雪の女王 The Snow Queen
(韓国、KBS 2006年)

監督:イ・ヒョンミン
脚本:キム・ウニ/ユン・ウンギョン

http://www.tv-tokyo.co.jp/snow-queen/
http://www.tbs.co.jp/hanryu-select/snowqueen/



第12話 あかされた正体
--------------------------------------------------------
ゴヌはドックに会いに行く。
ゴヌはドックがテウンと同一人物であることを知り、彼に対し
てボラに隠し通せると思っているのか?と問う。ボラはテウン
の事を知りたがっているとすると、ドックは彼女が傷つかない
様に協力して欲しいと頼む。

一方ボラは父・ジャンスからジョンギュはテウンのせいで死ん
だ事を聞かされ、二度と会おうとは思うなと告げられる。

ジヘは先輩からゴヌが先日科学高に行ってきたことを聞かされ、
彼はボラのプレゼントの為に人捜しをしている事を聞かされる。

ドックはジヘから電話を受けて彼女が勤める神経科のオフィス
へと足を運ぶ中、一歩先にボラが彼女の元を訪れていた。
ジヘは急いで現在ボラがここに来ている事を告げる。
ボラはジヘからテウンの事を尋ねると、確かにジョンギュの死
には初めてジョンギュが味わった敗北が発端となっている事か
らテウンに関わりがあることは否定できないが、誰がいけない
のかと問われればテウンではないと告げる。彼は被害者で有り
自分を責めながら8年間過ごしてきた事を告げる。
ボラがジヘの元を立ち去るのを見てからドックはジヘに会う。
ボラは彼女のオフィスに携帯電話を忘れた事を知り、取りに
戻るとジヘがドックの事をテウンと声を掛けているのを見てし
まう。

ドックの母・ヨンオクは彼に会いにジムにやってくる。
そこに居たのはチュンシクで、彼女がドックの母親だと聞いて
自らドックの親友だと告げる。ドックの部屋に昔の写真が有る
のを見て、彼女はその男性は科学高校の友達である事を告げる
が、母は思わず話しすぎたことを後悔する。ドックは優秀校
に通っていたのか?とするが、母は一年で退学したことを告げ
卒業していないので意味はないという。チュンシクはドッグに
韓国大の友達が居ることを納得する。

ドックは図書館で勉強した後、ジムほ帰宅する。
するとチュンシクが待っていた。彼はプレゼントした参考書を
持ち帰ろうとし、母から科学高の事を聞いたと告げる。俺と
同じレベルに扱って悪かったなと告げる。
チュンシクはドックに何故お前と仲良くなったのかを語り始める。
中退だと知って気構えする事無くつきあえると思ったからだと
いう。それが科学高だと知って嫉妬が生まれた事を話す。
ドックはいつか全てのことを聞かせるとし、現在はまだ決着が
付いていないと話す。

翌日ボラはドックに電話すると、科学高に来て欲しいと頼まれる。

--------------------------------------------------------

ついにドックの正体がボラに発覚する。

ここ数話の展開は、正直面白くなかったけど、ドックの自虐ネタ
が過ぎた事でまた少し面白くなってきた。

ジヘのオフィスでドックの正体がばれるという展開が用意された
が、一度はニアミスを起こさせて、無事にやり過ごした後に
発覚してしまうというパターンが定石ながらも上手く興味を
惹き付けている。

ドックの正体が発覚した事での影響

ボラが影響を受けるのは分かるけど、まさかチュンシクが違和感
を覚えていくとは思わなかった。まさに伏兵。

人間の持つ劣等感みたいなものや、格差社会の持つ韓国社会の
歪みみたいなものが有るんだろうな。

学歴云々よりも、親友から話を聞けないことのもどかしさが有る
んだろうけど。

ボラはドックを科学高に連れて行く

ドックの正体を知ってしまった彼女は、彼の口から自分の正体
を話すよう上手くし向けた感じの展開だった。
まぁ自分から話しても良かったのだろうけど、そうなるとドック
がまた気にするとか思ったのだろうか。

本人たちには難しい決断かも知れない知れないけど、今まで
辛く当たって傷付け有ってる所を考えれば、告白して一瞬で
気持ちが晴れる展開がばからしく思えないだろうか。

大学の論文を発表するドック

それを目にしてしまうチュンシク。
ドックに非難すべき事は有るけれど、それを目にしただけで
疎外感を感じるチャンシクにも問題はありか。

ジャンスもドックの事を知る

彼がテウンである事を酔ったチュンシクから聞いてしまう。
これからどんな態度に出ていくのだろうか。
ジャンスも現在のテウンの状況を知りたがっていた部分もある
し、今のドックを見てどう感じるのか。

ハン・テウン …… ヒョンビン (韓国科学高校に通う学生)
ハン・ドック …… ヒョンビン (ボクシングジムに居候)

キム・ボラ …… ソン・ユリ (会長令嬢。重症筋無力症)
ソ・ゴヌ …… イム・ジュファン (病院の医師。)
イ・スンリ …… ユ・イニョン (ボクシングジムの館長の娘。)

キム・ジャンス …… チョン・ホジン (テウォングループの会長)
ハム・ジョンギュ …… イ・ソンホ (テウンの同級生)
イ・ドンスル …… キム・ウンス (ボクシングジムの館長。)
チェ・チュンシク …… キム・テヒョン (デパート勤務。)
パク・ヨンオク …… コ・ドゥシム (テウンの母)
ホン・ジヘ …… イ・ソユン (テウンの同級生)
パク・ドンピル …… イ・チョルミン (ジムの先輩)
チョン・ウンボク …… リュ・ジェスン (ジムのボクサー)
イ・クムス …… キム・ジョングン (ジムのボクサー)

ボラの母 …… オ・ミヒ
コ・スンジャ …… チャン・ジョンヒ (家政婦)
パク・ドンナム …… チョン・ジアン (家政婦の娘)
オ室長 …… チェ・ドクムン (ジャンスの秘書)
チャン医師 …… パク・チニョン (ボラの主治医)

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

inserted by FC2 system