取り
戻したという。NYアートスクールに通っていたとの事だが、
唯一この絵だけが残されていてそれ以外の絵は消え去ったという。
ヨンジェは、パク・ミングンという男性は知らないかと問う。
最近人気の画家で彼もNYアートスクール出身だという。しかし
彼については覚えていないとの個と。ジウンは今でも絵を描いて
居ることを知る。

ユンジェはヨンスを途中で下ろすと一人でミングンに逢いに
行く。彼にもジウンについて知らないかと問う。"復活"の所有者
だという。

ジウンが下見会にやってくると、彼はミングンに逢いたいという。
ノ館長はジウンの才能を評価し、天性の才能があるとして彼と
契約を結びたいと言っていたことを告げる。
ミングンがやってくるとジウンに引き合わせる。ミングンは
ジウンの事を知っていた。ミングンは彼を見るとまた逢えて
良かった事を告げ、僕が力になることを告げる。
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ユンジェは一人、"復活"の本当の作者を調べる

絵のタッチが違うとのことで事情を聞くと初期の作品だと言わ
れる。
本当にミングンの絵なのか。絵の具の成分分析を行い、国産の
絵の具の材料であることを知り、NY時代にミングンが描いたモノ
ではないことが分かる。

ユンジェの行動が波紋を起こしていく。

ただ正直オークション業者としては信用の問題に関わるので
作者を特定していくのは当たり前の行動のように思えるのだけ
ど、何故か反発が起こる。良く解らない業者だな。まぁ確かに
所有者にしてみれば価値の下がる行為なのでして欲しくない
事は分かるが・・・

復活はどういう経緯で公開されたのだろうか?

ミングンはジウンの絵を写真に撮って模写していたけど、
同じような作品が市場に2枚出回ったという事なのか??
所有権はジウンに有ると言うし、しかしミングンは自分が描いた
絵だと言い張るしイマイチ展開が良く解らなかった。

ノ館長は模造作品と知りながら市場に流していたとするならば
相当問題人物だと思うんだけど、お咎め無しですか?

ジウンはどの時点から演技していたのだろうか。

ジウンの記憶を失っていたこと自体ウソって話なんだよね?
ジウンの交通事故は別にミングンが起こしたことではない訳
だよね??

才能が欲にまみれて見えないだけだ。

ジウンにしてもミングンにしても自分の才能という物を受け止
めて自覚している辺りがある意味凄い。
ミングンにしてみればそんな形で絵を描いてもすぐに限界が
来るだろうし、安易な行動だと思う。

チャ・ヨンス …… ユン・ソイ (主人公)
オ・ユンジェ …… チョン・チャン (メガネの人)
ミン・ソリン …… キム・ヘリ (理事)
チョン・ナギョン …… イ・ユジョン (宝石、アンティーク担当)
ナ・ドヨン …… チョン・ソンウン (ワイン、美術担当)
キム・ウンテ …… チャン・ヨン (ウィルオークション社長)
ホ・ミョンファン …… チェ・ジョンウォン (復元作業)
ユ・ミニョン …… オク・チヨン (記者)
チャ・マンヒ …… チョン・インテク (ヨンスの父・現猟師)
ノ・ギョンジャ …… パク・スンテ (韓国ギャラリー館長)

パク・ミングン …… キム・ヨンミン
イ・ジウン …… イム・ジュファン


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