ザ・スリングショット 男の物語 (KBS:2009年4月6日〜6月9日) 脚本 : ソン・ジナ 演出 : ユン・ソンシク

第12話
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ドウは市長やサリ村の市民たちにアパートの提供と保証金と
して10億ウォンを支払うことを約束した。
しかしシンはアイツが金を出すことに違和感を覚えていた。
しかも市長よりも先に市民がその事実を知らされていた事。
更にはオ理事が副市長の座にねじ込まれたことについて警戒心
を露わにする。
シンはオレがドウならば何をするのかと想像する。
ジェミョンは国際弁護士資格を持っているために、一連の行動
の意図を探る。
シンが計画する新都市開発には数十兆ウォンが必要。
今の契約書では法的拘束力が無く、融資を得るには十分ではな
く政府からのフルパッケージ契約が必要であること。現在
チェドン建設には土地の買収と株の購入によって現金は一切
無いはずで、市が許可しなければ融資も下りないハズだという。
そこでシンはなんとか時間稼ぎをしたいとの事。
キム補佐官によると、道路法を口実にすれば時間稼ぎは出来る
という。

一方ドウはオ理事に対して、今月中には学校建設をするつもり
で話を進めろと求める。

市長はドウから早速呼び出される。保証金の件で話し合いが
行われるのだろう事だった。ジェミョンに対してお前を刺した
奴を見ても冷静で居られるか?と尋ね、契約の席に同行してく
れる様頼む。

市長はドウの元に行く。ギョンアを連れてきたドウは、彼女が
資金団を担当する人物であり自分の婚約者だと紹介する。
10億ウォンの保証金について、取りあえず一億ウォンを手渡す
という。ドウは学校建設の許可を急いで欲しいと要求すると、
住民向けアパートの建築申請が届いたら検討するとして、一歩
も引かなかった。副市長の任命式は水曜日なので、その日に
残りの9億ウォンを手渡すという。
ドウ側から一億ウォンの小切手と内訳契約書が手渡され、
市長側からは簡易領収書が発行される。

時間がないときに公務員を言いくるめるにはあの方法しか無い
と呟くのはドウの父・ドンスだった。幾ら彼がその方法を否定
してもビジネスはオレが教えたという。

契約が取り交わされた時を見て、キム補佐官に接触するのは
オ理事だった。オ理事は彼を刺身店に接待し、隙を付いて
一億ウォンの小切手と内訳契約書を盗み出す。そしてその小切手
を市長の口座に振り込む。
翌日には市長が横領したとしてマスコミが市長の周りを取り囲み
警察署長は事情聴取の為に市長を連行する。
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★いよいよ反撃するシンたち

ドウの弱点は現金の持ち合わせがないこと。
融資して貰うためにも国から正式な契約書を得て国際的な信用
を得なければならず、それを受けるにはまずミョンド市長から
の認証を得なければならない。

★ドウが犯したミス

幾ら目の上のたんこぶだからといって、市長を陥れようとする
のは間違いだったね。焦った行動がドウ自身の慎重さを削いで
しまった感じ。

★ギョンアの立場

ドウとは婚約関係を彼女自身認めたって事なのかな。
お金が欲しいと前々から言っていた彼女だけど、シンたちを
敵に回しても欲しいものなのか。

★ドウの画策、シンの画策

ドウは真実はどうであれ、マスコミに一度でも横領した事実
が報道されることで市長の座は陥れられると思っていた。

シンはドウの動きを逐一監視していたわけだけど、これらの作戦
を一切市長やキム補佐官に知らせていない所が罪だな。

★何十兆ウォンの都市計画

それを計画している企業が数億の金も払えないというのが笑える
状況。経済開発なんて所詮そんなものなのか?

★シンがギョンアを愛する理由

最初は"大嫌いな"シンから彼女を奪うのが目的だった。
しかし自分の内面を知っても傍にいてくれる人だというのを
かすかに期待しているのだという。
それにギョンアは答えていくのか。

★ドウの父・ドンスがシンらの味方に・・

museで一緒に計画を遂行する人物のようになったね。
ミョンソンの子供を膝枕で眠らせてあげる辺りがとても優しい。

★キム補佐官から小切手と契約書を盗むオ理事

これってキム補佐官は盗まれることを意図してあの場所に
カバンを置きっぱなしにしているのだと思った。
天然だったらかなり軽率な人物だよなぁ。

キム・シン …… パク・ヨンハ (主人公)
チェ・ドウ …… キム・ガンウ (チェドン建設)
ソ・ギョンア …… パク・シヨン (シンの恋人)
ト・ジェミョン …… イ・フィリップ (ト室長の息子・アメリカ)
チェ・ウンス …… ハン・ヨウン (ドウの妹)

チェ・ドンス …… チャン・ハンソン (チェドン建設会長)
オ・サンウォン …… キム・レハ (チェドン建設理事)
ケイ …… ホ・ウク (ドウの部下)
アン・ギョンテ …… パク・キウン (刑務所内で静かにしてる男)
ト・マニ …… イ・ビョンジュン (室長、ドンスの部下)
デニー …… パク・ソヌ (財閥2世クラブのトップ)
パク・ムノ …… イ・ムンシク ("Muse"オーナー、詐欺師)

ミョンソン …… パン・ウニ (兄・ウクの妻、"ハナムル食堂")
ユリ …… キム・ジウォン (ミョンソンの娘)
ヌリ …… イ・チャンジュ (ミョンソンの娘)

ボムファン …… チャン・セジン (ナンバン組・組長)
ジュンホ …… キム・ヒョンボム (ナンバン組)
ヨンシク …… ペク・チェジン (ナンバン組)
ジェソプ …… チョン・ジェヒョン (ナンバン組)

ヤン・ウソン …… チョン・ソンファン (ミョンド市長)
キム・ジョンジン …… オム・ヒョソプ (ウソンの補佐官)
イ・ジュング …… キム・ビョンチュン (ミョンド警察・署長)

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