ニューハート (2007年MBC) 演出：パク・ホンギュン 脚本：ファン・ウンギョン http://www.tv-tokyo.co.jp/new_heart/ http://www.bs-j.co.jp/new_heart/

第20話 それぞれの決意
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CTでの検査を拒否し自宅に帰してしまった患者は、再び倒れて
病院に運ばれてくる。手術の結果、半身不随は確実だという。
低酸素症ではなく、手術中に血栓が剥がれたのだろうという。
ウンソンは自分が患者を自宅に帰したせいだと落ち込む。
ウンソンは半身不随について治療法を調べていると、ガングク
が彼に近づき、あれこれ調べるのは良いことだとするが、患者
に対してはベストを尽くしていた事を告げる。そして新たに患者
からはベーチェット病も見つかり、医者でも早期発見を見逃す
事だって有るのだと告げる。誤診率が50%以下ならば名医と
呼ばれることを有るとして、失敗は付きものだという。逃げ出
したにそれで終わりだとして、励ますのだった。

ヘソクもウンソンが落ち込んでいるのを知り声を掛ける。
"貴方のため息のせいで床が抜け落ちそうよ"と。ヘソクば自分の
背中を貸して、あまり患者に入れ込みし過ぎず、自分の人生も
大切にしてと告げる。経験を積んで、心を鈍くするしか方法は
無いという。

そんな中、人事が発令され科長のガングクと麻酔科のミナが
退職する事が掲示される。院長の言うように難しい手術を避けて
いたら患者を診ることが出来ないとして、デロは病院側との
戦争だと告げる。レジデントの5人は院長の元に詰め寄り、
ガングクの様な優秀な医者が働けない様な病院には学ぶことも
無く、そんな病院は要らないとして5人は辞表届けを出す。
しかし院長は、本当に患者を助けたいと思う人が自殺をしたり
辞表を出したりするかという。レジデントが居なくてもここには
沢山の働きたいと願う医者が居ることを告げ、無給フェロー
を使えば良いことだという。しかしそれを聞いたヘソクは、
そんな考え方は教育の場を放棄しているのも同じ事であり、
院長のそんな考え方を大学病院内で触れ回ると脅すのだった。

医師達もこれを機会に院長を追い込もうという。教授会が
黙っていないハズとして、レジデントが全員辞めるのを静観
するはずは無いと呟く。
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★暖かそうなヘソクの背中

ウンソンがベッタリとヘソクの背中にへばりつき、人間の温か
さを感じる。互いの背中は互いのためだけに有るという事で
ちょっぴり微笑ましい部分。

★テジュンのエゴに辟易するミナ医師

韓国では片親の女性の子育てには偏見があるとして、カナダに
移住する考えのミナ。韓国人って移住する人数がずば抜けて
多いよね。韓国の偉い人がよく"韓国の世界ネットワーク化"だ
とか言っているけど、単に半島内の生活が息苦しいだけの事じ
ゃないかという気がする。

テジュンは別れたくない事を口にするが、ホントこの人、自分
の欲求のことしか考えていないんじゃないだろうか。
テギョンの父で保健福祉部長官を使って病院内政治に本格的に
参入し始めたことで、ミナにはテジュンに入り込む余地は無い
と考え始めた様だ。

★譫妄の患者に苦慮するヘソク

突然ベッドから暴れ出した患者。
確か下半身不随の患者かな。凄いことに医療の計器を投げつける
という暴挙に出る。ヘソクに当たるのを庇ったウンソンは
右腕を骨折。神経節まで傷つけていたりすると、外科医としての
生命は終わるようだ。
なんとなくその事態が訪れている感じだね。

★病院内のゴタゴタは収拾されるのか?

院長の解任を取るのか、ガングクを初めとする胸部外科の退職
を取るのか。病院側としては難しい決断。院長の一存だけで
人事権の行使が出来るのかも疑問だけど、教授会がどう受け取る
のかだよね。
院長はガングクに対してレジデントを呼び戻したければ、
教授会の前で自主的に辞めたことを言えとガングクに迫る。

★厚顔無恥のミン・ヨンギュ

ヨンギュってちょっと悪い顔した林家こぶ平にしか見えないぞ。

この人の存在自体が有り得ない訳だけど、大した技術もない
のによく威張っていられるなと思う。OPCABやMIDCABの手術が
出来る出来無いで揉めていたけど、出来無い人が出来るとして
言い張り手術をした結果、患者を死なせたらどうするんだろうね。

★スンジェが科長としての座を得られるか?

ヨンギュが出来無い手術を上手くスンジェが行うことで、
急に株が上がる。テジュンはどう出るのかが見物だけど、
彼はVIPの手術をすることで争わずに科長の座を射止めるつもり
らしい。でもVIPの手術が自分に任せられるかどうかも確定
していないけどね。

★ガングクが居ない病院は果たして機能するのだろうか?

過去にも言及したけど、この病院、ガングクが居ないとレベル
がもの凄く低くなる。ハミルトン元首相の時にも明らかになって
いるのに、病院側が彼を追い出そうとする意図が全くの意味不明。


イ・ウンソン …… チソン (レジデント)
ナム・ヘソク …… キム・ミンジュン (ジェヒョンの娘)
チェ・ガングク …… チョ・ジェヒョン (胸部外科)
イ・ドングォン …… イ・ジフン (歌手)

ミン・ヨンギュ …… チョン・ホグン (胸部外科)
キム・テジュン …… チャン・ヒョンソン (胸部外科)
イ・スンジェ …… ソン・ドンイル (胸部外科)
キム・ジョンギル …… イ・ギヨン (循環器内科長)
パク・ジェヒョン …… チョン・ドンファン (病院長)
--- …… キム・テヨン (副院長)
チョ・ボッキル …… チョン・ギョンスン (スンジェ妻・麻酔科)
ペ・デロ …… パク・チョルミン (医師・チーフ。ウンソンら指導)
ソル・レヒョン …… キム・ジュノ (疲れで手が震えた医師)
キム・ヨンヒ …… パク・クァンジョン (医師)
ウ・インテ …… カン・ジフ (O型の医者)
チョン・ミナ …… シン・ドンミ (麻酔科、テジュンと不倫)
チェ・ソノ …… カン・サング (内科の医者)

キム・ジヨン …… チョ・ミョンジン (看護師)
--- …… イ・ウン (可愛らしい看護師)
--- …… キム・ミニ (ウンソンの尻を触る看護師長??)
キム・ミミ …… シン・ダウン (可愛らしい看護師)

キム・ヘスク …… イ・ウンギョン (ガングクの妻)
チェ・ヘラ …… パク・ヒョビン (ガングクの娘)
チェ・ミラ …… ハン・イェリン (ガングクの娘)
キム・ピルチェ …… ミン・ジオ (ボールペンを刺す)
チェ・チェンウォン …… ソン・ヨンテ (故ガングクの父・医者)
ナム・ジュニ …… イム・イェジン (ヘソクの母、"韓服店")
ユ・ヒジン …… キム・ヘウン (テジュンの妻)

--- …… パク・ヨンジ (保健福祉部長官・テギョン義父)
修道女 …… イ・ジュシル (ウンソンの母代わり、下着プレゼント)

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