復活
KBS (2005年)

脚本/キム・ジウ
演出/パン・チャンホン、チョン・チャングニ


第3話 ウナの天使、ハウン


今回はウナとハウンの江原道・江陵時代の生活を通して、
二人の関係を描いた話だった。

義理の父に義理立てしているのか、それとも世間的な視線を
気にしているのか。ウナとハウン、どちらも恋愛的感情が有る
にも関わらず兄妹として育った絆から、どうしてもその感情を
表沙汰にすることが出来ないところがある。しかし今回、
ハウンの誕生日には毎年来ようと約束していた江陵の灯台に
いくことで、その感情の解放に成功。熱いキスを交わした。

デシク事件も少しずつ解決に向かって動き始めている。
ドンチャンがデシクを殺したのかまではたどり着かなかったが、
彼がソウルから釜山へのアリバイを崩すことには成功。
ただしアリバイは崩せても殺害した証拠がないのでなんとも
言えないところがある。

20年前のユ・ゴナ殺害事件、そしてゴナが追っていた事件に
関して、彼の捜査日誌から、イ・テジュン、イム・デシク、
チョン・サングクの名前が記載されており、この三人が何らか
の関わり合いを持っている事が分かる。

デシク殺害に関しては、彼が改心し始めた事により20年前の
事件が暴かれるのを防ぐために今回殺害したと見るのがより
現実味を帯びている。

また今回ダイイングメッセージとして残していたマンチョルが
江陵の刑務所にいる事が判明する。彼の妻がデシクから10年間
援助を受けてきた事をギドに言いに来たことにより判明。

マンチョルは20年前のゴナ刑事殺害事件の真相を知っており、
彼の口から色々と興味深い話が飛び出してくる。

その中でもゴナの息子が生きているという事実。そしてそれが
誰でもなくハウンであるという所までたどり着く流れがとても
興味深く描かれており、目の離せない展開になっている。
マンチョルが当時ジェスの元にハウンを送り届けたんだね。

それにしてもハウンの母親は生きて居るとは。
しかもそれが武陵建設会長・インチョルの妻として再婚して
いるとは思わなかった。
でもハウンとシンヒョク同じ顔をしているのだから、誰か
知らせて挙げる人がいても可笑しくないのにね。この辺が
やや不自然なところではある。

ソ・ハウン/ユ・シンヒョク(オム・テウン) 刑事
ソ・ウナ(ハン・ジミン) ハウンの義理の妹
ソ・ジェス(カン・シンイル) ウナの父
ユ・シンヒョク(オム・テウン・2役) 武陵建設副社長
イ・ガンジュ(ソ・イヒョン) KBS新人記者
チョン・ジヌ(コ・ジュウォン) J&C副社長
イ・テジュン(キム・ガプス) 政治家
チョン・サングク(キ・ジュボン) 建設会社J&C会長

ユ・ゴナ ハウンの父
キム・イファ(ソヌ・ウンスク) ハウンの母

キョン・ギド(イ・デヨン) 刑事
キム・スチョル(コ・ミョンファン) 刑事

チェ・ドンチャン(キム・ギュチョル) ニュースターホテル副社長
カン・インチョル(イ・ジョンギル) 武陵建設会長
ヤン・マンチョル 死刑因
イム・デシク ニュースターホテル社長。死。指輪の男

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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