なんでウチに来たの? Wanted : Son-in-Law (韓国SBS) 演出：シン・ユンソプ「神様、お願い」「愛しのおバカちゃん」 脚本：イム・ソニ http://www.teletama.jp/drama/son_in_law/

第1話
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ギドンは建築現場でタイルの貼り競争を行う。

一方その頃、J建設では新社屋の竣工記念のパーティーが行われ
ていた。

タイル貼りでギドンは勝利するが、ギドンの元には二名の黒服
の男性が来る。高利貸しから借金していたギドンから、金を
取り返すための物。
ギドンは竣工記念パーティーに潜り込む。

竣工式では建設会社の社長・ジンテが出席する中、長女のドッス
の変わりに金で買収されて次女のミスが出席する。

ミスは一通り関係者に挨拶を済ませた後に、着慣れないドレス
を脱ごうとして建設中の空き部屋で服を脱ごうとしていたとこ
ろ、そこにギドンが入ってくる。ギドンの入室に驚いたミスは
大声を出し、思わず服を窓から外に落としてしまう。
ギドンから服を借りる彼女。
外に出ようとしていた所に、竣工式では壇上でイベントが進行
しており、ギドンとミスは二人で壇上の上で騒動を起こして
しまう。

ギドンは兄貴分のヨンベと逢うと、ヨンベは路上で偽ブランド
のバッグを売り一儲けしようとしていた。一発当てれば借金も
返せるというが、そこに警察の取り締まりが有り、ギドンは
バッグを出来る限り掴んで逃げる。

クラブにいくと、ギドンは先ほどであったミスが踊っている姿
を見かける。偶然ミスはギドンが持っていた偽ブランドものの
バッグの本物のバッグを購入していた。
ギドンが電話の為にその場を離れた際に、ミスはバッグを
買い物袋の中から取りだし、手にしてクラブを出て行く。
ギドンはその姿を見て盗まれた物だと勘違いする。

橋の上で彼女を捕まえるギドン。
酒に酔っている挙げ句、タバコを吹かせる女性の姿に、ギドン
は嫁のもらい手など居なさそうだと呟く。そして彼女からバッグ
を取り返そうとして押し問答になる。いつの間にかそのやりとり
を見ているギャラリーが周りを取り囲み、警察が来て二人を
連れて行く。

二人とも留置所に入れられる。
ミスの父・ジンテと、ギドンの恋人・ボクヒが迎えに来る。
ジンテはボクヒがギドンの関係者だとすると、自分の娘のした
事に対して無条件に謝罪する。これまでにも何度も同様の事で
警察沙汰になっている事もあって、ジンテは娘が悪い物だと
決めつけていた。

ジンテはミスの元に立つと一体何度目だと怒鳴り、まるで娘
ではなく息子を育てている様だという。もう31歳なのだから
しっかりするよう告げ、息子ならば殴っているところだと語る。

一方ボクヒはギドンが偽物ブランドを売ろうとしていた事に
対して激怒し、そんなものを言ったら殺すとまで吐き捨てる。
しかしギドンの事を溺愛し、二人は仲良く夕食を食べに行く。
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借金を抱えた土木技師・ギドンと、資産家では有るものの、
甘やかせて育てたためか我が儘に育つ娘を抱えたジンテ。
ジンテは認知症の初期状態にあると言われると、娘達の事を
案じて、ウリ結婚相談所に入り婿公募をして欲しいと頼む。

韓国ドラマ好きな人からも面白いという話を聞かないドラマ。
テレ玉で放送していたので取りあえず録画してみた。

あんまり知っている俳優さんが居ないけど、世の韓国ドラマ
好きのマダムたちには、ヨン様主演の映画「スキャンダル」の
少女ソオク役の女性というと通じるものが有るらしい。

設定としてはありがちすぎる、金持ちと貧乏人の話。
もうこんな設定も出尽くしただろうとか思うけれど、それでも
これ一本で貫き通すところは韓国の凄いところ。

バッグを間違えてしまうところとか、我が儘な財閥の娘が異性
との出会いを通して更生していくという意味で「華麗なる遺産」
の初期設定を微妙に拝借しているような感じ。

とにかく強引に結婚などの枠組みにはめ込んで、共に過ごさせて
行くウチに本当の恋が芽生えていくというシチュエーションが
韓国ドラマには多いこと。

金のためにそうせざるを得ない事情が嫌と言うほど設定として
主人公に背負わせているし、病気である人物が実に多く、
ギドンの母は末期癌、兄は知的障害、ミスの父もまた認知症と
泣き所が予め用意されている感じはする。

借金取りが出てくる辺りも韓国ドラマは多いね。
日本とは違って家計の借金が多い韓国ならではの事情が含まれて
いるのかもしれない。