タルジャの春 (2007年KBS) 脚本：カン・ウンギョン 演出：イ・ジェサン、,パク・チャニュン

第4話 王子様は存在した！ しかし・・・
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タルジャはキジュンから食事に誘われた。
そこで恋愛豊富なテボンから恋愛を成就させる為のテクニック
を教わることになる。
女性は待ち合わせに少し遅れること。遅れた際にはやかましい
言い訳をしないこと。ワインの飲み方まで教わり、酔った後に
どの様に相手に魅力を伝えて落とすのかを練習させられる。
男女の距離を保ちながらさり気なくアピールし、焦らせという。
服装は気負わず普段通りで行くのがベストであり、お淑やかさ
と上品さを忘れるなと。

いざキジュンとレストランにいく。
みんなが二人の事を見ていた。この店で一番いい男とのデート
にタルジャはそれだけで満足感。しかし教わったことを忘れて
ワインを一気に飲み干してしまう。
食事を奢るはずだったが、ギジュンは先に払ってくれる。次の
デートの時には君に出して貰うとして、さり気なく次のデート
にも誘われる。

翌日、スネ先輩に昨日のことを話す。するとあれだけの男に
特定の女性が居ないのは可笑しいとして、戸籍を調べた方が
良いのではないかと言われる。
会議の前に資料を集めていたタルジャの元に一人の女性が入っ
てくる。タルジャを見るやいきなりの平手打ちをされる。
人の男を取ったという彼女の言葉に、キジュンの事かと勘違い
するが、彼女はセドの彼女だった。隣の部屋ではキジュンが
居て一部始終見られていた彼女は、セドを呼び出しどういう事
なのか説明を求める。彼女とつきあい始めたのは3ヶ月前で、
その時タルジャともつきあい始めた時期であり、その時メール
の内容を見られたというものだった。

その時以来キジュンからの連絡は一切無かった。
テボンに愚痴を語るが、彼はタルジャをだめ出しする。すると
彼女はだめ出しされる度にあんたの正体が何なのか気になると
いう。
しかしテボンは、疑似恋愛関係を盾にして、私生活は聞かない
事。オレには惚れないこと。惚れた瞬間にこの契約は無効に
なる事を口にする。タルジャはその気はサラサラなく、貴方
との関係は元を取るためであり、退屈しのぎであり、あくまで
恋愛映画を見るときの恋人の代理である事を告げる。逆に
あんたも私に惚れた瞬間関係を切るわよと語る。
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タルジャは恋愛下手とはいえ、年下の男性に色んなノウハウを
教わる辺りがちょっと寂しさを覚える展開だった。

タルジャさんはこれまで男性との関係よりも仕事人間として
生きてきたという初期設定が存在するが、どうもドラマを
見ていると仕事にばかり生きてきた彼女の人生を想像するのが
難しい内容だ。

彼女のざっくばらんな性格を見ていると何故男性との付き合いが
無かったのか良く解らないし、年下で有っても年上であっても
それなりに上手く付き合っている。
今回テボン、セドとの関係がとても並列的で良好なものに見えた
し、そんな関係にキジュンを入れた辺りがドラマとしては
面白かった点。

何故だかタルジャの母、祖母の前で三人が仲良く座って自己紹介
するシーンは面白かったし、みんなタルジャのペースに巻き込ま
れているなという気がする。

ただタルジャや周りのものはキジュンの事を相当持ち上げている
のだが、そんなにいい男か? どうしてもウッチャンナンチャンの
南原清隆にしか見えない。

泥酔シーンから始まり嘔吐シーンをお笑いのオチとして利用する
辺りの展開は、韓国は多いな。今回このドラマの中でも早くも
2度目です。

オ・タルジャ …… チェリム (33歳・ハンダ通販に勤める)
カン・テボン …… イ・ミンギ (恋人代行会社)
シン・セド …… コン・ヒョンジン (ハンダ通販社員。タルジャと同期)
ウィ・ソンジュ …… イ・へヨン (ハンダ通販TV司会者)
オム・キジュン …… イ・ヒョヌ ("The RO"の代表)

チョン・ジョン …… エイ・ギョンジン (タルジャの母)
コ・スネ …… キム・ナウン (ハンダ通販社員、先輩)
ナム・デス …… オ・ギョンス (ハンダ通販社員、ハゲた人)
カン・シンジャ …… ヤン・ヒギョン (ハンダ通販社員、恰幅良い)
ヒヨン …… チェ・ウンソ (テボンが金を振り込む)
チュノ …… キム・ジェウク (テボンの友人。洋服店で働く)
ミセス・チ …… チャン・ヨンナム (キジュンの妻)

評価：★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)