ザ・スリングショット 男の物語 (KBS:2009年4月6日〜6月9日) 脚本 : ソン・ジナ 演出 : ユン・ソンシク

第9話
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シンはドンス会長の元を訪れる。取引は検討中で、会長には最後
に説得のチャンスを与えるというシン。するとドンスは今、息子
がこの家に居るが、勝つ自信はあるのかと尋ねる。勝つとは
どの意味を言うのかと問い直す。
一方ドウはウンスに対して何のマネかと問う。父さんが初めて
助けを求めてきた事を告げると、オレを敵に回すつもりなのか
と問う。ウンスはドウに対しても助けが必要なときはいつでも
言って欲しいと告げる。

シンは現在会長はチェドン建設の株をどのくらい持っているのか
尋ねる。すると32%だという。ならば後18%を集めない限り息子
に奪われるという。もしも会社を守りきったのならば経営権を
渡して貰うとシンは告げる。貴方の娘には父親の金をもって
いってと言われたと。しかし時間が足りない事を告げると、ドン
スは自分は2週間株主総会を遅らせることが出来ると告げる。

シンは帰り際にドウに話しかけられる。
お前がオレの相手になるのか?と問われるのに対して、お前から
全ての物を奪うという。先ずは娘と父親、そして残すところは
お金だろうという。しかしドウはシンに対して、お前は金が有る
という意味を分かっていないと言われ、それは庶民だからだと
告げられる。シンはどうせ生きていても他にやることはないの
で、お前の敵になってやると告げる。

シンはドンスからの経営権を渡すという覚え書きを持ってmuseに
居る仲間の元へ。しかし覚え書き一つで本当に信用しても良い
のかと問われる。シンは例え一目でも良いからオレの物にした
かったという。兄を殺して会社を潰し、従業員の生活を無にした
事。チェドンを手に入れたらどうなるか知りたかったという。
ジェイミーは普通は闘うと言えば拳か銃だというが、金で闘おう
というシン。取りあえず現在ある軍資金10億ウォンを使って
チェドンの株主になることが先決だという。

しかしドウは我々の計画に気がついているはず。どうすれば
勝つことが出来るのか。まずはこちらの資金力や株の所有率
などの情報を知られないこと。一部は借名口座を使い、証券会社
を利用して多くの口座を作ることだという。借りと売りを繰り
返せば株価は上がり、売る人も出てくるはずだという。そこを
買い取り一気に売るタイミングをギョンテに見計らって貰うと
いうものだった。
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★全く意味不明な株の流れ

たったの10億程度でどうやってチェドンの株の半分を買ったの
か。32%は元々会長が持っていたから良いけど、資金力では
ドウの方が上だと言っているにもかかわらず何故急激に持ち株
を増やせたのか。

★シンは一体何者!?

なんかぐうたらな奴だったのに、いきなり株の事で先頭を切って
動き始めるというのはかなりの違和感がある。これをギョンテ
が行うならば分かるんだけどね。それよりもギョンテが伝説の
トレーダーという割りに大した戦略を持っていないところが
ちょっと不可解。正当法で行けば後追いしているドウに追いつく
訳がないのに、やっている事って単にこちらの情報を知られない
為の誤魔化し工作だけ。

★ジェイミー(ジェミョン)は色男っぷりで委任状集め

そんなに彼っていい男ですか?というのは抜きにして、
城田優くんと全く同じで188cmの長身。パク・ヨンハが隣に
立つと大人と子供みたいな感じだものね。
彼、数年前まで韓国語が喋られなかったようで、セリフの中でも
時々きちんとした韓国語ではないセリフを語る。

★突如延長戦!!転換社債を発行!!

一時期51%を獲得した物の、突然発行されて比率がガクンと落ち
てしまった。この辺の流れはイマイチ良く解らないがまぁ良い
か。
拝み倒して委任状を取るという、頭脳戦ではなく場当たり的な
対戦になってしまった。

★ナンバン組組長を頼るが・・・

他人を頼りにする奴ではなかったシンが、金を無心に来たこと
で失望されてしまう。まぁ当然と言えば当然か。
しかしシンはなんの根拠もないのに金を使いまくるきっぷの良さ
は何処から来るんでしょうか。そして金を貸す会社も会社だな。

★最後はどすこい戦法!!

大声出して総会を邪魔するという、どんだけローテクを駆使
しているのだか・・
勿論相手に議決権を持つ転換社債を掴まれ51%以上集められてし
まった。

★こんな会社の株は売ってしまえ・・・

今、売れば相当儲かりそうな気もするんだが、土下座しろだの
勝負が有っただのとドウがデカイ顔をする意味が良くワカラン!
シンの義姉の借地がドウの手に有るみたいだが、だから何?って
感じもする。別に弱味でも何でもないよな。

キム・シン …… パク・ヨンハ (主人公)
チェ・ドウ …… キム・ガンウ (チェドン建設)
ソ・ギョンア …… パク・シヨン (シンの恋人)
ト・ジェミョン …… イ・フィリップ (ト室長の息子・アメリカ)
チェ・ウンス …… ハン・ヨウン (ドウの妹)

チェ・ドンス …… チャン・ハンソン (チェドン建設会長)
オ・サンウォン …… キム・レハ (チェドン建設理事)
ケイ …… ホ・ウク (ドウの部下)
アン・ギョンテ …… パク・キウン (刑務所内で静かにしてる男)
ト・マニ …… イ・ビョンジュン (室長、ドンスの部下)
デニー …… パク・ソヌ (財閥2世クラブのトップ)
パク・ムノ …… イ・ムンシク ("Muse"オーナー、詐欺師)

ミョンソン …… パン・ウニ (兄・ウクの妻、"ハナムル食堂")
ユリ …… キム・ジウォン (ミョンソンの娘)
ヌリ …… イ・チャンジュ (ミョンソンの娘)

ボムファン …… チャン・セジン (ナンバン組・組長)
ジュンホ …… キム・ヒョンボム (ナンバン組)
ヨンシク …… ペク・チェジン (ナンバン組)
ジェソプ …… チョン・ジェヒョン (ナンバン組)
ヤミ金社長 …… シン・ジョングン
チェ・ムンチョル …… メン・ボンハク (食品会社社長)
チャン・マダム …… チェ・ジナ (サロンのママ)
ペ先生 …… イ・ジョング (ソマン精神科病院・医師)

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