韓国版 「魔王」

監督/パク・チャンホン
脚本家/キム・ジウ

http://www.so-net.ne.jp/adtv/DevilEmpress/


第7話 嘆きの都に向かう者 我を通り過ぎよ


今回は一連のタロットカードが何故カン・オスに送られて
くるのか。そしてカン・オスの周りで殺人事件が起こるのか
その理由が分かる話だった。

デシク事件でソラの母は、殺意を持っていたのではなく脅す
為にガス銃を持っていた感じだ。デシクが亡くなった事実を
聞き自分が加害者であると分かったときの彼女はちょっと
気の毒だったね。

ヘインの透視が今回フル活動した感じの展開だった。
透視で見た人が、駅のホームでぶつかり合った人と同じ人である
ことを知った所から今回ストーリーが始まった。

驚くべき事は彼女の元にも青い封筒に入ったタロットカードが
届いたことか。"女帝"を表すカード。

今回は元刑事であるグァンドゥの証言が全てだと思う。
カン・オスが高校時代に起こした事件。父親の力によって正当
防衛にさせられた事。その時学校に有利になるよう記事を書いた
のがジュンピョだった事。
日本版ではオスの父が金の力で嘘の記事を書かせた訳だけど、
韓国版ではジュンピョは学校の校長の甥という扱いになっている。

カン・オスの元にも高校時代の写真が届く。
これでようやく本人にも事情が伝わっただろうか。

オスとスンハが拘留中のドンソプに面会に来た場で鉢合わせに
なるとき、スンハがオスに対して、犯人の動機を見つけることが
事件解決への近道だと悟るところが興味深い。勿論一般論だと
しても、このセリフによって警察が何処まで情報を掴んでいる
のか分かるし、互いに腹の探り合いになっているところが
面白いよね。

また今回はスンギがオスの兄や父が住む自宅にまで足を運んだ
事でドラマが動きそうな展開。先日、ヒスの妻・ナヒが
ソクジンといる所を見られているからね。
最後にはナヒとソクジンが密会し抱き合っているところを激写
されていた。

カン・オス ……… オム・テウン (刑事)
オ・スンハ ……… チュ・ジフン (弁護士)
ソ・ヘイン ……… シン・ミナ (図書館勤務)

チャ・グァンドゥ ……… キム・ギュチョル (スンハの事務所)
クォン・ヒョンテ ……… イ・ドリョン (弁護士)
チョ・ドンソプ ……… ユ・ヨンス (日雇い労働者)
カン・ドンヒョン ……… チョン・ドンファン (国会議員/実業家)
カン・ヒス ……… チェ・ドクムン (オスの兄。ホテル社長)
チェ・ナヒ ……… ユン・ヘギョン (カン・ヒスの妻)
ナ・ソクジン ……… キム・ヨンジェ (秘書。ナヒと不倫)

キム・スンギ (高校時代の友人/)
キム・ヨンチョル (高校時代の友人/出版社)
ユン・デソク (高校時代の友人/高利貸)

パン・チャンホ (刑事/上司)
イ・ミンジェ (刑事)
シン・ジェミン (刑事)

ヨ・スンオク (農場オーナー)
ユン・ジュヒ (ヘインの母)
ファン・スゴン (タロットカードカフェ)

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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