韓国版 「魔王」

監督/パク・チャンホン
脚本家/キム・ジウ

http://www.so-net.ne.jp/adtv/DevilEmpress/


第2話 過去の罪を償う時が来た


今回はヘインが一連の事件に捜査協力するまでを描いた。

ヘインはチーム長であるパン・チャンホから頼まれてこの事件
に協力することになる。
かなり回りくどい描き方だけど、スンハ事務で働くグァンドゥ
は過去に刑事だったという事で、グァンドゥが6年前の連続殺人
事件の時に現在のチーム長に彼女を紹介し能力を使って事件を
解決したという過去が有る様子。

カン・オスに彼女を紹介するも当然ながら最初は彼女の能力を
信じることはない。実験とばかりに彼女にクォン弁護士の事件
現場に残されていたナイフなどに触れさせようとするが、
実験台になるのは嫌だとヘインは断る。この辺で断るところが
韓国の女性らしい所だね。

ドラマとしては2つの流れが有り、宅配便でタロットを送って
きた人物の捜索と、クォン弁護士殺害の犯人捜しの流れが存在
する。どちらとも監視カメラの映像が利用されるところなど
日本版には無かった演出だし、二つの事件に共通するのが、
黒革の手袋をしており、足を引きずっているという事実だ。
ただカン・オスの目も慎重で、足を引きずっているのは偽装
ではないかと疑っている。

クォン弁護士と容疑者であるドンソプに接点が見つかり、
15年前にドンソプを起訴した検事がクォンだったという事。
そして単純な窃盗事件であるにもかかわらず、累犯事件として
懲役10年という有り得ない判決を下した事。この件で恐らく
スンハが手紙を送るなりして量刑が不正であることを訴えて
いるのだろうけど、今のところその形跡は見えていない。

そういえばクォン弁護士の携帯電話にスンハの着信履歴が有っ
たというのが気になる点。わざわざ形跡を残し、警察から
疑われようとした意図は何処にあるのか。

今のところキム・スンギという人物がどんな役目をするのか
気になるところ。この人、日本版で言うところの宗田充かと
思っていたのだけど、実際には高校時代虐められていた役の
様で、日本版には当てはまる人が居ないのではないかと
思ってしまう。果たしてどんな役目をするのだろうか。

カン・オス ……… オム・テウン (刑事)
オ・スンハ ……… チュ・ジフン (弁護士)
ソ・ヘイン ……… シン・ミナ (図書館勤務)

チャ・グァンドゥ ……… キム・ギュチョル (スンハの事務所)
クォン・ヒョンテ ……… イ・ドリョン (弁護士)
チョ・ドンソプ ……… ユ・ヨンス (日雇い労働者)
カン・ドンヒョン ……… チョン・ドンファン (国会議員/実業家)
カン・ヒス ……… チェ・ドクムン (オスの兄。ホテル社長)
チェ・ナヒ ……… ユン・ヘギョン (カン・ヒスの妻)
ナ・ソクジン ……… キム・ヨンジェ (秘書。ナヒと不倫)

キム・スンギ (高校時代の友人/)
キム・ヨンチョル (高校時代の友人/出版社)
ユン・デソク (高校時代の友人/高利貸)

パン・チャンホ (刑事/上司)
イ・ミンジェ (刑事)
シン・ジェミン (刑事)

ヨ・スンオク (農場オーナー)
ユン・ジュヒ (ヘインの母)
ファン・スゴン (タロットカードカフェ)

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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