私の名前はキム・サムスン

演出/キム・ユンチョル
脚本/キム・ドウ


第9話 あなたは私があげた心をおもちゃのように…


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飲み屋で飲むサムスンは父親が目の前にいる様な気がする。
そんな父親は彼女に語りかけてくる。たまらなく好きだと
いうサムスンに対してその気持ちを伝えたのかと。
姉が迎えに行くとサムスンは一緒に帰宅。途中でおしっこ休憩
している所にナ社長から電話があり、明日は出掛けるから
用意しておくようにとのこと。翌日ナ社長らが迎える来るが
そこには、オ支配人やジノン、ミジュの姿があった。
今日はジノンの兄夫婦の法事だったのである。
法事が終わった後、サムスンは店を辞めると願い出るが、ジノ
ンは困るとしてなんとか引き留めようとする。
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なんだかサムスンがひたすら悲惨で、そんな気持ちも余所に
ジノンはヒジンとイチャイチャするような展開だった。

サムスンがいつの間にか職場でも随分と存在感を表している
感じの展開だった。パティシエとしての腕もそうだが、姉御的
な存在として年下から慕われている。勿論おごりで踊りに行っ
たからだというのも有るけどね。

さて今回はやたらと排泄関係に縁がある話だった。
冒頭の立ちションならぬサムスン放尿シーンは、女30代の恥も
外聞も無さを感じさせるシーンだったが、二度目に訪れる
隣り合うトイレの個室でのやりとりは、なかなか面白かった。
サムスンの些細な仕返しといった感じなのだろうか。

今回はサムスンが失恋に傷心しているところを母親が知って
それに介入する。韓国人は子供の恋愛に親が出過ぎ。
30代で自立したような大人の演出が有るかと思えば、こういう
所で親がしゃしゃり出てくるのね。

凄い剣幕で店に乗り込むサムスンの母。
サムスン顔負けの凄さを発揮したと言うことで、サムスンは
母親似という事なんだね。

キム・サムスン (キム・ソナ) 30歳のパティシエ
ヒョン・ジノン (ヒョンビン) ボナペティを経営
ユ・ヒジン (チョン・リョウォン) ジノンの元彼女
ヘンリー・キム (ダニエル・ヘニー) ヒジンの主治医
ミン・ヒョヌ (イ・ギュハン) サムスンの元彼氏。建築設計士
チャン・チェリ (イ・ユンミ) ヒョヌの婚約者
イ・ヒョンム料理長 (クォン・ヘヒョ) チーフ・シェフ
オ支配人 (ヨ・ウング) ボナペティの総支配人
ナ社長 (ナ・ムニ) ジノンの母。ホテル経営
キム・イヨン (イ・アヒョン) サムスンの2番目の姉
ボンスク () サムスンの母親
ビョン・ミジュ () ナ社長の孫

評価:★★★★☆☆☆☆☆☆ (4.0)

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