私の名前はキム・サムスン

演出/キム・ユンチョル
脚本/キム・ドウ


第13話 彼女と別れる方法…


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ハルラ山に登頂するサムスンの後を追ってきたジノン。
新しい契約として100年間付き合うフリをしようというジノン。
今度は100億ウォン払うという。更に今度ははスキンシップも
可能という事にしようと。
今日はサムスンの誕生日だとして、チョコパイとワカメスープ
をプレゼントする。
一緒の宿舎の同じ部屋に泊まる二人。
サムスンは疲労で足がパンパン。それをジノンがマッサージ
することになる。サムスンが改名許可書を手にしていることが
分かるとジノンは破り捨ててしまう。そしてスキンシップと
称してジノンはサムスンに近づくが、今の体重よりも10kg減ら
すまで待って欲しいと告げる。
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ドラマとしてはあんまり面白くない気がするんだが、ジノンが
ヒジンに別れを告げるシーンなど、韓国ドラマではこういう形
で別れを演出したシーンを始めて見たなという気がする。
韓国人の描く恋愛って最初に恋をした事実が全てに於いて優先
されるので、このドラマもその通りならばヒジンに固執する
展開になる筈なんだけど、流石に韓国人もそんな形に飽きたの
だろうか。

確かに切ない別れだけど、"今更何よ"というヒジンのセリフには
全く説得力が無くて笑えた。それ貴方に対して言える台詞でしょ
うと思わずツッコミたくなる瞬間。

意外と冷静に今は輝いて見えるかも知れないけど、愛情なんて
色褪せるものよと告げるヒジンの姿が印象的。それを言ったら
誰にでも当てはまるんだけどね。

ヘンリーが今回は随分描かれた。
ジノンが勝負を挑む訳だが、突然殴るシーンは確かにジノンの
異常性を感じさせる。なんでいきなり殴った?
やりたいことは分からないでもないが、ヒジンを任せられる
相手かどうか確かめるという名目をもっと前面に出さないと。

ジノンの母親とかかなりいい加減な性格しているところも笑える。
ヒジンの事が改めて美人だと感じて惜しいと感じている彼女。
息子の為を思っているのかなんなのかよく分からない。

ヒョンム料理長とサムスン姉・イヨンの関係もグダグダ。
体許したからと言って勘違いするなって辺りが、今時の女性を
描いている点で韓国ドラマの倫理観ではかなり冒険している
感じは受けるが。

キム・サムスン (キム・ソナ) 30歳のパティシエ
ヒョン・ジノン (ヒョンビン) ボナペティを経営
ユ・ヒジン (チョン・リョウォン) ジノンの元彼女
ヘンリー・キム (ダニエル・ヘニー) ヒジンの主治医
ミン・ヒョヌ (イ・ギュハン) サムスンの元彼氏。建築設計士
チャン・チェリ (イ・ユンミ) ヒョヌの婚約者
イ・ヒョンム料理長 (クォン・ヘヒョ) チーフ・シェフ
オ・ヒョンスク支配人 (ヨ・ウング) ボナペティの総支配人
ナ社長 (ナ・ムニ) ジノンの母。ホテル経営
キム・イヨン (イ・アヒョン) サムスンの2番目の姉
ボンスク () サムスンの母親
ビョン・ミジュ () ナ社長の孫
キバン () 支配人のスパイ

評価:★★★★☆☆☆☆☆☆ (4.0)

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