ドラゴン桜 (勉強の神) 演出：ユ・ヒョンギ 脚本：ユン・ギョンア 原作：三田紀房（「ドラゴン桜」 講談社刊)

第9話 中間テスト開始！
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英語教師のアンソニーが、特進クラスのことをインターネット
の自分のホームページに掲載する。教育の崩壊、そして予備校
と化した高校など・・・
すぐにソクホはホームページを削除させたとするが、理事長の
マリは恥ずかしい事だと責める。しかし元々学校を手放そうと
していたし、三流高校である事実には変わりないとし、現在は
今日からの中間テストで生徒達が快適に出来る環境を作ろう
と告げる。

一方生徒達もビリだと言われて恥ずかしいとするが、ソクホや
スジョンは勉強して見返せばいいと生徒達を宥める。こうなっ
たら中間テストで満点を取るしかないと。
テスト前に生徒達にアドバイスする。試験直前には問題集など
は見ずに、英単語や公式など暗記ものの確認程度にしろという。
不安で自信を無くす事は極力避けるべきだと。

いざ中間試験が始まる。5日間有る初日だった。
みんなは声を出し合い励まし合うと、答案用紙に目を向ける。

その頃ソクホはアンソニーを呼び出し、商業目的で自分の生徒
を食い物にするとは言語道断だと激怒。しかしアンソニーは
自分だって同様のことをしていると指摘。何の後ろめたいこと
もしていないというソクホに、チャンドゥの母から心付けを
もらっているのを知っていると告げる。ソクホはアンソニーに
対して二度と学校には現れるなと告げ、ホームページに謝罪文
を掲載し生徒達にも謝罪しろと要求する。しかしアンソニーは
断る。ソクホは殴りかかろうとするが、近くにいたスジョンは
それを止める。

試験が終わると答え合わせの時間だった。
ベクヒョンは今日行った試験が全て満点だった。他の生徒達も
満点に近い好成績を初日は大成功だと大喜びする。しかし
今回の中間テストはあくまで生徒達に得点を取らせる簡単な
問題であることを忘れるなとし、まだ4日間残っていると
告げる。

一方教師達はマリの前に行くと、理事会招集を求める。
以前マリがソクホを学校から追放する三つの理由を述べろと
言ったことに関連し、その理由が揃ったのだという。
生徒への虐待行為、そしてアンソニーの無断広告事件。
もう一つは理事会の場で当日アンソニーがその理由を話すと
いう。マリは仕方なく中間テストが終わった際に理事会を招集
することを約束する。
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いよいよ中間テストが始まるも、その直前に特待クラスを受け
持っていた教師アンソニーが、自分の評価を上げるためにホー
ムページに生徒達のことを取り上げた事で不穏な空気になる。
しかも教師達はソクホを退陣させようと、マリに対して理事会
の招集を求めていく。

ソクホの態度は確かにデカいものが有るけど、彼が見ている
のは特待クラスだけだし、現在そんなに大声を出して追い出
そうとしなくても良いのではないかという感じ。

ギボンが何故アンソニーの事を嫌っているのか分からなかった
けれど、ようやく今回彼がゲスな野郎で有ることがハッキリと
分かる展開だった。

ただこのドラマ、日本版を見ていると違和感が出てくる。
もともとソクホの役回りというのは、学校の建て直しではある
のだけど、金とは切っても切れない縁に有る存在では無かった
のか?
なんだか韓国版は教師は聖職であるという点に於いては、
崩しきれない倫理的な壁が存在するような感じがする。

プリプの役回りも正直好きになれないな。
ヒョンジョンの方に個人的に肩入れしているためだろうか。
それともベクヒョンに嫌悪感を覚えているからだろうか。
立場的にソクホの視点で見てしまっている為か、どうもベクヒ
ョンの態度はイチイチかんに障る所があり、自分で自爆した
にも関わらず、個人的な感情をクラスに持ち込むなと小一時間。

突然ベクヒョンばかりが頭が良くなってしまったのも少々腑に
落ちないところが有った。

マリの事を上手くフォローしたソクホが良かったかな。