雪の女王 The Snow Queen
(韓国、KBS 2006年)

監督:イ・ヒョンミン
脚本:キム・ウニ/ユン・ウンギョン

http://www.tv-tokyo.co.jp/snow-queen/
http://www.tbs.co.jp/hanryu-select/snowqueen/


第8話 過去からの贈り物
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ゴヌとデート中にレストランで母親と再会したボラ。家族を
捨てて逃げた母に激怒し、ゴヌとも喧嘩をして飛び出す。
ボラが向かったのはボクシングジムだった。ドックはボラが
居なくなったと聞いて、ボクシングジムに居るであろう事を
想像し急いで駆け寄ると案の定ジムの前で座っている彼女の
姿がある。

ドックはジムの中に入れて温かい飲み物を用意する。
何で何も聞かないのか?というボラの質問に、聞いたら教えて
くれるのか?という。涙するボラに対して、何か俺がしてやれる
事はないか?という。するとボラは私を兄さんの元に連れて行
ってという。死んだのはママではなく兄である事を告げ、以前
行った墓は兄のものだという。

ドックはバスで一緒に墓に行く。途中でゴヌから電話が鳴るも
電源を切ってしまう。
ゴヌはボラの家政婦の元に彼女の消息を尋ねてくるが、ドンナ
ムはドックと一緒に居ると言うことを言わずに、大学の友達の
元に居ることを告げる。
ゴヌはドックと一緒に居るのではないかとして、ボクシング
ジムで彼の帰りを待つ。

二人は墓の前に着ていた。
兄の前で母親と会ったことを報告する。一番母に会いたがって
いたの兄さんだとし、可愛そうだという。ママの事を絶対に
許さないと約束したとすると、ドックはもしかして自分だけ
母親に会うのに引け目を感じているのか?と問う。そう思って
いるのならば思い違いで、自分がボラの兄ならばお前だけでも
母親に会って欲しいと思うはずだという。お前自身も一人で
ラップランドに行こうとしていたくらい母に会いたかったのだ
ろうとするが、もう私は童話なんて読まないと告げる。

海岸で散歩する二人。
ボラにこの前の事(キスした事)、怒っているか?という。
今回は大目に見るとし、一緒に来てくれたことに感謝するボラ。
靴が波で塗れてしまうと、彼女はドックに靴を脱がせて彼に
裸足で歩くよう求める。

ジムに戻ってきたドックはスンリをその場から立ち去らせると
ゴヌに対して、ボラの兄さんの墓に行っていた事を告げる。
ゴヌは何も言わず一発殴りつける。ボクからの電話を切った時点
でこうなることは覚悟していただろう
とし、まさかボラの事を好きではないだろうな?という。ドック
は身の程をわきまえる人間だろと告げ、その場から立ち去る。
チュンシクも例えボラが兄の墓に行こうと言っても彼氏持ちの
女性なのだから断るべきだという。しかしドックはこれまでの
人生で本気で何かをしたいと思ったことはないが、ボラが苦しい
時には傍にいてあげたいと思ったという。好きになる事はダメ
なのか?と呟く。

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今回のドラマ

ドックとボラが過去に会っていた事が分かった次は、ジョン
ギュがボラの兄で有ったという事実をひたすら展開上ちらつ
かせて、ニヤミスを起こさせるような展開だった。
ドックに原因は無いけど、あの時数学オリンピックで一位が
ドックだったと知ると、ボラの父・ジャンスはどんな態度に
出るのかな。

兄の墓に行くドックとボラ

夜にバスで行く辺りがちょっと考えられないけど、場所的に
はソウルから近いのかな。
いつの間にか翌朝になってしまったけど、何処か一晩泊まった
のだろうか?

ボラは母親との関係を吐露すると、ドックからは気兼ねなく
会うべき事を告げられる。

優男・ゴヌのパンチ

なんとなくゴヌさんって争い事とか苦手そうな感じだけど、
やるときはやるって事か。
自分の気持ちが通じないからといって、ボラに対して声を
荒げる辺りは韓国人って感じかな。
元々ボラの気持ちが自分にないことは分かっていた訳だし、
そう簡単に好きになられるって事も無いのだろうけどね。

会長は思い出の別荘へ

未だに息子の事が別れられない様子。
ボラに対しては忘れる様告げているのにね。
その場でジャンスは、ジョンギュが亡くなった日の事を思い
出すが、以前にはボラ側から見たジョンギュの亡くなった日
を描いていただけに、面白い対比的なシーンとして描かれた。

ドックはサンホやジヘに会う

サンホとドックってこんなに仲が良かったのね。
未だにドックが立ち直っていない事を確認した格好だった。

ゴヌはみんなの前でボラをフィアンセと紹介

医者の同僚達との飲み会の席にボラを呼んで、そのように
紹介する。
まるで「冬のソナタ」のサンヒョク状態ですな。
しかもまたスキー場云々と言っている事から、この脚本家の
得意な展開という所なのだろうか。

優しさがウンザリ

ボラの我が儘を完全に吸収してしまうドックの優しさ。
優しくしないでというボラが恋愛に不慣れである所を垣間見た
瞬間か。
ボラがゴヌの婚約指輪を断ったことで、いい人・ゴヌさんは
ドックに対して攻撃的な態度に出ていくのだろうか?

8年前のプレゼントを渡す日

ようやく遊園地で渡そうとしていた"雪の女王"の絵本をプレ
ゼント出来た。傷心している今、もっとも効果的なプレゼント
になったのかな。

ジョンギュとボラの関係が明らかに。

随分引っ張り通したけど、ようやくボラがジョンギュの妹だと
ドックに伝わる。彼に対して済まない気持ちで一杯の彼は
ボラに対してどう接していくのだろうか?


ハン・テウン …… ヒョンビン (韓国科学高校に通う学生)
ハン・ドック …… ヒョンビン (ボクシングジムに居候)

キム・ボラ …… ソン・ユリ (会長令嬢。重症筋無力症)
ソ・ゴヌ …… イム・ジュファン (病院の医師。)
イ・スンリ …… ユ・イニョン (ボクシングジムの館長の娘。)

キム・ジャンス …… チョン・ホジン (テウォングループの会長)
ハム・ジョンギュ …… イ・ソンホ (テウンの同級生)
イ・ドンスル …… キム・ウンス (ボクシングジムの館長。)
チェ・チュンシク …… キム・テヒョン (デパート勤務。)
パク・ヨンオク …… コ・ドゥシム (テウンの母)
ホン・ジヘ …… イ・ソユン (テウンの同級生)
パク・ドンピル …… イ・チョルミン (ジムの先輩)
チョン・ウンボク …… リュ・ジェスン (ジムのボクサー)
イ・クムス …… キム・ジョングン (ジムのボクサー)

ボラの母 …… オ・ミヒ
コ・スンジャ …… チャン・ジョンヒ (家政婦)
パク・ドンナム …… チョン・ジアン (家政婦の娘)
オ室長 …… チェ・ドクムン (ジャンスの秘書)
チャン医師 …… パク・チニョン (ボラの主治医)

評価:★★★★★★★☆☆☆ (7.0)

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