タルジャの春
(2007年KBS)

脚本:カン・ウンギョン
演出:イ・ジェサン、,パク・チャニュン


第8話 愛情不足が負け犬女に与える影響

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キジュンはタルジャの元に来て、妻とは来週別れることになっ
た事を告げ改めて付き合って欲しい事を告げるが、テボンが
乱入し、勝手に付き合えないと言ってしまう。これからは僕が
恋人であると。
タルジャを外へと連れ出すとテボンは、あいつは母親を傷つけ
た人物であり、タルジャが優柔不断な態度を見せたために変わ
りにやった様なことを口にするが、逆にタルジャは雇われの身
で有りながら身の程もわきまえず頼まれていないことをするな
と忠告する。
その事を聞いていたキジュンは、それならば話は別であると
してこれからもアプローチする事を臭わす。

タルジャは一人帰宅するも、テボンに言い過ぎたか?と反省。
それがストレスとなり食事を取っても一向に満腹感を得ない。
しかし契約が終われば他人だとして気持ちを抑える。

そんな中にセドから電話が鳴る。
事情を聞くと父親が上京してくるので恋人の代役をして欲しい
という。タルジャは友人の範疇を越えているとして絶対にダメ
だという。ソンジュにも頼んだがダメだったことを告げて、
今週分の昼食を奢るのでなんとか頼むと告げる。

セドの父親と食事を取ることになるタルジャ。
するとそこにソンジュもやってきて鉢合わせに。
ソンジュはすぐに立ち去るがそれに気づいたセドは追い掛けに
いく。

タルジャはテボンとの事が気になり電話するも後で話そうとし
てすぐに切られてしまう。テボンはその時ヒヨンと面会しお金
を渡そうとしていた。ヒヨンは負い目を感じないでと告げるが
ヒヨンの両親と必ず足を治すと約束したと告げて関係が終わり
では無いことを示唆する。
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前回はタルジャがテボンに連絡を取らず相手の心に揺さぶりを
掛けたような感じだったが、今回はテボンと連絡の付かない
タルジャが心を揺さぶられる話になった。

しかしドラマではイマイチ良く解らない言動が多いな。

テボンは冒頭で気のある素振りをしてタルジャとキジュンの
関係を断とうとする。タルジャが不倫関係で泥沼化することを
心配しての行動なのか?なんだか実に余計なお世話。

キジュンもまた付き合って欲しいだの夕食に誘うも、愛や運命
を感じない、僕達はそんな年齢ではないしねと、いきなり冷め
た感じで大人の関係にでもなろうとしている。普通気が合うな
らば気の利いた言葉でも使うだろうに、そんな事言うもんです
かね。

青臭いことを言う年齢ではないと分かっていると呟く辺りは
良いとしても、33歳という年齢で既に出産もタイムオーバー
だと表現している辺りが驚くな。これって2、30年前の設定な
のか?

結局逢いたいのに逢えない事が災いし、大食いの連続。
そしてテボンと逢ったときには刺激を求めて金を積んでそれ
らしい答えを求める。
しかし逢いたかったと告げた後には、溜まりに溜まった便と
同時に感情さえもスッキリするという辺り展開は面白かった
のではないか。

それにしてもテボンの母親はちょっと危ないな。
韓国のドラマでは時々出てくる過保護なキャラクターだね。

オ・タルジャ …… チェリム (33歳・ハンダ通販に勤める)
カン・テボン …… イ・ミンギ (恋人代行会社)
シン・セド …… コン・ヒョンジン (ハンダ通販社員。タルジャと同期)
ウィ・ソンジュ …… イ・へヨン (ハンダ通販TV司会者)
オム・キジュン …… イ・ヒョヌ ("The RO"の代表)

チョン・ジョン …… エイ・ギョンジン (タルジャの母)
コ・スネ …… キム・ナウン (ハンダ通販社員、先輩)
ナム・デス …… オ・ギョンス (ハンダ通販社員、ハゲた人)
カン・シンジャ …… ヤン・ヒギョン (ハンダ通販社員、恰幅良い)
ヒヨン …… チェ・ウンソ (テボンが金を振り込む)
チュノ …… キム・ジェウク (テボンの友人。洋服店で働く)
ミセス・チ …… チャン・ヨンナム (キジュンの妻)

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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