花より男子 ~Boys Over Flowers~

脚本/ユン・ジリョン
演出/チョン・ギサン

http://www.hanadan-k.com/
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第8話 さよなら、わたしの初恋

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つくしの退学、類のF4脱退を賭けて司と対決することになった
両者は最後の種目・水泳を目の前にしていた。
司はつくしに会いに行き、そんな勝ちたいか?なんで類なんだ
として彼女を抱きしめる司。今からでも遅くはないので一言
好きと言ってくれと告げる。しかしそれを拒むつくしに司は
天下の俺様がここまで言ったのにと憤りを感じる。
そして最後のチャンスを与えたが自らそれを捨てた彼女に
もう手加減はしないと敵意をむき出しにする。

いざ水泳の試合。
奥内プールにみんなが集まる中、二対二の対決が始まる。
そして結果が出ようとしているとき、突然室内の照明が消され
てどちらが勝ったのか分からないまま競技が終わる。審判員を
買って出ていた姉の椿は司の仕業だとして微笑む。
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つくしと類が接近し、司が地団駄を踏む中で、果たしてこの
関係はどうなってしまうのか。

司も力や金だけでは人の心は動かせないことを悟ったのか。
司にオレ様節が出たところは日本版っぽくて面白かった部分。

水泳の試合はグダグダのまま終わってしまったが、司が勝負
に待ったを掛ける所は良かったと思う。やっぱり二人の存在
を手放したくないものとして認識しているのだろうね。

相変わらず展開はブルジョワジー漂う内容だった。
勝負後のつくしと類はデートする時に白馬に乗るし、
ゴルフをしたりアイスホッケーをしたり。

類とつくしが初恋に蹴りを付けるというターニングポイントは
イマイチ分かりづらかった。つくしの初恋が類だった事も驚き
なのだが、恋してからそれにケリを付けるまでのスパンが随分
短い事。類は初恋である静と蹴りを付けたわけだが、つくしとの
関係を諦め、司に譲っても良いとしたのは何故なんだろうか。

しかし類とのデートの中で司との痕跡に思いを巡らせる辺りは
つくしの司に対する心情が伺えて良くできていた所だ。
この辺のつくしの心情をもっと分かりやすい形で類に伝える
べき展開だと思う。

つくしが司に気があるところは、司が死亡事故を装ったところ
で分かるものだったが、あんまり趣味の良いイタズラでは無か
ったね。

さて再びつくしと司が急接近した。
刺身の折り詰めを巡って、つくしが惨めな思いをしてそれを
司が助けるというのはとても格好良い部分なのだが、相変わらず
自分の力で解決するのではなく、彼の家が金持ちであることを
利用して、お前の会社を倒産させるぞと言う辺りは、ちょっと
格好悪い。

最後は司が再びつくしの自宅にやってくる。
司も含めて全員で川の字で寝る。つくしは自分の部屋があるの
に、なんでそこに招待しないのかと思ったけど、司も家族の
暖かさが分かる展開で満更でも無いと言った感じだったね。
つくしの事をクリーニングと呼ぶところが笑えた。

クム・ジャンディ (ク・ヘソン) つくし
ク・ジュンピョ (イ・ミンホ) 道明寺司
ユン・ジフ (キム・ヒョンジュン) 花沢類
ソ・イジョン (キム・ボム) 総二郎
ソン・ウビン (キム・ジュン) あきら

クム・イルボン (アン・ソクファン) 父・晴男
ナ・コンジュ (イム・シェジン) 母・千恵
クム・ガンサン (パク・チビン) 弟・進

サニー (チャン・ジャヨン) 神話学園
ジンジャー (クク・ジヨン) 神話学園
ミランダ (ミン・ヨンウォン) 神話学園
オ・ミンジ (イ・シヨン) 神話学園・つくしの友達・桜子
イ・ジェハ (チョン・イチョル) 神話学園・モデル

ハ・ジェギョン (イ・ミンジョン) 大河原滋
チャン・ユミ (キム・ミンジ)

ボム・チュンシク (キム・ギバン) バイト先のマスター
チュ・カウル (キム・ソウン) バイト先の友人・松岡優紀

ミン・ソヒョン (ハン・チェヨン) 藤堂静。類の初恋。
ユン・ソギョン (イ・ジョンギル) 祖父。元大統領
ソ・リヨン (イム・ジュファン) 兄
ソ・ヒョンソプ (キム・ジョンジン) 父
ク・ジュニ (キム・ヒョンジュ) 姉・道明寺椿
カン・ヒス (イ・ヘヨン) 母・道明寺楓
チョン・サンノク (チョン・ホビン) 秘書
チャ・ウンジェ (パク・スジン) 日向更

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