韓国版 「魔王」

監督/パク・チャンホン
脚本家/キム・ジウ

http://www.so-net.ne.jp/adtv/DevilEmpress/


第18話 僕のほうこそありがとう


今回は随分核心へと近づいていく話だった。
その中でもUSBメモリーを巡って行われた一連の行動が一番
興味深い流れだった。
ジュンピョから姉の下に送られたメモリーに入っていた音声
は何なのか。
姉はその事実を知りつつもあえてオスの前では事実を隠し通
した現実は何を意味するのか。日本版を見ているのでこの
辺のやりとりにはドキドキするものがなかったのだが、
日本版での展開もうまく出来ていたなと改めて思った。

なんといっても事件の真相を追いかける後にはオスの影が
色んなところで残っている事だ。スンハのことをテソンだと
知っているお爺さんの事をグァンドゥが突き止めていくが
スンハが彼の治療費を払い病院に留まらせていること。
何故お金を払った人のことを詳しく聞かないのか不自然で
しょうがないわけだが、この辺がドラマの都合よく描かれて
いる部分だろうか。

都合よく描かれているといえば、今回スンハがヘインの実家に
夕食で招待される場面がある。ヘインがスンハに触れる
シーンが何度かあるのに、何故か透視レーダーが反応しない
ところはこのドラマがドラマゆえの都合で描かれている部分
だと思う。

そういえばやっぱりデピルの件は、過去にジュンピョによって
家族を崩壊に追い込まれていたね。この辺は交通事故での
動機として通用するものなのか。

そういえば過去の映像の中でテフンとヨンチョルが会うシーン
が有った。この辺は日本のドラマには無い部分だ。
このシーンではヨンチョルが殺人現場を見ていたことつげ、
オスがテソンを殺したことをヨンチョルが口にする訳だが、
このシーンが無いと現場に居なかったテフンはオスが殺人を
犯したのか事実が分からないわけだからね。そしてこの二人が
手を組むという流れも同時に担っていると思う。
もうこの時代から二人は復習のために手を組み始めたのだろう
か。

カン・オス ……… オム・テウン (刑事)
オ・スンハ ……… チュ・ジフン (弁護士)
ソ・ヘイン ……… シン・ミナ (図書館勤務)

チャ・グァンドゥ ……… キム・ギュチョル (スンハの事務所)
クォン・ヒョンテ ……… イ・ドリョン (弁護士)
チョ・ドンソプ ……… ユ・ヨンス (日雇い労働者)
カン・ドンヒョン ……… チョン・ドンファン (国会議員/実業家)
カン・ヒス ……… チェ・ドクムン (オスの兄。ホテル社長)
チェ・ナヒ ……… ユン・ヘギョン (カン・ヒスの妻)
ナ・ソクジン ……… キム・ヨンジェ (秘書。ナヒと不倫)

キム・スンギ (高校時代の友人/)
キム・ヨンチョル (高校時代の友人/出版社)
ユン・デソク (高校時代の友人/高利貸)

パン・チャンホ (刑事/上司)
イ・ミンジェ (刑事)
シン・ジェミン (刑事)

ヨ・スンオク (農場オーナー)
ユン・ジュヒ (ヘインの母)
ファン・スゴン (タロットカードカフェ)
ソラ (人形の少女)
ジョンヨン (ソラの母。デソク殺害)
ソン・ジュンピョ (イシュー&イシュー記者)
モ・イノ (当時の担任教師)
オ・スンヒ (スンハの姉。)

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