韓国版 「魔王」

監督/パク・チャンホン
脚本家/キム・ジウ

http://www.so-net.ne.jp/adtv/DevilEmpress/


第9話 滅びの民へと向かう者 我を通り過ぎよ


今回は過去に起こした殺傷事件に苦悩するオスの状況を描いた。

向き合いたくなかった過去なのか、これまでこんな事件を起こ
した臭いさえしなかったオスには、触れられたくない過去が
有ったのだね。
上司に辞表を出すオスに対して、パン・チャンホは逃げずに
向き合うことを訴える。日本版ではこの事件の顛末を上司は
既に知っていたわけでその辺の事情が若干違った訳だけど、
それでも自分がこの先もこの事件に関わっていくべきなのか
で苦悩するシーンが有ったよね。

当時の担任のモ・イノ先生までこの事件に関して動き始めた。
理由は何者かから書類が届いたこと。
イノ先生はすぐにその送り主は当時虐められていたヨンチョル
だと考える。当時テフンが彼の変わりに亡くなったのに対して
ヨンチョルはその事実を言えなかったからね。あの現場で
目撃していたのに。

オスは父親に対しても噛みつく。
彼は無実になることを望んでいたのではなく、彼の言葉を
信じて欲しかったと。どう見てもテフンをナイフで刺している
映像。それでも殺すつもりはなかったという。まぁこの辺の
事情やトリックは後々分かるけどね。

現代劇の方ではデシク死亡の件が事故ではなく殺人だという
証拠が見つかる。顔に飛散した物質を調べると催眠ガスが
顔に吹き付けられていた跡が見つかった。その拳銃からも
ジョンヨンの指紋が見つかったと言うことで後は逮捕するのみ。
しかし睡眠ガスが拳銃の中に入っているなんて変過ぎる。
普通スプレーとか気の利いた容器に入っていないか?
銃に仕込まれており、しかも国内で銃でCSガスを使うものは
無いという変な展開。

あとソクジンの元にナヒとの不倫の写真が送られてきた。
犯人はスンギと疑っているのか彼の持ち物を探るソクジンの
姿があった。スンギの存在は日本版でもとても目に付くモノ
だったけど、本当に嫌な存在だね。

カン・オス ……… オム・テウン (刑事)
オ・スンハ ……… チュ・ジフン (弁護士)
ソ・ヘイン ……… シン・ミナ (図書館勤務)

チャ・グァンドゥ ……… キム・ギュチョル (スンハの事務所)
クォン・ヒョンテ ……… イ・ドリョン (弁護士)
チョ・ドンソプ ……… ユ・ヨンス (日雇い労働者)
カン・ドンヒョン ……… チョン・ドンファン (国会議員/実業家)
カン・ヒス ……… チェ・ドクムン (オスの兄。ホテル社長)
チェ・ナヒ ……… ユン・ヘギョン (カン・ヒスの妻)
ナ・ソクジン ……… キム・ヨンジェ (秘書。ナヒと不倫)

キム・スンギ (高校時代の友人/)
キム・ヨンチョル (高校時代の友人/出版社)
ユン・デソク (高校時代の友人/高利貸)

パン・チャンホ (刑事/上司)
イ・ミンジェ (刑事)
シン・ジェミン (刑事)

ヨ・スンオク (農場オーナー)
ユン・ジュヒ (ヘインの母)
ファン・スゴン (タロットカードカフェ)

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

inserted by FC2 system