韓国版 「魔王」

監督/パク・チャンホン
脚本/キム・ジウ

http://www.so-net.ne.jp/adtv/DevilEmpress/


第22話 許しは加害者が口にする言葉じゃない


今回はスンギが殺害され、オスの感情が乱高下する話だった。

オスがスンハに殴りに行ったわけだが驚いた顔をしたスンハ
が滑稽に見える。殴られて当たり前だし、そうなる覚悟も必要
だろう。ただ本質的に間違ってはいないのだが、証拠の出揃っ
ていない状況で手を挙げてしまうというのは時期尚早か。

スンハがオスの気持ちなど知る由も無いわけだが、最近の展開
を見れば十分に苦しんでいる姿は明白。ただスンハに出会う前
までは心の中で過去の事件など閉じこめてしまっていた訳で
苦しんでいたのかまではよく分からない。
物質的にも精神的にも苦しんできたスンハに比べると、それなり
の生活をしてきたオスって感じかな。

ただ反省している人間に攻撃をしている分、スンハの行動が
えげつなく見えるのは確かだ。
しかし今回のスンギの件は、スンギ自身が嫌な奴として存在
していたので、その気持ちもやや半減。

スンギ殺害に関して、ソクジンが第一容疑者。
チョン社長とソクジンが犯行時刻付近に近くにいたという
携帯の通話記録が見つかったからだけど、携帯って誰の携帯
を調べたのか?ソクジンの携帯って現場に忘れてきたのだっけ?
それとも端末など無くても警察ならば調べられるのか。
アリバイを証明することが出来ないもどかしさ。
相変わらずソクジンはナヒとの関係の隠蔽に固執している分
難しい事態に陥っている。この秘密墓まで持って行くつもり
なのか。

韓国版の犯人からの宅配便は、色々と写真を送ってくるね。
オスの高校時代からの成長の記録を送ってきているが、どんな
意味が存在するのだろうか。

亡くなったハズのテソンはスンハである事はほぼ決め撃ちの
状態。オスはこの事実を誰かに伝えられればいいのだけど、
確信のない状況では難しいのか。スンハを監視する人が多く
なるほど捕まえやすくなると思うのだけどね。

カン・オス ……… オム・テウン (刑事)
オ・スンハ ……… チュ・ジフン (弁護士)
ソ・ヘイン ……… シン・ミナ (図書館勤務)

チャ・グァンドゥ ……… キム・ギュチョル (スンハの事務所)
クォン・ヒョンテ ……… イ・ドリョン (弁護士)
チョ・ドンソプ ……… ユ・ヨンス (日雇い労働者)
カン・ドンヒョン ……… チョン・ドンファン (国会議員/実業家)
カン・ヒス ……… チェ・ドクムン (オスの兄。ホテル社長)
チェ・ナヒ ……… ユン・ヘギョン (カン・ヒスの妻)
ナ・ソクジン ……… キム・ヨンジェ (秘書。ナヒと不倫)

キム・スンギ (高校時代の友人/)
キム・ヨンチョル (高校時代の友人/出版社)
ユン・デソク (高校時代の友人/高利貸)

パン・チャンホ (刑事/上司)
イ・ミンジェ (刑事)
シン・ジェミン (刑事)

ヨ・スンオク (農場オーナー)
ユン・ジュヒ (ヘインの母)
ファン・スゴン (タロットカードカフェ)
ソラ (人形の少女)
ジョンヨン (ソラの母。デソク殺害)
ソン・ジュンピョ (イシュー&イシュー記者)
モ・イノ (当時の担任教師)
オ・スンヒ (スンハの姉。)

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