クリスマスに雪は降るの？ (韓国SBS 2009年) 脚本：イ・ギョンヒ 演出：　チェ・ムンソク http://www.tv-tokyo.co.jp/xmas_snow/index.html

第14話 戻ってきた母親
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チュニはガンジンの家に突然現れる。
三年ぶりの対面にチュニは、年を取る毎に貴方は私に似てくる
とし、部屋に入れてくれるよう求める。しかしガンジンはチュニ
を部屋には入れずにホテルへ連れて行く。ガンジンは何故ウチが
分かったのかと尋ねると、私は母親だと告げるチュニ。
三年前に自分は愛が総べてで、他には何も要らないこと、そして
子供なんて必要がないと言って出て行った事を告げ、その時
自分は二度とこの人と会うことはないと心の中で思ったことを
告げる。三年間電話一本もなく、父同様にこの人は自分のこと
しか考えていないと実感し、俺たちの方から諦めようとして
きっぱり忘れるよう割り切ったが、それは間違いだったのか?
と問う。

ガンジンはジワンの勤める病院にいくと、彼女は疲れて椅子に
座りながら寝ていた。ジワンは彼がまさか病院まで会いに来る
とは思わず、何があったのか?と尋ねる。ジワンはガンジンから
会いに来てくれたのは初めてだとして喜ぶのだった。

プサンの元に行くガンジンは、母さんに逢ったのか?と尋ねる。
ボクは逢っていないというプサン。ガンジンはシンから居場所
を尋ねる。すると先日ジワンの病院に居た際に、ガンジンと
プサンが母には会いたくないと言っていた事を全てチュニは
聞いていた事を語る。チュニはヘルニアを悪化させて入院して
いたとし、詳しい事はジワンに聞いてと語る。

チュニは再び路上で喫茶店を開く。
そこにジワンがやってきて、改めて入院するよう求める。
生活があるので辞められないというチュニは、変わりにジワン
が養ってくれるのか?と尋ねる。チュニはジワンに私のことが
憎くはないのか?と尋ねると、憎いからこそ優しくしていると
告げる。チュニはジワンにガンジンは諦める様告げ、ヨンスク
が元に戻れば二人の関係を認めるわけはないと告げる。
ジワンはチュニに、一人の男を愛し続けたことを後悔している
のか?と尋ねると、後悔しているという。するとジワンは、私も
後になって後悔する事になるかも知れないが、今は諦めない
と告げる。チュニはジワンに、ガンジンを元通りに出来るのは
貴方だけだとし、身をひけばガンジンは元に戻ることを告げる。
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ヨンスクによってガンジンを奪われたことを知り、チュニは
息子を取り戻そうとする。しかしガンジンの元に行くチュニは
彼から正論を言われて何も言えなかった。

なんだか面白いのかつまらないのかよく分からない。
完全にグダグダしたやりとりが目の前で展開され、意固地になる
ガンジンの心を何とか解かそうとするジワンの姿があった。

正直チュニには反論すべき要素が何一つ無く、それが分かり
つつもぶつかっては、自分の過ちだと実感していくような感じ。

ガンジンが親と恋人と責任の間で揺れ動いているのは分かるけ
ど、少々回りくどさなんかも感じて、何をしたいのかイマイチ
よく分からない。

韓国ドラマ好きな人には、冷たさの無さに時折見せる男優の
優しさが良いのかもしれないけど、少々見飽きた人にとっては
辟易と来る物があるのかも知れない。
男女のコミュニケーションの方法論でドラマを盛り上げようとしていて
唯一の救いはハン・イェスルさんの可愛い仕草が見られる所か。

プサンを完全に無視していた母も今回ようやく絡みが有った。
涙するプサンが母の行くのを止めようとする訳だけど、母に
とってはやっぱりガンジンなんだろうね。

そういえばミス・シンは、チュニの妹なの?
単に姉さんと慕っているだけなのかな。