フルハウス
(2004年、KBS)

監督/ピョ・ミンス
脚本/ミン・ヒョンジョン


第8話 恋の予感に大パニック


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"誰かを守りたいと思うことは好きって事でしょ。
ヨンジャはヘウォンを守るので、私はヨンジェを守る。
私、貴方のこと好きになったみたい。"
勇気あるジウンの告白だったが、ヨンジェは本気と受け取らず、
いつものジョークだとして大笑いする。
ジウンもヨンジェの事が好きだなんて頭がおかしくなったのか
と自らの心に訴えかける。

映画が公開されたことでジウンはインタビューを受ける。
すると衣装を担当したヘウォンとの関係を詮索される。
事務所の社長はジウンの行動を叱責し、ヘウォンとの関係を
誤魔化すために自宅を公開して、スキャンダルの件をもみ消そ
うと画策する。
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ヨンジェとジウンの絡みは面白いのだが、相変わらずみんな
自分勝手な人たちにどうも好きになれない。

結婚しているのを知っているのに、それを無視して頻繁に
ヨンジェを呼びつけるヘウォン。
結婚しているのを知っているのに、それを無視してアプローチ
をかけるミニョク。
この辺の行動に説得力が有るのかどうかだね。
姦通罪の存在する韓国でこんな大胆な行動に出るのか。

ヨンジェ本人も自らはヘウォンを追い掛け尻に敷かれている
現実があるのに、ジウンがミニョクの元に行くのを許そうとは
しない。自分がジウンの事を好きだと認識しているのならば
冒頭で告白したジウンの発言を笑い飛ばそうだなんて思うはず
も無いだろうしね。

ミニョクのナルシストぶりがまた気持ちが悪い。
"僕"という人物を特別な存在だと思っているらしく、僕は
忙しい人物だからなかなか逢えないんだよとか、どうして
ジウンは僕のことを好きじゃないのか?他の女性はみんな僕の
事を好きになるのに、だってさ。
誕生日なのに誰も祝ってくれない現実が全てを物語っている
気がするんだけどね。

親友だと言っている割りに親友達の恋人を奪おうとしている
現実に片腹痛い思い。
ヘウォンもミニョクが好きだと言っている割りにそんな素振り
を全く見せないところも変だな。

唯一ジウンが起こると"ご飯をつくってあげない"が良いな。
これしか対抗する手段を持っていないと思っているところが
可愛らしい。

ハン・ジウン (ソン・ヘギョ) 小説家
イ・ヨンジェ (RAIN (ピ) ) 芸能人
ユ・ミニョク (キム・ソンス) メディア企業本部長
カン・ヘウォン (ハン・ウンジョン) ヨンジェたちの幼馴染み
シン・ドンウク (カン・トハン) 元銀行員。ジウンの友人
ヒジン (イ・ヨンウン) ドンウクの彼女。妊娠

評価:★★★★☆☆☆☆☆☆ (4.0)

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