なんでウチに来たの? Wanted : Son-in-Law (韓国SBS) 演出：シン・ユンソプ「神様、お願い」「愛しのおバカちゃん」 脚本：イム・ソニ http://www.teletama.jp/drama/son_in_law/

第20話
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高熱のミスは、ガンジェと共に一日だけアメリカに行くことを
決め、意識朦朧とする中空港へ向かう。ガンジェはアメリカに
一緒に行くなんて夢みたいだとするが、ミスは辛そうにしてい
た。

一方ギドンは兄・スドンを施設に預けるが、スドンの幻聴が
聞こえるようになる。

ガンジェはミスに話しかけるが、心此処に非ずだと知り、気持
ちを残したままではいけない事を告げ、一人でアメリカに行く
事が君への最後のプレゼントで愛情だと告げる。
ミスは自分に会いに来てくれた事を感謝し、もしも会わないで
いたら私たちの時間は永遠に傷として残っていたハズだと語る。

ギドンは建設会社にいくと、スドンは施設に預けたので再度
雇って欲しいと頼む。すると責任者もスドンが居なければ
採用することを告げる。

ミスが実家に戻ると長女・ドッスは、相手の女性に気持ちがな
いと分かると戻る選択を見せるなんて格好良いとガンジェの行動
を賞賛する。

ギドンはヨンベと話し合う。ミスは本当にアメリカに行った
のか?という問いかけに、必ず戻ると信じているという。
ギドンはこれから建築士としての資格を取ることを告げ、
暫くは一人前になるまでミスとの連絡を絶つという。そこで
ミスには俺のことは話さないよう告げる。一人前になって
胸を張って現れたいと。

アメリカに行かなかったミスはギドンに会いに来るが、そこに
いたのはヨンベだった。ヨンベはギドンに口止めされている事
を告げ、スドンに関しては施設に預けている事を語る。
ミスはスドンの事を施設まで迎えに行くのだった。
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いよいよ最終回。果たしてミスとギドンは結ばれることが出来
るのか。ガンジェとボクヒは二人のことを諦めることが出来る
のか。

前回にも書いたが韓国ドラマにしては珍しく、ストーリー中に
出会った人物同士が結ばれ、付き合っている人物とは別れる
という結論が描かれた。
ガンジェも語るとおりに、愛情というよりも、今まで共に過ご
して来た時間に未練を感じていたものなのかもしれないと
結ぶ辺りは、良くできていたと思う。
相手のことを諦めることで、気持ちがスッキリしたというのも
このドラマを見ていると感じるものだと思う。

色々とドラマ上都合の良い要素が存在する。
特にギドンが今から建築士としての資格を取ろうとしている
辺り、なんでこれまで全然準備していなかったのだろうかと
思うし、一体建築士になるまで何年待つんだというものを
感じる。学校に入って勉強するのでなく独学で勉強している
し、J建設を設立するとか、相当無理がある流れ。
しかもその流れにイルホまで便乗し、一緒にはたらいていくと
言うのだからたまらない物がある。

韓国ドラマの中の人気職業の一つとして、建築会社が多いかな。
日本のドラマは広告業界が多い気がするけどね。
ミスと一緒に作っていたカフェの件とかどうなったのか気に
なる。

最後に残されていたのは、ボクヒとガンジェがどう愛する相手
との間に気持ちの整理をしていく事だった。

ボクヒとガンジェは良い感じの仲だったけど、ガンジェが
アメリカ行きを決めてしまったので、二人が結ばれるという
選択肢がなかったのが残念。

しかし最後のギドンとミスのシーンとか、こういう恋人同士
の描写は、韓国ドラマはとても上手いものが有るね。

スドンの事を重荷ではなく、生きるための力だとした辺りも
ギドンの心の変化を感じさせるもので上手く描かれていたの
かも知れない。

イ・ソヨンさんってプロフィールを見ると169cmだけど、
もっと高いような感じがする。