ファンタスティック・カップル

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第15話 胸が痛い


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全ての記憶を取り戻したアンナは、自宅の豪華なベッドで目が
覚める。アンナが自分の居場所に戻ったとみるや寂しげな表情
を見せながらチョルスは家から出ていく。
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韓国ドラマらしく、しつこいくらいに回想シーンの連発で
二人の過去を振り返る展開だった。

当然ながら結婚している二人は一つ屋根の下に戻るしかない訳
だけど、やっぱりビリーが全ての責任をチョルスに押しつけて
いる点が解せない点。どんなにビリーが今のアンナの現状を
見て寂しい表情を見せても、チョルスの前で涙を見せようとも
彼はしてはいけない事をしてきたという意味で、この恋路の
主人公になることにどうしても違和感ばかりを感じる。

そんなビリーの態度に視聴者もアンナにとって相応しいのは
チョルスである事を上手く誘導する役目を果たしている思う。

これまたしつこいくらいにマッコリとジャージャー麺を洗脳的
に描いてきた効果が今回の展開の中で生きてきた。

ドラマとして上手い点は、14話の中でチョルスが、今後もずっ
とアンナと一緒にジャージャー麺を食べ続けたいと言ったとき
に、彼女はあんたはともかくジャージャー麺は好きよと言った
辺りの反証に有ると思う。
ジャージャー麺そのものに問題の本質があるのではなく、
それを一緒に食べる相手こそ重要な要素として描かれている点
がドラマとして効果的に演出した流れだ。

パングとケジュ周りのエピソードがシリアスな流れの中で
随分と砕けた演出として描かれており、やや場違いな感じも
するが、アンナの悲しい顔だけで一時間を描き通すのも疲れる
のが仕方がないか。

最後のバス停留所のシーンは如何にも韓国ドラマっぽいシーン
だったが、気持ちの整理を無理矢理つけたという事にして
今後二人の去就をどうするのかを期待させるような展開には
一応成っていると思う。

チャン・チョルス (オ・ジホ) 配管工
チョ・アンナ/サンシル (ハン・イェスル) 金持ち夫人
ビリー (キム・ソンミン) 実業家
コン室長 (ハ・グァンギュ) ビリーの秘書
ケジュ (イ・ミヨン) トックの母
トック (キム・ジョンウク) チョルスの同僚
ヒョンジョン (イ・サンイ) ユギョンの親友 (小学校の教師)
カンジャ (チョン・スヨン) サンシルが大好き
ユギョン (パク・ハンビョル) チョルスの元彼女

ジュンソク
ユンソク
クンソク

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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