韓国版 「魔王」 監督／パク・チャンホン 脚本家／キム・ジウ http://www.so-net.ne.jp/adtv/DevilEmpress/

第8話 永遠の苦悩に向かう者 我を通り過ぎよ

一時間かけてゆっくりと、オスの高校時代の出来事を描き
そこから発生している復讐事件という事が分かる展開だった。

チョン・テフンという優等生がヨンチョルを虐めるのを辞めろ
と高校時代オスを筆頭とするいじめっ子たちに一人で立ち向か
う。一人では何も出来ない、卑怯で情けない事だと散々オスを
挑発し、結局自分が持って行ったナイフを奪われ、それによって
刺されてしまう。
日本版を見るとこの刺されてしまう事件の中に誤解する要素が
取り込まれているんだけどね。

しかし現代劇に於いてドンソプ事件の公判が近づく中、
グァンドゥがこの事件の真相を語って聞かせる時に
シラっとした顔で他人行儀に話しを聞いているスンハが
興味深い。何と言っても裏で手を引いているのは彼だものね。
スンハの行動にも全く共感できないだけに、この態度がなんと
なく苛っとさせられるものがある。

更に今回はデシクの葬式があるわけだけど、スンハが悲しむ
ソクジンやスンギの姿を見てニヤリと微笑むところがなんとも
憎たらしい。

デシク事件に関しては債権者名簿を手に入れ犯人がキム・ジョン
ヨンという名である事が分かった様子。ソラのママの名前かな。
逮捕間近といったところか。

あとスンギがオスの兄・ヒスに仕事を求めに来たね。
済州島のカジノを任せて欲しいというずうずうしん態度。
その後父親にもゴミ扱いされてしまうが、あんまり大きな
態度に出るとヤバいですよといわんばかりの展開だ。

カン・オス ……… オム・テウン (刑事)
オ・スンハ ……… チュ・ジフン (弁護士)
ソ・ヘイン ……… シン・ミナ (図書館勤務)

チャ・グァンドゥ ……… キム・ギュチョル (スンハの事務所)
クォン・ヒョンテ ……… イ・ドリョン (弁護士)
チョ・ドンソプ ……… ユ・ヨンス (日雇い労働者)
カン・ドンヒョン ……… チョン・ドンファン (国会議員/実業家)
カン・ヒス ……… チェ・ドクムン (オスの兄。ホテル社長)
チェ・ナヒ ……… ユン・ヘギョン (カン・ヒスの妻)
ナ・ソクジン ……… キム・ヨンジェ (秘書。ナヒと不倫)

キム・スンギ (高校時代の友人／)
キム・ヨンチョル (高校時代の友人／出版社)
ユン・デソク (高校時代の友人／高利貸)

パン・チャンホ (刑事／上司)
イ・ミンジェ (刑事)
シン・ジェミン (刑事)

ヨ・スンオク (農場オーナー)
ユン・ジュヒ (ヘインの母)
ファン・スゴン (タロットカードカフェ)

評価：★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)