イルジメ 一枝梅
(2008年・SBS)

演出/イ・ヨンシク (新入社員、銭の戦争)
脚本/チェ・ラン

http://www.tv-tokyo.co.jp/iljimae/
http://www.iljime.com/


第5話 葬られた過去


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ギョムは記憶を取り戻したものの育ての親・セドルを前にして
突然感謝を述べる。

ヨンは官婢の情報を探るために、格闘賭博の主人・ヒボンに
調査を依頼しようとする。その為の金をポンスンの父から
取り返す。落としたと思っていた金の袋だが、酒を買おうと
しるポンスンの父が金の袋を持っていたのである。
その金を持ってヒボンに交渉する。
ポンスンは自らギョムに接触、自分はヒボンの情報収集の為の
構成員の一人で官婢の件を調べるという。変わりに200両を
要求してくる。ポンスンは役人の伯父さんに義禁府に有る記録
を盗み見てもらうよう要求するが、機密庫の警備が厳しく
難しい事を告げられる。
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なんだかごちゃごちゃしていて誰が敵なのか味方なのかよく
分からない。しかも敵が何のためにイ・ウォノの事をハメた
のか、そしてギョムの事を何年も経過しているのに追い回して
いるのか全くの意味不明だ。
敵も敵でよくギョムの事を覚えているな。
彼はそんなに重要な人物なのか?

ギョムの父親の真相を知る者達がなんとかその事実を伝えよう
として証拠を残すも、敵はそれを食い止めようと必死。

またギョムの事を探すチャンの事をなんとか煙に巻こうとする
仲間達の暖かさとは逆にボロが出て行く様子にはなんともハラ
ハラさせられる。

ドラマとして面白くさせているのは、ビョン・シクの横暴
を上手く監視している義禁府の別組織の存在。
ただこの存在が逆に敵味方の存在をややこしくさせている感じ
でもあるんだけどね。
また殺し屋のムイとビョン・シクの関係もイマイチ良く解らない。
この二人繋がっているのか?
ムイはビョンシクとは別行動で証拠を消そうとしている感じ
にも思えるけど、その辺の事実関係は全く見えるものが無いな。

それと難しい要職の名前が沢山登場し、メモしておかないと
なんだか分かりづらいね。

最後、処刑される直前に真相を暴露すると言っていたクォン・
ドヒョンが殺害された。チャドルが自殺ではなく他殺だと気づ
いたまでは良かったがそれ以上の展開にはならなそう。
それよりも髪留めに紛れ込ませて書いた真相を書いた書の存在。
ギョムが手にしたけど、役人と奪い合いになり文章は殆ど
読めない状態。果たしてこの書が後々真相究明に大きく役立つ
のかな。

ヨン=イ・ギョム …… イ・ジュンギ (泥棒)
シフ=チャドル …… パク・シフ (泥棒に仕立て上げられる)
ポンスン …… イ・ヨンア (商売女。狡賢い)
ウンチェ …… ハン・ヒョジュ (シワンの妹)
シワン …… キム・ムヨル (両班の生意気な子、シクの息子)

セドル …… イ・ムンシク (チャドルの父)
タン …… キム・ソンリョン (チャドルの母)
ビョン・シク …… イ・ウォンジョン (漢城府判事)

イ・ウォノ …… チョ・ミンギ (ギョムの父)
ハン氏 …… イ・イルファ
イ・ヨニ …… ソン・テヨン (ギョムの妹)
デシク …… ムンジュン (イルジメの仲間・料理店)
フンギョン …… キム・ヒョンソン (イルジメの仲間)
ヒボン …… ト・ギソク (イルジメの仲間・格闘賭博)

シム・ギウォン …… メン・ジェソン (ウォノの友人)
謎の黒幕 …… キム・チャンワン
コンガル …… アン・ギルガン (手下の男性)
サチョン …… キム・レハ (手下の男性)
ムイ …… チョ・サンギ (手下の男性)
チャン …… イ・ウォンジェ (役人。ウォノをはめる)

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