バイオハザード (2001年)
Resident Evil

監督/ポール・アンダーソン

CAPCOMの有名なゲームからの映画化。
私はゲームの方はやったことがないのですが、昔このゲームのプロモを
ゾンビシリーズを監督したジョージ・A・ロメロが特別監修しているという
事を聞いて、友人に見せて貰った記憶があります。
今なら二束三文の値段で売っていると思うので買ってこようかな(*´○`)o

映画は基本的に101分の作品なので、それ程カットしなくても放映できると
思いますが、なんだかシナリオの繋ぎ方がかなり不自然でした。
オリジナルがどうなのか気になるところです。

個人的に映画には2つの見所が有りました。
しかしこの見所のピークがシナリオとしての主流にではなく、他の所に有った
ように思う。
一つは恐怖の演出が、アンデッド系のモンスターに有るのではなく、挙動不審
のマザーコンピュータに有ったこと。
そしてシナリオとしての絶頂期が、エンディングに向けて演出されたものでは
なく、記憶喪失に陥った主人公のぶつ切りになった記憶が一本化するところに
有った。

これらが提示された後、映画としてのシナリオに求心力に無く、引きつける
要素が欠落していたようにも感じる。

この映画、かつてアメリカで人気の格闘ゲーム、「モータル・コンバット」を
映画化したポール・アンダーソンの作品ですが、モータル・コンバットの時と
同様に主人公らに圧倒的な魅力が不足している。特にミラ・ジョヴォヴィッチ
を除いては映画の中の存在感が薄く個性が感じられなかった。

"ナイト・オブ・ザ・リビングデッド"と同様に身内とも言える人がアンデッドと
化して襲ってくる場面でも変に後腐れが無く感じるのは、生前の描写に深い
思い入れが足りなかった為でしょう( ´△`)


ミラ・ジョヴォヴィッチ......主人公
ミシェル・ロドリゲス.......メカに強い女性。
エリック・メビウス.........転属してきた刑事
ジェームズ・ピュアフォイ...ミラと偽装結婚していた
マーティン・クルーズ.......キャプラン。
コリン・サーモン...........リーダーっぽい人

inserted by FC2 system