私の名前はキム・サムスン

演出/キム・ユンチョル
脚本/キム・ドウ


第1話 人生は箱いっぱいのボンボン・ショコラ


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キム・サムスンは、クリスマスイヴに3年間付き合った彼氏の
ヒョヌにフラれた上、仕事場もクビになってしまう。
男子トイレで涙するサムスンに声を掛けるのは、別れ話を聞い
ていたジノン。今度は理由を聞かずスネを蹴れとアドバイス
していく。
翌日ホテルのレストランに面接に行くも不採用。しかし帰りに
そのホテルの厨房を覗いているとジノンと出会う。
しかし彼女は彼の背広のボタンに長い髪の毛を絡ませてしまい
ハサミで髪の毛を切られてしまう。
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韓国の知人からこれは面白いドラマだと言われたので見てみた。
これまでの典型的な韓国ドラマではないとの事。

一見した感じ、サムスンという女性は私がイメージする韓国人
女性の典型といった感じで、気が強く何処か恰幅の良いキャラ
クター。
このドラマのパッケージを見たとき、サムスンの顔はとても
可愛らしく見えたのだが、ドラマを見ると確かに少しおばさん
っぽい印象。

年齢を言わないとどう呼んで良いのか分からないという所は
如何にも韓国らしいところで、30歳代を邪険に扱うところは
どの国でも同じなんだなという感じ。

とにかくこのサムスンという女性。バイタリティに溢れていて
恐らく現地の言葉で聞いていると、相当汚い言葉遣いをして
いるんだろうなと想像できる暴れっぷり。
なんで仕事をしていないのか?と問われたサムスンが思わず、
"体が弱くて・・"と言い訳した所が笑えた。

何故かいつも間違う先は男子トイレだったり、泣きじゃくって
メイクが取れて必要以上に真っ黒な顔をしているサムスン。
自分のことを本名ではなく"ヒジン"と呼んでという辺り、
電子サムスン共和国と呼ばれる韓国でもサムスンという響きは
人の名前としては有り得ない物なのかと想像させるものが有る。

やっぱりここでも男性は金持ちで女性は生活に困っていると
いう設定が存在する。

キム・サムスン (キム・ソナ) 30歳のパティシエ
ヒョン・ジノン (ヒョンビン) ボナペティを経営
ユ・ヒジン (チョン・リョウォン) ジノンの元彼女
ヘンリー・キム (ダニエル・ヘニー) ヒジンの主治医
ミン・ヒョヌ (イ・ギュハン) サムスンの元彼氏。建築設計士
チャン・チェリ (イ・ユンミ) ヒョヌの婚約者
イ料理長 (クォン・ヘヒョ) チーフ・シェフ
オ支配人 (ヨ・ウング) ボナペティの総支配人
ナ社長 (ナ・ムニ) ジノンの母。ホテル経営
キム・イヨン (イ・アヒョン) サムスンの2番目の姉
ビョン・ミジュ () ナ社長の孫

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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