TV用に製作された映画。

"チャイナレイク"。
実在する地名なのかと思いアメリカYAHOOで調べてみると、
しっかり存在している d(ﾟーﾟ*)
http://maps.yahoo.com/

メキシコ国境の話が出ていたので、大体の位置は予想していたが、
ロサンゼルスのすぐ上、近くに海軍の実験施設が有るようだ。

映画は過去5年間に渡る、チャイナレイクでの連続殺人事件。
調べていく内に、一人の病んだ警察官の休暇時期に合わせて
事件が起こっている事が判明する。

この映画の特徴は、犯人の姿を予め視聴者にも分かるように映し
だし、決して"犯人探し"の内容では無いこと。
犯人とそれを捜査する警察官は 成り行き上、密接な関係にあり、
共に精神的・肉体的な負担を背負っている"警察官"であるということだ。

絵としてはかなり地味な部類で、これと言った特徴はない(・o・;)

映画の面白さは、犯人が特定されても、それを断定づけられる証拠の
無いもどかしさと同時に、身内にも牙をむく、隣接した位置に存在する
犯人の猟奇性をスリリングな展開で捉えていることだ。

本来これに加えて、追いかける保安官側の中にも潜む、犯人との
共通した意識と猟奇性が発揮されなければならないが、描写が不足
していたようにも思う。

しかしトム・スケリット、マイケル・パークス共に、なかなかのハマ
り役だった(´▽｀)