クリスマスに雪は降るの？ (韓国SBS 2009年) 脚本：イ・ギョンヒ 演出：　チェ・ムンソク http://www.tv-tokyo.co.jp/xmas_snow/index.html

第15話 ヨンスクの記憶
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チュニはヨンスクに対して現実から逃げずに正気に戻ってと
告げる。3年前にジュンスとサンチョンの町を出たこと。ジュンス
は既に死んだのだと語る。

ガンジンはジワンとともに帰宅する。
ジワンは彼にそんなに責任を感じなくても良いと語る。人生生きて
いれば時にこんな事も起きるという。運が悪く時にはこんな目に
遭うこともあるが、それは私たちの責任ではないと。

そこにヨンスクが戻ってくる。外まで空気を吸いに言っていた
という彼女。ガンジンはヨンスクに気を使うが、彼女はガンジン
が差し出した手を振り解く。

一方テジュンはウジョンを送り迎えると、自分たちはやり直さな
いか?と告げる。

そんな中、仕事の試案書を作成中のガンジンの元にヨンスクが
やってくる。ヨンスクはガンジンを気遣うフリをして、PCの上に
ジュースをこぼしてコンピュータを壊す。ガンジンは気を使うが
他の社員たちはこのクライアントは厳しいので、試案書が時間通り
提出されなければキャンセルされ、会社としては大損だという。
それでもガンジンはヨンスクに優しく接する。
ヨンスクはそろそろジワンを結婚させないと駄目ねとつげ、今年
中に結婚させたいという。ガンジンに対してあなたも仕事ばかり
しないで早く結婚するよう告げる。

チュニの露天を訪れる客がコーヒーの味でイチャモンをつけて
いるのをガンジンは見かけて追い払う。
チュニを誘い喫茶店で話をするガンジン。チュニは彼にまた会
いに行くからと告げる。ガンジンは現在部屋を探しているので
そこでプサンと暮らすよう告げる。生活費も全て出すとするが
チュニは、私はあなたと暮らしたいのだと語る。家族三人で
暮らそうとし、ヨンスクに対してもう十分にやったので後は娘
に任せれば良いと語る。しかしそれは出来ないとガンジンは告
げる。
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チュニの必死の訴えに対して、一時的な記憶を失っている
ヨンスクは、ガンジンが自分の子ジワンではない事に気がつい
ていく。そしてついには態度に表れていくが・・・

完全にこのドラマに於ける心が離れてしまった様で、相変わらず
何の面白みも感じなくなった。
冒頭からセリフの回想シーンが延々と繰り返され、何の進歩も
見せない状況。

ヨンスクが記憶が戻っているにもかかわらず、復讐の為に演技
した状態のままでいる事によって、その被害を子供達が被って
いく。

ヨンスクもチュニも自分勝手が過ぎる駄目な母親故に、どちら
に感情移入が出来るわけもなく、いけしゃあしゃあと自分の
利益を求める態度に腹が立つばかり。
自分が求めているものがダメになったからと言って今度は自分
から手放したものをまた取り戻そうとして行動する辺り、相手の
気持ちなど考えることもなく、精神的に成長していない親たち
の姿に、なんとも寂しさを覚える。

そしてガンジン自身もジワンの気持ちなど一切お構いなし。
気持ちに優先度を持たせて、ジワンは放置していても大丈夫だ
ろうとの公算が有るのか、態度が冷たく、そして時折優しい
態度を見せてつなぎ止めておく辺りの行動に腹が立つ。

親たちも股子供に優先度を持ち、溺愛している子供にだけ愛情
を注ぐ。ヨンスクがチュニに対してそんな親が子供を持っては
ダメなのよと語るけど、それ貴方のことでも有りますから。

次が最終話か。
ガンジンらがソウルを離れた時点でこのドラマ終わりっぽい。