ドラゴン桜 (勉強の神) 演出：ユ・ヒョンギ 脚本：ユン・ギョンア 原作：三田紀房（「ドラゴン桜」 講談社刊)

第7話 国語のソムリエ登場
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英語対決に於いて、アンソニーに負けたスジョンは学校から
居なくなる。負けた方が特別クラスの教師の座から下りると
いう勝負をしていたことを知って、ベクヒョンを始めとして
生徒達は特別クラスを辞めるとして教室から姿を消す。
ソクホは色々と学校内を探し回り、生徒達の携帯に電話をする。

一方生徒達は民族クラブの部室に集まっていた。
プリプはこんなの幼稚で嫌だとして教室に戻ろうとすると、
ベクヒョンはすっかりソクホの言いなりだと告げる。プリプは
ソクホに電話し、生徒達は民族クラブの部室にいる事を話す。

ベクヒョンはプリプにアイツに利用されているだけだと主張
する。しかしプリプは私もそんなに馬鹿ではないとし、勉強を
したいことの何が悪いのかという。特別クラスが嫌ならば
ベクヒョン一人で抜ければ良いと告げると、アイツは叶いもし
ない夢を見せられ振り回されているだけだという。死ぬきで
勉強しても天下大に合格するのは無理だという。チャンドゥは
ベクヒョンがプリプに対しての無礼な振る舞いに激怒し掴みか
かるが、ベクヒョンは容赦なくチャンドゥを殴り飛ばす。
そんな中ソクホがやってくる。
ソクホは全員に教室に戻るよう支持する。そしてベクヒョンに
対してお前にはそんな権利がない事を告げ、ハン先生に義理立て
しようとでも思っているのか?と問う。邪魔するくらいならば
今すぐ辞めろと告げると、ベクヒョンも引っ込みが付かず出て
行こうとする。そこにハン先生がやってくる。

特別クラスには国語の教師・イ・ウニュ先生がやってくる。

スジョンはベクヒョンに対して大馬鹿だと告げ、自分があんな
逃げ方をした事に謝罪する彼女。自分の取った行動が浅はかだ
ったと告げ教室に戻るよう告げる。教室に戻らないならば、
私が去るまでだとし、実力も生徒の扱いも知らない自分に教師
の資格など無かったと呟く。ベクヒョンが逃げれば私は辞表を
出すと告げると、ベクヒョンも教室に戻ることになる。

一方ソクホの元に行くスジョン。ソクホはスジョンのせいで
ギボン先生が出て行ったことを指摘。副担任として戻るのならば
まずはギボン先生を学校に戻せと初ミッションを与える。
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スジョンが英語教師を降ろされる事を知った生徒たちは、ベン
ヒョンを先頭として、ボイコットをする事になる。しかしプリプ
は自分は勉強がしたいとして、ベンヒョンの行動に賛同せず、
仲違いが起こる。

相変わらずベクヒョンの行動が鼻につく物語だった。

ソクホに対する嫌悪感を、他の生徒達にも強要している様で
気分が悪いし、一度はやると決めたにもかかわらず、相変わらず
ネチネチと反抗心を露わにする。

プリプは本音で語るのに大してベクヒョンは依然として本音を
隠す中で、それを見守るベクヒョンとチャンドゥの存在が、
対照的に描かれる。
ベクヒョンは嫌な奴だけど、プリプが好意を寄せているのは
優しさを持つチャンドゥではなく、ベクヒョンなんだよね。
ドラマとしてのオーソドックスな形だけど、一番この形がしっ
くりくるのかな。

国語の授業に於ける能力ののばし方が今回のハウツーとして
描かれた。
とにかく文字に慣れ親しむためにも、教科書に載るような
杓子定規の文学の学習ではなく、官能的であったり刺激的な
物語を導入部とする所は間違えていないかも。

一方ヒョンジョンの問題が浮かび上がってきた。
彼女に襲いかかる女性達は、ヒョンジュン演じているジヨン
が所属するグループT-araのメンバーなのかな。
一体彼女は前の学校で何をしたのか。そして彼女の両親が
何をしているのか。スジョンがその事実を知っている感じで、
ソクホに対してイニシアチブを持っている点が面白く現れて
いた。