ドラゴン桜 (勉強の神) 演出：ユ・ヒョンギ 脚本：ユン・ギョンア 原作：三田紀房（「ドラゴン桜」 講談社刊)

第3話 数学の神
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ソクホはギボンの数学塾へと足を運ぶ中、特進クラスが何を
するわけでもなく自習している姿に理事長達は不可解に感じる。
生徒に話を聞くと、基礎固めのために小学の問題集をやらされ
ていると知ると、こんな事をするためにオレを裏切ったのか?
と教師の中では不満を告げる。理事長はすぐにソクホを呼びな
さいと告げる。
ソクホがやってくると、全員が全ての問題集を解き終わるまで
帰させるなとスジョンに指示する。

翌日も自習している姿に、理事長達はソクホが一攫千金を狙う
為に時間稼ぎをしているのではないか?という。この学校の
利権を狙う第三の勢力がいるという噂があるという。
そんな中、ソクホは新しい教師を連れてくる。数学の神・ギボン
だと紹介する。
ギボンは生徒達のテストを見ると、本当に馬鹿なやつばかりだとし、
かなり深刻だと告げる。ギボンは100問のテストを10分以内
に解けと課題を出す。

ギボンは生徒達が数学が出来ない理由を、公式が一つも頭に
入っていないとし、起訴を身につけていないので興味を持てない
のだという。数学をゲームと思えとし、正解を導き出すゲーム
だという。頭ではなく体で覚えろという。
国語や英語は問題の中に答えがあるが、数学は頭の中にあると
いう。処理能力とスピードを身につける事。瞬間的、自動的、
機械的に解く訓練として、ギボンはシャドー卓球をしながら
数学の問題を出し合っていく。

ソクホは職員室で、教師相手に再雇用試験を行うという。
教師の素養を調べるのだと告げる。教師達は急すぎるとして
反対を表明すると、ソクホは10日後に決行すると訂正する。
スジョンは教師に対して試験を行うなんて、正しい方法では
無いと訴える。仮にも教師は神聖な職業だとするが、教員試験
には試験があるし、本当に職務を全うできるのか試すのだという。
試験こそ人をもっとも客観的に調べることが出来るとし、受験者
の人間性を表す鏡のような物だと告げる。

ソクホは生徒達に対して、明日から10日間勉強強化合宿を行う
事を告げる。
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いよいよ特進クラスの生徒5人が決まり、特別授業が始まる。
しかしソクホのする事は、小学時代の問題集を繰り返したり、
受験の数学の神様だという教師を連れてきて、不思議な勉強
をするばかりだった。本当に天下大に行く気があるのかとして
理事長達は不審な視線を送る。

日本版でも卓球だかテニスで、学習する方法などが描かれた
けど、韓国版でもビジュアル化して分かりやすく描かれた
感じ。

それぞれの家庭の事情に触れつつ合宿へという流れだけど、
既に生徒の親たちが、子供の将来を諦めている所が有ったり、
学習に足を引っ張っていたりして、なかなか一筋縄ではいかな
い。普通親は子供の長所を伸ばしてあげるのだろうけど、
そういった長所を引き出す作業も、高校生以前の話なのかな。

日本版でも感じたけど、やはり一年を切っている状況の中で
どんなに要点ばかりを刺激して頭の中に詰め込んだとしても、
最高学府に合格できる物なのかという疑問はある。
この辺は徐々に模試を経験していくことで、実感していくもの
なのかな。

日本版と違ってソクホは随分と生徒に妥協している姿もある。

ベクヒョンの家の件は、学費ローンという形で融資してもらう
という形だった。法律を知らないと人間社会に不利に働くことは
多いね。

勉強すると決めたのに、早くもベクヒョンたちが挫折しようと
している辺りはかなり違和感があるけど、効果が見えてこない
と生徒本人も辛いのかな。

今回生徒の一人・ヒョンジュンにカメラが当たるシーンが
多かったけど、この子よく見るととても可愛らしいね。
演じているのはT-araのジヨン。
女優キム・テヒに似ていることから“リトルキム・テヒ”と呼
ばれているというけど、そんなに似てるかな。