イルジメ 一枝梅
(2008年・SBS)

演出/イ・ヨンシク (新入社員、銭の戦争)
脚本/チェ・ラン

http://www.tv-tokyo.co.jp/iljimae/
http://www.iljime.com/


第18話 復讐を前に

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イルジメはピョンシクの自宅に侵入し、ピョンシクに刀を突き
つけ、イ・ウォノに罪を着せたのは誰なのか問いつめる。
しかし後からはウンチェがやってきて、イルジメに刀を突きつ
ける。しかしあっさりと形勢は逆転し、ウンチェがイルジメに
人質として捕らえられることになる。ピョンシクに改めて
白状する様告げると、ピョンシクは咄嗟に死んだイ・キョンソ
プに命令された事を告げる。王に仕える6人の中でイ・ウォノ
が最も寵愛を受けた事がきっかけで殺したとのこと。そして
セドルを殺害した件も全てキョンソプの責任に擦り付ける
ピョンシク。
イルジメは刺青が有るかどうかを調べるためピョンシクの服を
刀で切るが刺青が無いことに違和感を感じる。王を即位を手助
けした人物は他にも居るのか尋ねる。ピョンシクは6人以外知
らない事を告げる。もしも今日の日のことを口外したらその時
は本当に殺害するとしてイルジメは現場を後にする。

ギョムは復讐を誓ったはずが既に相手は亡くなっている事を
知って父親に無念を報告する。イルジメとしての仕事が終わっ
た事を悟り、イルジメスーツを木の箱に入れ外に埋めてしまう。
そして改めて梅の木の下に行き、涙するギョム。
その姿をポンスンは木の陰から見守っていた。ギョムは梅の木
を見ると"この木はヨンのもの"と書かれている事を気がつく。
そして木の裏にいたポンスンに気がつき問いつめると、ポン
スンは正直にこれまで尾行していた事。そして何か思い詰めた
様子で木を眺めていたのでギョムの為に木を購入したことを
告げる。
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いよいよ佳境に近づいてきた感じだね。

ギョムはウンチェの事が好きだが、ポンスンを連れて行こうと
する辺りはちょっと切ない感じがした。特に今回はギョムと
ポンスンの距離がかなり近づいただけに、ウンチェの存在が
煩わしくも感じるものだった。

何と言ってもポンスンはギョムが助けた子供だったという事が
彼に伝わったこと。あの時助けると誓っただけに、無下
に扱うことが出来なくなったのだろうか。

シフ&シワンが王の親衛隊・キョムサボクへと就任する。
シフはサチョンからの推薦によるものだが、身分とかそのまま
で就任できたのか?

清国に追放したハズのチョン・ミョンスがまたしても戻って
くる。しかも清国は全土を掌握するのも目前の状態で、
朝鮮としてはご機嫌取りをしなければならない様子。
しかもソヒョン世子が不自然な亡くなり方をした事を知って
居る辺り抜け目がない。それを踏まえつつ兵力と兵糧米を
求めてくる所がいやらしいね。いや直接それを申し出た事では
無くあくまで自発的な差し出しを要求しているところが、
当時の中国と朝鮮の関係を描いていて悲しいところ。

市民から志願兵を募集し、兵糧米を出せと要求する朝廷。
まさかそんな名分のない戦いに参加する奴は居ないだろうと
思っていたもののなんとデシクは志願する。

そして今回は色んな人にギョムがイルジメであることが発覚
してしまう。ポンスンは菜園を作っているところで外に埋めら
れていたイルジメスーツを発見!
一方フンギョンにもこれまでの流れから、ギョムがイルジメで
有ることを知り、宮殿内の地図を提供して貰う。
15日後に清国に兵士と兵糧米を送る事を知って予告状を送り
付け、ポンスンと一緒に侵入するための用意をする辺りは最後の
ほのぼのとした光景なのかも知れない。

そんな中イルジメと恋仲である女性ウンチェの存在がサチョンら
に伝わる。ウンチェが人質になりイルジメがおびき出される
ことになる。しかもピョンシクはチェジュのモクサとして
左遷されてしまうらしい。全てはウンチェがイルジメと接近して
いたがためのもの。

イルジメの元に一通の手紙と人の指を届く。
ウンチェが囚われているのを知り助けに行くことになる。
仕事が済んだらポンスンらと逃げることになっていたのに、
わざわざ敵に殺されにいくような事実にポンスンも納得いかない。
しかしポンスンは視点を変えてコンガルに助けを求める辺りは
良くできていた。でも助ける間もなくギョムは窮地から脱して
しまうけどね。

ギョムがサチャンに呼び出されたのは、製紙場。
茹でた釜の上にウンチェがツルされていた。
なんかこのシチュエーションが妙に滑稽に映る。
あっさりとイルジメが捕まったと思えば急に反撃したりして
良く解らない様な状況。そしてウンチェが殺害されるのを阻止
するために思わずシフはサチャン師匠を裏切ってしまう。
でも完全に裏切ったわけではないとしたところが、なんか
微妙に映るわけで、一連の顛末はかなり胡散臭くなってしまった。

またしてもシフとイルジメの戦闘シーン。
イルジメは素手なのにシフは刀を振り回す。相変わらず卑怯な
奴だ。でもやっぱりイルジメの力が上回り彼を制圧。
それでも尚、私に背中を見せるなという辺りがなんとも見苦しい
シフ。

ウンチェを連れてイルジメの秘密基地である鍛冶場へ。
指を切ったのはウンチェではなくシフだった様子。
死体から切り取れば良いじゃないと思ったけど、女性っぽい
指じゃないとダメなのね。
最後にイルジメに顔を見せてくれるよう要求するウンチェ。
この期に及んでまだ顔を知りたいという執着心が凄い。

ヨン=イ・ギョム …… イ・ジュンギ (泥棒)
シフ=チャドル …… パク・シフ (泥棒に仕立て上げられる)
ポンスン …… イ・ヨンア (商売女。狡賢い)
ウンチェ …… ハン・ヒョジュ (シワンの妹)
シワン …… キム・ムヨル (両班の生意気な子、シクの息子)

セドル …… イ・ムンシク (チャドルの父)
タン …… キム・ソンリョン (チャドルの母)
ピョン・シク …… イ・ウォンジョン (漢城府判事)
ヨニ …… ソン・テヨン (ギョムの姉)

イ・ウォノ …… チョ・ミンギ (ギョムの父)
ハン氏 …… イ・イルファ (ギョムの母)
イ・ヨニ …… ソン・テヨン (ギョムの妹)
デシク …… ムンジュン (イルジメの仲間・料理店)
フンギョン …… キム・ヒョンソン (イルジメの仲間)
ヒボン …… ト・ギソク (イルジメの仲間・格闘賭博)

シム・ギウォン …… メン・ジェソン (ウォノの友人)
謎の黒幕 …… キム・チャンワン
コンガル …… アン・ギルガン (手下の男性・ポンスン父)
サチョン …… キム・レハ (手下の男性)
ムイ …… チョ・サンギ (手下の男性)
チャン …… イ・ウォンジェ (役人。ウォノをはめる)

チョン・ジヨン …… チョン・ユン (清国大使の息子。)
ソムソミ …… ハ・ウネ (ウンチェの付き人)
チョン・ミョンソ …… チョン・ジンギ (清国大使)
ヤンスン …… パク・ユソン (八百屋の娘)
ソヒョン世子 …… キム・ジワン (仁祖の長男)
仁祖 …… ??? (李氏朝鮮時代の第16代国王)

イ・ヨンアさんのblog
http://minihp.cyworld.com/pims/main/pims_main.asp?tid=51354242

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