爆弾や火器類の犯罪等を扱う政府組織ATFの活躍を描いた映画。

アメリカTV用に製作されたTV映画。

映画の流れとしては、武力よる強行派路線での解決に失敗した事を教訓
に、話し合いによる和解の道を模索していくような内容だが、実際は
FBIとは違うATFという組織の紹介VTRのような映画。

犯罪がこのような生易しい解決では収まらないからこそ、強行派路線が
存在するという現実が有るにも関わらず、和解による解決に全てを見出
そうとしているようにも感じてしまうΣ(・o・;)

キャシー・ベイカーが心の中で葛藤する姿を見せるも、その間にエイミ
ー・ブレネマン演じるATFエージェントが無鉄砲で身勝手なまでに、
危険なミッションを独断でこなしていく面がなんとも腑に落ちない。

現場と指揮官の対立する中から指揮官であるキャシー・ベイカーの心の
葛藤に解法のヒントを示唆していくような内容こそ望まれる形だと
思う( ´△｀)

イラクに強行派で侵攻する現在のアメリカ政府にこそ見せるべき映画なの
かも知れない(´−｀;)


出演：
キャシー・ベイカー.............ATF長官。
エイミー・ブレネマン...........ATFエージェント。
マイケル・オニール.............ATFエージェント
キース・デヴィッド.............FBI
ジャスティン・ウィリアムズ.....エイミーの兄。殉死
フィリス・アップルゲイト
ヴィンセント・エンゲル.........ATF。エイミーの恋人。
マーク・ブーンJr...............民兵組織。無理矢理協力させられる
ウィリアム・リチャート.........民兵組織のリーダー
サラ・トリガー.................ウィリアムに助けられた女性
ジョン・フィルビン
シーン・ブリッジャー...........爆弾犯
ジョン・ビースリー.............キャシーの上司。爆死する。