クリスマスに雪は降るの？ (韓国SBS 2009年) 脚本：イ・ギョンヒ 演出：　チェ・ムンソク http://www.tv-tokyo.co.jp/xmas_snow/index.html

第6話 バス停の張り紙
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ジワンは市場でチリ山で採取されたワラビを購入する中、テジ
ュンはジワンの部屋がガンジンの手によってリフォームされて
いるのを目撃する。テジュンはこの部屋でジワンから家族写真
を見せられた時のことを思い出す。ジワンは兄の自慢をして
いたが、自分のせいで亡くなったと責任を感じていた。知人が
大事なペンダントを川に落とし、兄は妹のために川に入って
捜そうとするが、そのまま浮かび上がってこなかったこと。
私さえ居なければ何も起きなかったと告げる。テジュンはペン
ダントを見て持ち主に返さないのか?と告げると、再会したら
返すつもりだと告げる。テジュンはジワンに与えたプレゼント
をまだ開封していないのを知って、ペンダントを彼女の部屋に
置いていく。

会社にいたガンジンの元にヨンチェがやってくる。ウジョンが
呼んでいるとして彼女のオフィスにいくと、明日のプレゼンに
ついて発破を掛けられる。明日は社長だけでなく会長も来る事。
これはイチ都市開発ではなく、会社の死活問題である事を告げる。
ウジョンは話を終えると、ガンジンに対して、日曜日に一緒に
日本人の友人の結婚式に出席してくれないか?と告げる。先約が
有るとして断るとそれはキャンセルして欲しいという。日曜日
の11時に空港で待つという。

ガンジンが去った後、ウジョンはテジュンの前で、彼は私が
ポムソグループの後継者なのに意に返さないという。そこが
また彼の良いところだと告げると、テジュンはどんなにウジョン
が苦しいかは分かるが、見苦しいので彼には関わるなと告げる。
俺の気を引くために彼を誘っているのだろうとすると、ウジョン
はそれを否定し、最近気がつくとガンジンの事で頭がいっぱい
になっている事を語る。ウジョンはテジュンがジワンとやり直す
事に容認し、自分にあった人を選ぶのは大切だと告げる。

テジュンはガンジンの元を尋ねると、今までの借りをどう返そ
うか?と告げる。まさか同僚の婚約者に手を出すなんて酷いので
はないか?とし、今後ジワンの周りを二度と彷徨くなと警告する。
しかしガンジンはキッパリとそれを断る。

ヨンスクを呼び出すチュニは、プサンを目撃したのはヨンスク
しかいない事を告げ、仕返しのつもりで証言をしないのであれば
子供ではなく私に仕返して欲しい事を告げる。貴方だって子供
を持つ母親でしょうとし、どうすればアリバイを証言してくれる
のか?と問う。するとヨンスクは私の前から消えることだとし
それが条件だと告げると、ヨンスクはそれは出来ないとし、
それが条件ならばプサンは服役してもらうしかないと告げる。
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チンタオ都市開発のプレゼンが近付く中、テジュンはガンジン
に対して自分の婚約者に近付くなと警告するも、ガンジンは
それを拒否する。一方ウジョンはテジュンを見限りガンジンに
肩入れしていくが、ガンジンは一切彼女のことを気に掛けずに
いた。しかしそんな態度もまたウジョンは彼に対する思いが
より深くなっていく。

思い出のペンダントが面白いように使われた話だった。
ありがちなアイテムの使い方ではあるけれど、それを巡って
深い葛藤が存在するし、そのアイテム一つで相手のことをどれ
だけ思っているのか伝わってくるものがある。

ペンダントを捜して張り紙しておいたジワンのポスターが
リニューアルされて貼られている辺りは、面白いアイディア
だったけど、少し価値観を変えてガンジンの行動を眺めてみると
ジワンに対する執着心はかなり暑苦しい。これを否定してしまう
と韓国ドラマ全否定に繋がってしまうんだけどね。

テジュンの行動もまた自分勝手なんだけど、このドラマ、ガン
ジンにしてもウジョンにしても、恋愛のためならば身勝手にな
れるとばかりの展開が用意されて居るために、テジュンばかり
を否定する事が出来ないで居る。

ガンジンがバス通勤中のジワンの元に会いに行くも、如何にも
俺を慰めてくれ〜ってオーラが出ているところが笑える。
自分の弱みも見せることで、相手の気持ちを揺さぶろうとして
いるのかな。

突然怒って声を張り上げたかと思うと、抱きしめる行動を取って
見たり、ジュンスがまた突然これまでの態度とは逆にチュニの
元に行ってデートしようと告げる辺り、どういうつもりなのか
と一瞬疑うものがあるな。

プレゼンに於ける資料の紛失事件は、今後テジュンとガンジン
の関係をどういうものにしていくのか。