韓国版 「魔王」

監督/パク・チャンホン
脚本家/キム・ジウ

http://www.so-net.ne.jp/adtv/DevilEmpress/


第12話 唯一の道は 自分を守ることだ


冒頭ではテフンが刺されたナイフはヨンチョルから取り上げた
モノであることが分かる展開だった。ヨンチョルが殺意を持っ
てオスを刺そうとしたときにそれを止めたテフン。しかし
テフンが刺されたときに何故か教師に本当のことを言えなかった
ヨンチョル。

ソラにぬいぐるみを手渡したと思わせるヨンチョルと面通し
させる。しかしソラは否定した。刑事さん達を悪い人だと
認識したのだろうか。子供故に軽く手名付けられるとはいえ、
この辺のやりとりはやや不自然。

オスが自分に届いた高校時代の写真と手紙をヘインに見せると
ダンテの神曲からの引用文だと分かる。それと同時に残像で
見えた333の文字も図書館の分類番号である事が判明。

第3の殺人予告を臭わすタロットカードは、フリーライターの
ソン・ジュンピョに渡る。「月」を表すカード。

図書館の神曲の翻訳本の中にも同様のカードが入っていた。
残像の中でスンハが見えたような気がするけど気がつかない
のかな。

そういえば残像が利用されている事を悟り、このまま協力して
いいものかどうかの葛藤が有ったね。
しかし犯人が残像を利用しているというのは、日本版でも同様
だが、出来すぎた展開だ。犯人にはヘインがどのように残像が
見えているのか分からないはずだし、都合良く見える所と
見ないところを使い分けているところは何の説得力もない。

更にスンハはお姉さんの元を訪れた。
勿論本当のお姉さんではない。友人の変わりに会っていると
いうもの。日本版を見ているのでこの辺の事情は分かっている
ので何の面白味もない。韓国版のお姉さんは糖尿病も患って
いるみたいだね。日本版では海の近くの眺めの良い療養施設
だったけど、韓国版は花びら散る療養施設。

取りあえずジュンピョがどのように殺されるのか。
日本版ではスンハの謎を暴く展開だったけど、まだそこまで
行っていないな。

カン・オス ……… オム・テウン (刑事)
オ・スンハ ……… チュ・ジフン (弁護士)
ソ・ヘイン ……… シン・ミナ (図書館勤務)

チャ・グァンドゥ ……… キム・ギュチョル (スンハの事務所)
クォン・ヒョンテ ……… イ・ドリョン (弁護士)
チョ・ドンソプ ……… ユ・ヨンス (日雇い労働者)
カン・ドンヒョン ……… チョン・ドンファン (国会議員/実業家)
カン・ヒス ……… チェ・ドクムン (オスの兄。ホテル社長)
チェ・ナヒ ……… ユン・ヘギョン (カン・ヒスの妻)
ナ・ソクジン ……… キム・ヨンジェ (秘書。ナヒと不倫)

キム・スンギ (高校時代の友人/)
キム・ヨンチョル (高校時代の友人/出版社)
ユン・デソク (高校時代の友人/高利貸)

パン・チャンホ (刑事/上司)
イ・ミンジェ (刑事)
シン・ジェミン (刑事)

ヨ・スンオク (農場オーナー)
ユン・ジュヒ (ヘインの母)
ファン・スゴン (タロットカードカフェ)
ソラ (人形の少女)
ジョンヨン (ソラの母。デソク殺害)

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

inserted by FC2 system