クリスマスに雪は降るの？ (韓国SBS 2009年) 脚本：イ・ギョンヒ 演出：　チェ・ムンソク http://www.tv-tokyo.co.jp/xmas_snow/index.html

第16話 「愛してる」
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ガンジンはヨンスクの面倒は俺が見るという。ジワンはヨンスク
に対して私と一緒に行くでしょう?と訴えかける。しかしヨンス
クはジヨンと共にここに居ると言い張る。ママがそんなことを
言うのならば私は二度と来ないとし、一緒に行こうとするが
それでも頑としてここから離れるつもりはないという。
ジワンはガンジンに対して、ちゃんとケリをつけるよう説得して
と告げる。私は週末に引っ越し業者を呼ぶのでその時に家から
出て行くと告げる。

ウジョンはオフィスでガンジンを探すが見あたらない。
そこに居たヨンスクにガンジンは何処にいるのか?と問うと、
外にでも居るのではないか?という。しかしウジョンは彼女が
何気なくガンジンという言葉を受け入れていることに気がつく。
ウジョンはガンジンに逢うと、その事実を告げヨンスクは代表の
事をガンジンだと認識していることを告げる。しかしウジョン
はその事をガンジンも既に認知している事を知る。

ウジョンはジワンにその事実を告げ、ヨンスクの記憶が戻って
いる事。そしてそれでも嘘をついている事を語る。理由は分か
らないが、正気に戻っているのを隠して居るみたいで、ガンジン
もその嘘に付き合っているという。意図的に彼を苦しめようと
しているのではないかとし、ジワンに彼を止めた方が良いと語る。

ヨンスクの元にサンチョン納骨院から電話が鳴り、ガンジンが
自分の嘘に気がついていることを知る。

そんな中、建築事務所ではトラブルが起きていた。
一年間中国で仕事をすれば、それだけで未来の成功が約束されて
いるにも関わらず、ガンジンはその仕事を受け入れないという。
ヨンスクの事が心配だというのが理由だが、ジェヒョンは
おばさんが原因で一体どれだけのチャンスを潰してきたのか
分かっているのかと激怒。それを聞いていたジワンもガンジン
に対して頭がどうかしたのか?と問い当然行くべきだと語る。
ヨンスクは私の母であり口を出させないでし、生き方が馬鹿げて
いるという。こんな事をして恨みが消えるとでも思っている
のかとし、ヨンスクの記憶が戻っていることを何故私に話して
くれないのか?と責める。
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ヨンスクの記憶が既に戻っている事を知ったジワン。
しかもガンジンはその事実を知りつつもヨンスクの嘘に付き合
っており、それを知ったジワンは一人で問題を抱えるガンジン
を責める。ヨンスクに許しを求めるガンジンに対してヨンスク
が許すためにある条件を出していく。

もうそんな態度に出るのなら別れちゃえと何度もつっこみを
入れたか分からないドラマがいよいよ最終話。最後の最後まで
息苦しい展開が続き、登場人物たちの不幸に同情するどころが、
この人たち人格障害何じゃないか?と疑ってしまうほど、行動に
は共感できない事が盛りだくさんだった。

3年後の世界では一貫してヨンスクの態度がバカっぽく見えてい
たけど、ジワンを苦しめるガンジンの態度もまたバカっぽく見え
完全に混沌としたカオスの世界に突入している。

ガンジンはジヨンが亡くなった事に対して責任を感じての
態度かと思っていたけど、その事には一切触れずにチュニが
犯した件でヨンスクに対して罪を償っていた様だ。

自分から夫を奪いそして結果的に息子を奪ったことで、ジワン
も奪われたくないとする気持ちも全く分からないでもないのだ
けど、ヨンスクがこれまでジワンに対して見せてきた態度を
見れば、ジワンを引き留める資格など無いわけで、我が儘な
おばさんたちに完全に振り回されてしまった感じのするドラマ。

親の代からの因縁を子供にまで背負わせようとする親の姿に
まさにヘドが出る思い。
どうせ最後は一緒になるんでしょうという気持ちが何処かに
あるので、その分回りくどさを感じて、何とも言えない倦怠感
を感じた。