雪の女王 The Snow Queen
(韓国、KBS 2006年)

監督:イ・ヒョンミン
脚本:キム・ウニ/ユン・ウンギョン

http://www.tv-tokyo.co.jp/snow-queen/
http://www.tbs.co.jp/hanryu-select/snowqueen/



第10話 悲しい嘘
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ボラはボクシングジムに行くと、ドックに対して貴方のことが
好きだという。ドックが背を向けるとボラは彼に抱きつき、
私のカイは貴方だとして、"雪の女王"を引用する。
そこにスンリとチュンシクが戻ってきたため、ボラは慌てる。
告白に来たわけではないけど、好きだという気持ちに嘘はない
とドックに告げ、慌てて外に飛び出していく。
スンリは何で慌てて帰ったのか?と問うと、まさか好きだと告白
しにきたのか?と問う。ドックがそれを否定しなかったために、
スンリは嫌みな口調で、これで晴れて両思いとしてつきあえる
じゃないのと告げる。
ボラは何であんなことを言ってしまったのだろうと後悔する。

ドックはボラの父・ジャンスや母・ヨンオクから言われた言葉
を思い出す。誰もがドックとボラの関係を望んでいないこと。
何よりもボラの兄・ジュンギュを殺害した責任の一端が自分に
有ると分かれば傷つくのはボラだと考える。

ドンナムは最近ボラの様子が可笑しいことを指摘すると、ボラ
は彼女にドックに好きだと告白したことを告げる。最近ゴヌと
別れたばかりなのに・・・と呟く。

翌日ドックはボラと会う。昨日のことを考えたとし、ボラは
俺のことを兄の様だと言ったことを指摘し、それは好きという
気持ちとは違うことを告げ、あくまで錯覚した感情だと告げる。
好きという言葉は本当に好きな人にしか使ってはいけないとし
安売りするなと告げる。そして昨日のことは聞かなかったこと
にすると、貴方と会っている現在気楽に逢えている訳ではなく
落ち着いてなんか居られないとし、貴方が好きなだけだという。
しかしドックは信じないとし、これからジムに尋ねてくるのも
辞めて欲しいと告げる。

ドックは母の元へといくと、母は昨日はどうして突然飛び出して
行ったのか尋ねる。ドックはあの子がボクのことを好きだと
言ったとし、どうすれば良いのか?と告げる。

ジムに戻るドック。するとスンリが待っていた。
チェンシクに酒を奢ってもらったという彼女は軽く酔っていた。
スンリは昨日嫌な口を叩いたことを謝罪し、大人げなかったと
いう。ドックには幸せになって欲しいと告げる。ドックと初めて
会ったときから、とても悲しそうで影を持っていたとし、ボラ
がそんなドックの心を暖かい気持ちにしてくれるのならば満足
だと告げる。ドックはそう言ってもらえると嬉しいが、ボラ
とはつきあえないと語る。会っていればボラが傷つくと語る。
これから旅に出るので、戻ってきたら昔のように仲良くやろう
とスンリに語る。

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ドックはボラがジョンギュの妹だと知る

ばれたら傷つくとして、付き合いを一切辞めようとするけど、
その行為自体が既に傷ついている訳だし、なんだかドックは
無駄な努力をしているなと思う。そしてそんな態度が身勝手に
思える所が実に鼻につく。
如何にも不幸そうな顔をして冷たい態度を取り、自分も傷ついて
いますというところが、何だか嫌ったらしく写る。

旅に出るドック

旅という事の程でもないところが泣ける。
単にジョンギュの墓参りに行っただけじゃんって気がするけど
TBS放送バージョンだと旅行シーンがカットされていたりする
のかな。

スンリは目の前の現実を知り辛く当たる

まぁ仕方がないけど、元々スンリには可能性は無かったわけで
この辺は我慢していくしかない。
ただドックがボラとはつきあえないと言っていることから、
仄かな可能性に期待している部分はあるのかな?

突然ボクシングモード

練習していた素振りもあんまり無かったけど、忘れた頃にボク
シングモード。しかも新人戦との事。
世の中そんなに甘くないぞと言いたい所だけど、BEST4で負ける
のかな?
先輩ボクサーのドンピルが、頭蓋骨骨折の後遺症が出ている
みたいなので、戦ってドンピルを再起不能にしてしまうのかな
と予想していたのだが・・・

ゴヌはドックの事を気にする

何故ドックが高校を中退したのか。
詮索するところは、なんだか色男ゴヌの小さい一面を見るみたい
で嫌な感じだけど、ジヘが何時ボロを出すかが問題だね。

ボラは、ドックの母の元へ

どうしてもドックが突然態度を変えた事に違和感を覚える彼女。
ドックの母にも口添えしてもらおうとしたのか、食事を食べに
いくも、身分の違いによって逆に断られてしまう。
ヨンオクにしてみれば、折角ドックと関係が正常化してきた
のに再び落ちていく彼を見ていられないのだろうね。

両水里の別荘

ボラは父・ジャンスと一緒にそこに行くことになる。
そこで音楽を流していたので、その流れからドックとジョンギュ
の関係が発覚していくのかに思えた。
まぁいずれそのヒントとして音楽が使われることがあるのかも
しれないけどね。


ハン・テウン …… ヒョンビン (韓国科学高校に通う学生)
ハン・ドック …… ヒョンビン (ボクシングジムに居候)

キム・ボラ …… ソン・ユリ (会長令嬢。重症筋無力症)
ソ・ゴヌ …… イム・ジュファン (病院の医師。)
イ・スンリ …… ユ・イニョン (ボクシングジムの館長の娘。)

キム・ジャンス …… チョン・ホジン (テウォングループの会長)
ハム・ジョンギュ …… イ・ソンホ (テウンの同級生)
イ・ドンスル …… キム・ウンス (ボクシングジムの館長。)
チェ・チュンシク …… キム・テヒョン (デパート勤務。)
パク・ヨンオク …… コ・ドゥシム (テウンの母)
ホン・ジヘ …… イ・ソユン (テウンの同級生)
パク・ドンピル …… イ・チョルミン (ジムの先輩)
チョン・ウンボク …… リュ・ジェスン (ジムのボクサー)
イ・クムス …… キム・ジョングン (ジムのボクサー)

ボラの母 …… オ・ミヒ
コ・スンジャ …… チャン・ジョンヒ (家政婦)
パク・ドンナム …… チョン・ジアン (家政婦の娘)
オ室長 …… チェ・ドクムン (ジャンスの秘書)
チャン医師 …… パク・チニョン (ボラの主治医)


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