ドラゴン桜 (勉強の神) 演出：ユ・ヒョンギ 脚本：ユン・ギョンア 原作：三田紀房（「ドラゴン桜」 講談社刊)

第11話 運命の模試
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試験が目標点以下ならば特進クラスを解散する。
そのように聞いたベクヒョンは、暫く学校を休んでいるヒョン
ジョンの元に行き、試験を受けるよう告げ彼女を背負って学校
へいく。ヒョンジョンは保健室で受けることになる。
ヒョンジョンに対してウニュ先生は、まだ心の傷が痛むか?と
問い愛なんて大したことではないという。彼以外にも貴方を
愛してくれる人はいると告げ、それ以前に自分が自分を愛さない
事には始まらない事を告げる。

試験を受けるが、みんな結果は散々だった。しかしソクホは
今は酷いがこれからは少しずつ上がる事を告げ、決して立ち止
まらない様語る。秋の模試では確実に成績は残せるはずだという。

他の教師達は教頭に目標点に到達しなければ特進クラスが解散
する事を聞いてマリにそれを問いつめる。ソクホが職員室に
やってくると、天下大の合格点の70%に達することが出来なかっ
たので、約束通り解散する事を告げる。しかしスジョンは待った
をかけ、マリに対して本当に解散させても良いのか?と問う。
しかしソクホは約束は破れないと告げる。
折角要領を掴んでいたのに・・とスジョンは嘆くが、ソクホは
模試の結果は予想していたことだと告げる。もしかしてクラス
の解散も分かっていて、始めから逃げるつもりだったのか?と
ソクホを問いつめる。生徒の事を放り出すことは出来ないという
スジョンに対して、久しぶりにそのセリフを聞いたと告げる
ソクホは、その気持ちを決して忘れるなと告げ、まずはヒョン
ジョンが勉強を辞めない様気を配れと告げる。

マリはソクホが勝手に解散を決めてしまった事について身勝手
だと呟く。しかし自分は何故解散を躊躇っているのか?と我に
返ると、ソクホの事が好きだからだと自分で悟る。

ヒョンジョンはアルバムを見つめ両親のことを思い涙する。
そんなヒョンジョンの家にプリプはやってくる。何があったの
か?と問うプリプは私に話してくれないかと問う。何でプリプ
に話すのか?というヒョンジョンに対して私たちは友達でしょう
と訴える。しかし私にはやっぱり友達は似合わないと告げると
インターフォンを切ってしまう。プリプの姿を見ると辛いと
呟く。

そんな中、スジョンが彼女の家にやってくると、ルームメイト
に追い出されたので一緒に住もうと告げる。義務感で世話を
されても迷惑だというヒョンジョンに対して、何故一人で
何でも背負うのか?と問い、助け合おうと言っているのに何故
逃げるのかという。これからは支え合えば良いのだと告げる。
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ついにソクホが理事長たちと条件に出していた6月の模擬試験が
始まる。天下大の合格点の7割の目標点が取れなければ、特進
クラスは解散となるのだが・・・果たして。

もう当然そうなるわなという感じの結末。
逆にここで高得点を出されても、それは所詮漫画チックな展開
のみ。

ソクホもここで自ら立ち上がらねば合格するハズはないとし、
それを見越して敢えて生徒達の自主的な学習意欲を試す意味合
いも有ったのだろうね。

相変わらずプリプはヒョンジョンが落ち込んでいる原因が分か
らない様子。好きになるのは仕方がないけど、友人という言葉
を投げかけつつも、相手を切り捨てる行為をするところが、
実に憎たらしい。

ウニュ先生がそんなヒョンジョンに声を掛けてあげるところが
優しいね。イム・ジウンさんってあまり知らなかったけど、
このドラマでの髪型は可愛いし、目がとても特徴的だな。

スジョンはソクホ無き後、ヒョンジョンの気持ちのケアのために
奔走する。寂しくない様に大きなヌイグルミを持って行くけど
韓国のドラマってヌイグルミが多くの場面で出てくる。
しかも大きなヌイグルミだったりするんだよね。

マリ先生も可愛らしい一面が今回顔を覗かせた。
いきなりソクホに告白して振られるとは思わなかったけど、
子供達に当たり散らして特進クラスの生徒達に勉強をさせよう
としないところは教育者としてはあるまじき行為か。

暫くグダグダな展開になるかと思ったけど、取りあえず最後に
なって再びソクホが現れたので、どういう形で今後は特進を
存在させていくのか。