復活
KBS (2005年)

脚本/キム・ジウ
演出/パン・チャンホン、チョン・チャングニ


第4話 記憶


ギドはヤンから事情を聞き、更には聞き込みしている所で、
20年前の交通事故で死んだと思っていたゴナの息子ガンヒョク
が生きている事を知る。しかもそれは彼が最もよく知るハウン
の事であると知って感慨深げ。電話口で確認を取り、涙ぐみ
ながらハウンの事を呼ぶギド。
なんとなくドラマとしては終盤の再会の演出風だ。でもまだ
まだドラマは始まったばかり。
そうすんなり事情が伝わるわけはないなと思ったところで
やっぱりドンチャンに雇われた殺し屋によって、ギドは刺され
る。幸い一命は取り留めたが、脳に障害が残るかも知れない
との医師の言葉に驚くばかり。

ドラマとしてはこの脚本家のお得意な手法で、明らかに犯人は
分かっているのだが客観的に証明できる物証がないという
もどかしさを演出した流れである。

ドンチャンにプレッシャーをかけに行くも今回は逆に追い打ち
をかけられ、ハウンは恐喝の容疑と麻薬所持の容疑が掛けられ
警察にも追われてしまう。驚くべきは警察署の署長も、この
ドンチャンや政治家イ・テジュンの息の掛かった人物と言うこと
で、ハウンを不利な状況へと追い込んでいく事だ。

折角ウナとよろしくやれると思ったのに、やっぱりすんなり
男女が愛することも許さないのは韓国ドラマらしい展開。
それでもまだウナや家族にまでドンチャンの魔の手が及んで
いない分良かったかも知れない。今後はハウンの動きを止める
為にウナにも危険が及びそうだ。

ウナが武凌建設に就職が決まる。
武凌建設といえばハウンの実の弟・シンヒョクが副社長を
勤めるという事で、この辺の対面に期待するモノがあるが、
それより先に早くもハウンとシンヒョクの兄弟による対面が
有りそう。

そういえばギドに付き添っていた女性は妻なのか?
とても綺麗な人で驚いた。一体何という女優さんなのだろうか。
日本で言うところの麻生祐未さんみたいな可愛らしさとしっとり
する女性の色気を感じる人だった。

ソ・ハウン/ユ・シンヒョク(オム・テウン) 刑事
ソ・ウナ(ハン・ジミン) ハウンの義理の妹
ソ・ジェス(カン・シンイル) ウナの父
ユ・シンヒョク(オム・テウン・2役) 武陵建設副社長
イ・ガンジュ(ソ・イヒョン) KBS新人記者
チョン・ジヌ(コ・ジュウォン) J&C副社長
イ・テジュン(キム・ガプス) 政治家
チョン・サングク(キ・ジュボン) 建設会社J&C会長

ユ・ゴナ ハウンの父
キム・イファ(ソヌ・ウンスク) ハウンの母

キョン・ギド(イ・デヨン) 刑事
キム・スチョル(コ・ミョンファン) 刑事

チェ・ドンチャン(キム・ギュチョル) ニュースターホテル副社長
カン・インチョル(イ・ジョンギル) 武陵建設会長
ヤン・マンチョル 死刑因
イム・デシク ニュースターホテル社長。死。指輪の男

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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