タルジャの春
(2007年KBS)

脚本:カン・ウンギョン
演出:イ・ジェサン、,パク・チャニュン


第6話 ショー・マスト・ゴー・オン!

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ギジュンの妻はハンダ通販の社屋から飛び降りようとする。
いち早く嗅ぎつけたマスコミはテレビ中継をして様子を見守る。
タルジャは彼女に必死に説得。彼とは何でもないし、終わった
事。そして私が間違っていたので望むならば会社を辞めても
良いと告げる。その時ミセス・チはフラフラとして下に落ちそ
うになるとタルジャは必死になって彼女に近づき飛び降りるの
を防ごうとする。しかし躓いて倒れてしまう。ミセス・チは
地面に落ちずタルジャ側に落ちてくる。タルジャが下敷きにな
り負傷するものの大事には至らなかった。

タルジャとミセス・チは共に病院に運ばれる。最初に目が覚め
たタルジャは寝ている彼女に謝罪し病院を出て行く。キジュン
が病院にまでやってきてタルジャの容体を気にして謝罪するが、
今更謝られても困ると告げて立ち去る。

会社ではタルジャが不倫未遂した事実を問題にし、ここまで
騒ぎを大きくしたこと。主婦を相手にした商売をしているのに
会社のクリーンにイメージを汚したことを問題にし、タルジャ
を全業務から外すよう命じられる

一方テボンはお祖父さんに捕まってしまう。
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タルジャに降り掛かった災難。
決して不倫はしていないんだけど、そうなっても良いと感じた
だけでこの仕打ちはちょっと厳しい物がある。
心が折れそうになっているタルジャに対して、ミセス・チは
更なる脅迫じみた行動をしてくるし、会社からは懲戒免職を
命じられそうになる。

そんな時頼もしいのがソンジュだったという点では彼女の意外
な一面を見たかも。
会社にタルジャを辞めさせるのならば私も辞めると公言した彼女。
確か最初の頃は彼女が薦める商品は一切無視していたよな。

処分を待つだけなんて見損なった、プロだと思っていたのに・・
と、タルジャに対しても奮起を促すメッセージを浴びせると
同時に、再びキジュンと引き合わせるよう仕組む辺りが憎らしい。

タルジャはソンジュと一緒に飲み、キジュンはセドと酒を飲む
シーンはクロストークの様な形になり、男女の関係に於いて必要
なものは何かを語ったり、女性は純潔が良いか経験豊富な方が
良いかを語る辺り、演出的には上手く構成されたものだった。

セドの生き方をキジュンは羨ましいという。
人とは壁を作らず自由に生きている彼のことを、人生の本当の
楽しみ方を知っているようだという。
その言葉はタルジャにも降り掛かり、彼女の中で一つのアクセ
ントとして働いたのかも知れない。
また今回決め手となるのが、母親にも恥をかかせる行動を取った
ミセス・チの汚いやり方だった。
徹底抗戦をするような感じだけど、ミセス・チってどうも病的
なものが有るので恐いな。

そしてテボンを連れ去った人はお祖父さんだった。
お祖父さんはとても恐い人だけど母親には顔が上がらない様子。
父親も大学教授の様で厳しそうだね

オ・タルジャ …… チェリム (33歳・ハンダ通販に勤める)
カン・テボン …… イ・ミンギ (恋人代行会社)
シン・セド …… コン・ヒョンジン (ハンダ通販社員。タルジャと同期)
ウィ・ソンジュ …… イ・へヨン (ハンダ通販TV司会者)
オム・キジュン …… イ・ヒョヌ ("The RO"の代表)

チョン・ジョン …… エイ・ギョンジン (タルジャの母)
コ・スネ …… キム・ナウン (ハンダ通販社員、先輩)
ナム・デス …… オ・ギョンス (ハンダ通販社員、ハゲた人)
カン・シンジャ …… ヤン・ヒギョン (ハンダ通販社員、恰幅良い)
ヒヨン …… チェ・ウンソ (テボンが金を振り込む)
チュノ …… キム・ジェウク (テボンの友人。洋服店で働く)
ミセス・チ …… チャン・ヨンナム (キジュンの妻)

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